RE_PRAY を、観て、の お話 | 木の実の日記帳 〜木と花と実のこよみ〜

木の実の日記帳 〜木と花と実のこよみ〜

日々のこと、好きなこと、もの、いろいろな日常を、日記のように、綴りたいです。

フィギュアスケート、スポーツ、映画、ドラマ、本、絵本、漫画、などなど…

毎日のできごと、思うこと、書きたいものたち、そのままに!

よろしくお願いします。


ブログの書き方はこれで良かったかな…?

このところずいぶんと間が開いてしまうので、すぐ、わからなくなってしまいます。

そして、また、

いきなり書き出します、木の実〜このみ です。


羽生結弦選手の、アイスストーリー、

「RE_PRAY」

を、観にいって来ることができました



RE_PRAY、それは、みるたびに、新たな発見、気づきがある、アイスストーリー、でした!


初めて観た時、私は、羽生くんをゲームの世界に閉じ込めてしまったような、そのなかで、もがいていて、出たいと、もがいているような、印象を受けました。

閉じ込めたのは、私たち。

でも、羽生くんはあくまで、ゲームのなかの主人公で、だけどやっぱり、何かと、闘っていて、もがいています。


幸運にもPE_PRAY埼玉公演と、佐賀公演とに行くことができました。初めてのひとり遠征と、初めての九州の旅。

プロローグも、東京ドームGIFTも落選祭り。
ここまで私の行動力が発揮されたのは、どうしても、羽生くんのアイスストーリーがみたい、会場、現地でみてみたい、まだ見たことのない景色、はじめての九州へ行ってみたい、そんな夢が重なってのことでした。


羽生くんご本人、見る私たちの気持ちや想いだったりで、その時々の感動や、いろんな場面場面に、心動かされる、アイスストーリー、RE_PRAY


最初に観ることができたのは、埼玉の2日目、ひとり観戦、4階席でした。

最後の最後に、ようやく手にできた、おそらく、解放して下さった、注釈付きのお席です。



前日公演の様子などは、何もほぼ情報を入れないで、ドキドキ埼玉へむかいました。



知識も学びも追いついていないけど、羽生くんのスピン大好きな者としては、
圧倒された、MEGALOVANIA!
はじめは、氷の音、羽生くんの奏でるスケートのエッジの音、無音の音楽からはじまり…次第に動きも大きくなっていって、両腕を振りがざして、まるで太鼓をたたくような和の雰囲気も感じ、野村萬斎さんの言葉を思い出し、羽生くんは、この振りだったり、この演技に意味を持たせ、表現しているんだろう、と、思いました。
それから繰り広げられる、何というか、渦に飲み込まれて行く感じ
映像、豪華なプロジェクションマッピング、音響、と、羽生くんの、怖いくらい、美しい、目の回るようなスピンの数々、その様が相まって、
上からの視線だからこそ味わえる、極上のプラグラム


お衣装も勇者みたい
大好きなプログラムになりました

鶏と蛇と豚、
演目が始まる前、流れる命を手にするか、という問い、生命を喰らい、命をいただく、そして生きる、そこにあるのは犠牲?
様々な犠牲のうえに自分は生きる


視点は変わりますが、羽生くんが好きな、

backnumberさんの、水平線、という歌にもあったけど、


「水平線が光る朝に

あなたの希望が崩れ落ちて

風に飛ばされる欠片に

誰かが綺麗と呟いてる

悲しい声で歌いながら

いつしか海に流れ着いて 光って

あなたはそれを見るでしょう」

(※歌詞の一部分です)


ちょっと、ぜんぜん、違うかもだけど、違うけど、この歌を、少し、思い出しました。

そしてまた勝手ながら思ったのは、

誰かは希望に崩れて、でもそんなカケラを見て、もしかしたら何気なくキレイと呟いたり、力をもらっている人もいる、

流れ着く海は、たくさんの犠牲もあった海、

羽生くんの表現していた水も、生命の根源だけれど、多くの水がたくさんの生命を奪いもしました

そしてまた生まれてくる命

赤い直線は、この世と、あの世とを、つなぐ道のようです。


または、三途の川のような…?

わたしが個人的に大好きな銀河鉄道の夜で、

天の川、この世とあの世の境い目のような感じ


羽生くんの流した涙、生きる苦しみ、もがきとか、幸せへ向かう様、すべてのうちの、私たちはそのカケラをみせてもらいながら、例えばのその演技に、スケートに、表現に、美しいとか、カッコいいとか、でもやっぱり確かにそれぞれに何かを受け取り、月並みだけど感動して、それこそキレイと呟いたり…
羽生くんの涙は、キレイなんですよね

羽生くんがとっても辛いときでも、その瞳を見て、つい、綺麗だなあ…なんて、呟いてしまいます


私の勝手な思いです。



破滅への使者、
破壊したいもの、越えるべき壁、は、ありますか、YES、固い決意、


佐賀公演は、初日に参戦しました!

そのときの演技は、確かに、特に、プロになってからは初めてというくらいに、ボロボロ…?

転んだり失敗したりのところをあげればそう見えるんだけれど、それでも起き上がって、闘い向かって行く、戦士のように見えました

ここでも闘う、もがく姿に重なりました

繰り返し公演を重ねるにつれて…

圧倒的にみえる日もあれば、何度も何度も立ち向かって行く姿にもみえます。

まさに、限界に挑む

立ちはだかる壁。

そして、最後には、clear、勝利、

圧倒的に勝利しました。

そこでセーブデータが壊れているのだけれど、あせる

私の記憶違い、勘違いだと思うんですけれど、いつの日かの公演で、

セーブ中、セーブ中、と、なったまま、一部終了、休憩に入ったことはありませんでしたか…?

毎回いろいろ演出も変わるので、私の記憶も吹っ飛んだかもしれません。

トロッコ問題も、イエス、ノーの選択により変わるので、私が観た、埼玉公演の2日目、何も知らない私は、隣の方が、

選択が変わった!と、小さく声を上げて、

阿修羅ちゃんが出て来てすごい歓声、私もビックリ!でした



いつものようにいろいろ前後していきますがあせる


横浜公演の千穐楽は、実家のCS放送で見ました


正直、埼玉や佐賀公演では、なんとなく、ところどころ、元気がないような、顔色もあんまり良くないような、埼玉のときには、家に帰ってから録画を見て、あー、このとき、笑ってたんだなあ、笑顔で良かったな、なんて、思ったりもしていたのでした


心配したり喜んだり悲しんだり嬉しかったり、幸せ感じたり

ファンはとっても勝手だけど、

どんなときでも羽生結弦のアイスストーリーにいつの間にかどっぷりと惹き込まれて、あれこれ考察したり、技術芸術に感涙の嵐だったり、

とにかくとにかくいつも思うのは、

羽生くんの心身と、頭のなかはいったいどんな構造になっているんだろう?!と、いうことです。


箇条書きにつらつら書いていたものを、ひたすらにつなげてつづっていますが、自分でも、

ちょっと何言っているのかわからない、状態になって来ましたあせるあせるあせる


私はスターズオンアイスのときの阿修羅ちゃんが実はとても大好きなのですが、

横浜楽日の阿修羅ちゃんは凄かったですね!

ゾーンみたいな、その世界に入っていってしまった、阿修羅ちゃんにみえました。

羽生くんのスケートの凄いところは、自分のみならず、観客、私たちのことも、ゾーンの世界に連れていってくれるところ


横浜公演千穐楽は本当に凄すぎて、画面越しにでも、その気迫とか決意みたいなものが伝わって来ました。


鶏と蛇と豚の表現がものすごく深く

MEGALOVANIAの多彩なスピン

破滅への使者、ジャンプの高さが半端ない

執念と決意がみなぎっていました。


それからそれから、あの夏へ

こんなに、神々しく儚いような、でも力強い、

「羽生結弦」の代名詞のようなプログラム

千と千尋の神隠しのなかで、名前を思い出した、ハク様のように、

私の名前は結弦、「羽生結弦」!と、言っているかのよう

「羽生結弦!」なのか、羽生結弦!なのか…

そのとき、どきかもしれません。

ハク様は、川の神様で

ここにも、水が流れています。

いつかは、千尋を飲み込もうとした水、千尋を助けてくれた、水


お衣装は、初めて見たときには、仙台の、七夕の吹き流しのよう、と、思いました。

仙台、七夕、天の川、水、星、祈り、願い

私の受けたイメージ


美しいスパイラル、それから真ん中での、あの、くるくるスピンは、なんという名のスピンなのでしょう…?

美しくて涙…



涙といえば、埼玉公演でも、最後、周りの方々といっしょに、泣いていました。

佐賀公演では、母が隣にいたので、見られたくなくて、こっそり泣きました。

今でも、あのエンドロールと、清塚さんのロンドカプリチオーソが流れると、涙してしまいます。


ゲームファンの方々の、解説や考察とか、感想、感じたこと、などなど、たくさん目にすることができて、

見たり読ませていただいたりして、何というか、感嘆、感激、皆さん熱くて、新しい世界に足を踏み入れた感じです。

おお〜とか、そうなのか〜など、皆さん、表現が素晴らしくて、

羽生くんのスケートにしてもそうだけれど、

私の言葉では追いつかないです。


音楽、歌、ダンス、踊り、舞い、物語、

羽生くんのスケートから、私たちの世界がいつも広がって行きます。

皆さんも同じと思いますが…これからも、ぜひ、羽生くんには、好きなもの、興味あること、いろんな扉を開いて、私たちにたくさんの世界を魅せて欲しいと、欲張りになります。



私たちはとっても贅沢もの


その一方で、この現実の世界で、永遠ではないこと、このとき、この時を、せいいっぱい、生きる、生きて行くこと、そんなメッセージを、心いっぱいに、受け取りました。

たくさんの方への、私たちへの、たくさんのありがとう、という言葉たちも、しっかりと受け止めて、いただくことができました。

いつものように、その場に来たくとも来れない人々への感謝も


どうか、そんな、羽生くんや、ご家族や、親友さんや…大切な方たち、応援する私たちにとっても、少しでも幸せな、ささやかな穏やかな時間がありますように

頑張るときに、がんばることができますように

ゆっくり休めますように

いっぱい夢みれますように


ここまで書いて、いつか終わる夢も、レクイエムも、大好きなhope&legacyも、SEIMEIも!何も書けていないことに気づきます…

そういえば、フィンランドの、ワールドでのhope&legacyのとき、羽生くんは、ゾーンに入って、まるで、水にとぷんと浸かっているような…と、お話していました。

ゾーンに入っている時は、呼吸も忘れているくらい、と、話していたことも。


今回RE_PRAYでの、激流に飲まれている流されている様子は、とても苦しそう

息をする、できない、やめる、

最後の最後に、流れるいのちを手にせずに、そのまま流れ出て来た世界は、途中で水に沈んで行くようにみえるけれど、呼吸はどうだったんだろう、と、ふと、思いました。

今、息をすることが、苦しくないといいなあ、と、思いました。

川の神様になって、呼吸が楽だといいな


最後の最後に、羽生くん、いわゆるゲームのなかの主人公は、やっとゲームの世界から抜け出て、生まれ直したのか助け出されたのか…

やっと、自由になったように思えました。

でも、自由を手に入れるけれど、この自由は、また、切ないです

幸せな雨と、暗闇のなかの、自由

だけど、その暗闇のなかに、きっと何か、見い出したのですよね、きっと


それが、最後のほうの、ことばにつながる、

メッセージ


ほんとうにやめなければ、明日はやってくる

生きていこう

それはとっても自然に身をまかせた流れのようです。

抗うことも、無理に進めようとすることもない、生まれて、生きて行く

でも、春よ、来い、のように、願いや祈りはいつもそこにあります。



もうこれ以上はうまくつづれないので、そろそろ、この辺りで、

今回は終わりです。

そして、

ポストで呟かれている、皆さんの感想や、RE_PRAYのここが好き、のところ、を、巡ることが楽しすぎてキラキラ


これからも、繰り返し、たくさん、観たいです

それから、祈ります










飛行機はANAさんで








佐賀公演は、また、違う角度から観ることが出来ましたキラキラ

花火やランタンが綺麗でした。

羽生くんの瞬間移動もよく見えましたドクロ目







とっても贅沢すぎるほどの旅でした。


とっても書ききれないので、私の旅のお話は、また、次のときにしようと思います。

いつになるか、わからないけれど…あせる

良かったら、久しぶりにブログの旅のお話、

寄り道していって下さいコスモス



それでは、私の個人的な、RE_PRAYをみて、のお話で、しかも、記憶の限りを書きつづったような感じで、記憶違いも、いろんなこと、多々、あるかと思いますが、

最後までお読みくださり、ありがとうございました!




木の実〜このみ