● 五月病の予防に絶大な効果がある食材とは?
背骨の歪みを調整し身体とエネルギーで健康になる
身体と気の健康トレーナーの内藤です。
今日もご訪問くださりありがとうございます。
ゴールデンウィークも終わりましたね。。
ゴールデンウィークが終わると増えるのが「五月病」といわれている心の病です。
新社会人だけではなく、連休中に弛みすぎてしまい元の緊張状態に戻るのがしんどくなってしまった状態をいいます。
しかし朗報があります。
最近の研究では、食べ物によって五月病を予防できることがわかりました。
消費者庁が平成24年4月に発表した「食品の機能性評価モデル事業」の報告書には、食べ物の中にこのような精神的な疾患状態を改善させる作用が示唆されたという結果報告が見られます。
効果があるといわれる食品とは、
いわし
さば
などの青魚といわれている食材です。
これらに含まれる「EPA」という成分が、五月病予防に効果があるのでは、と言われています。
EPAは、健康な生活を送るために必要な「必須脂肪酸」のひとつであり、「n-3系多価不飽和脂肪酸」(n-3系脂肪酸)に分類され、特に青魚に多く含まれています。
ちなみに人間は、この「多価不飽和脂肪酸」を体内で合成することができないため、食物などから摂取する必要があり、このような脂肪酸を「必須脂肪酸」と呼びます。
先ほどの「食品の機能性評価モデル事業」の報告書では、「EPAは、何らかの理由によってシナプス間隙のセロトニンの濃度を上昇させることにより、症状を改善させる事が推定されている」と記されています。
一般的に五月病になる要因は、脳内のセロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の動きが鈍化することにあると考えられています。
つまりEPAには、そのセロトニンの動きを活発化させる作用があると推測されているので、五月病の状態を軽減することが期待できるわけです。
また、厚生労働省では、EPA・DHAを合わせて1日1g以上、摂取するようにすすめています。
ホイル焼き、グラタン、煮魚など、脂肪分を逃がさない調理法が効果的とのことです。
ツナ缶やさばの水煮缶ならば、手軽にEPAが摂取できますね。
ちょっと時間があれば、さばのみそ煮の缶詰にしいたけやしめじ、えのきだけなどをプラスしてホイル焼きにしたり、いわしのかば焼きを乗せた丼にしたりすると、簡単に青魚を取り入れることができます。
缶詰なら、忙しいときにも手軽に青魚を食べられるので便利です。
栄養価も豊富なので、積極的に食べれば、五月病の予防効果が期待できそうです。
いわしやさばなどの青魚を食べて連休後は元気に過ごしてまいりましょう。
今日も最後までお読みくださりありがとうございます。