『人は見た目が9割』 という本が何年か前にベストセラーになりましたが、その中で、姿・形を司る「姿勢」が相手に与える印象も更に重要な要素だ書かれています。
- 人は見た目が9割 (新潮新書)/新潮社
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姿勢が悪いと、これだけで相手に良い印象を与えません。
就活でも大きな要素となるのですが、そこまで意識している学生も少ないようです。
そこで、
第一印象が良くなり、エネルギーに満ちた姿勢を作るためには
どのようにしたらいいのか?
その方法をお伝えしたいと思います。
1 顔はしっかりと正面を向けて、顎を上げすぎも、下げすぎもしない状態をキープします。
頭のてっぺん百会が、天井から糸で引っ張られる感じで、レントゲンを撮る時に顎を乗せますが、顎を乗せて下に押し付けると自然と頭頂の部分が上に伸びていく感じです。
2 肛門の部分は引力で、地球の中心部分に引っ張られます。
上下で引っ張られている状態になります。
3 背骨を意識して背筋をピンと伸ばします。指先から肩までの力を抜いて脱力します。
4 お尻・肛門をキュっと閉めます。
5 身体の重心を下丹田(お臍から指3本分下)に持ってきます。
6 足幅のスタンスは肩幅程度に保ちます。
7 身体を前後、左右にちょっとだけ揺すってみて、ぴったりと落ち着くところで、再度、下丹田に
重心を落とします。
8 横から見たら、耳、肩、腰、外くるぶしが一直線になるようにします。
9 自分の体の中のセンター・中心軸を意識します。
歩きながらもキープできるように、頭の上に本を置きながら練習をすると上達が早まります。
この姿勢をマスターしていると、上半身に余計な力が入らず、肩の力が抜けてゆったりと姿勢になります。
そして、下半身にはエネルギーがみなぎった上虚下実の状態となります。
この状態で、呼吸の入り具合を感じてみるとると、お腹の奥まで息が入ることが実感できると思います。
この姿勢を自然とキープできるようになると肩こりなんかも吹き飛んでしまいます。
このような状態をキープしたまま、歩いてみたり、仕事をしてみたり、人と会って話をしてみると、不思議と楽に、そして、思っていたこともすべて上手くいくことに気づくと思います。
様々なシチュエーションで使うことが出来ます。
姿勢が決まって、重心が下丹田におさまっていると、普段よりエネルギーが満ちた状態になっています。
そのエネルギーが満ちた状態が相手に好印象を与えています。
様々なシチュエーションで使うことが出来ますので試してみて下さい。
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