そういえば、おじいちゃんも、おかあさんもがんで亡くなった。
もしかして、がんの家系なのかもしれない。
そんなふうに思う方も多いかもしれません。
がんは遺伝が影響するものでしょうか?
それとも生活習慣が影響するのでしょうか?
遺伝との関係では、デンマーク、フィンランド、スウェーデンの3か国、4万5千組の双子に対する有名な研究があります。
この研究で、統計学的に遺伝の関与が示されたがんは3つで、前立腺がん42%、大腸がん35%、乳がん27%でした。
現在では、がんの発症は、遺伝よりも生活習慣の要因のほうが、影響が大きいと考えられています。
そして、その要因の約半数は、
タバコ
塩分の摂りすぎ(1日10g以上)
肝炎ウィルスの感染
医療用レントゲン撮影
肥満
過度のアルコール摂取
以上の6つのいずれかによるものであることが証明されています。
ただし、どの要因も、特定のがんの原因になっているわけではなく、複合的にかかわっているようです。
このほか、子宮頸がん、成人T細胞白血病は、ウィルスが原因で発症するといわれています。
また、がんの予防については、
野菜・果物を十分に摂る
適度の運動を毎日する
2つの習慣を取り入れることで、3分の1は防げる
ことも、大規模な追跡調査からわかってきています。
やはり、日々の生活習慣がとても大切だということがおわかりだと思います。
原因と結果の法則が健康にも当てはまります。
健康という結果を求めるのであれば、原因という種まきをしておきましょう。
それが毎日の健康習慣です。
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