海水浴に出かけて、炎天下の中、1日中肌を炎天下にさらし、その時は気づいていなくても家に帰ったら真っ赤に焼けていたという経験は誰にでもあるかと思います。
実際に、日焼けは炎症そのものというよりは、紫外線によるやけどと同じことなのです。
子供の場合は、特に気をつけていただきたいのは、全身の日焼けによって、発熱や脱水症状を起こすことも少なくありません。
日焼けには大きく2種類あります。
サンバーン
紫外線に当たった直後には何の変化もないのに、2~6時間後に皮膚が赤くなり、その後6~8時間の間に痛みが最もひどくなります。
サンタン
紫外線に当たった後、24時間~72時間の間に色素の沈着が進みます。
日焼けがひどい場合は、3~8日後に、皮膚がむけ始めます。
サンタンでは、紫外線UVAがメラニン色素の生成を促します。
紫外線を浴びてから、しばらく後で皮膚が浅黒く変色するのはこのためです。
紫外線は、UVA(長波長紫外線)、UVB(中波長紫外線)、UVC(短波長紫外線)の3つに分けられ、シミやシワの原因にもなりますが、もっとも怖いのは、遺伝子に作用し皮膚がんを引き起こすことだといわれています。
これからの季節は1年のうちで最も紫外線が強くなる時期です。
ファッションだけではなく、健康においても紫外線の当たりすぎには気をつけたいものです。
日焼け止めなどを塗って、楽しく野外で過ごすことにしましょう。
そして、ビタミンCやEを普段よりも多く摂ることを心がけましょう。
● 気功アカデミー練習予定
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