先日、
Khronos/The Salone Mentoring 第2回セミナー
「再創造としての臨場感の更新」が無事に終了しました。
ご参加くださった皆さま、
本当にありがとうございました。
今回も、かなりの情報量を扱いながらも、
一緒にシンプルな系に集約していく時間になりました。
知識を増やすのではなく、
複雑さの中に潜む構造のシンプルさを見出していく。
その瞬間から観えている風景が、
まるで別の世界のように変わっていく──
そんな予感を感じていただけたのではないでしょうか。
臨場感が更新された瞬間、
過去の出来事さえも別の意味を帯びはじめます。
講座が始まる前の記事で書いたことが、
リアルに目の前に立ち現れてきたかと思います。
(一気に抽象度の階段を駆け上がったので頭は疲れたと思いますが──)
帰路につくとき、
その道はThe saloneに来る前と何もかわらないはずなのに、
風景の“解像度”が変わっている。
いつもと同じ空気、
いつもの道のりなのに、
確かに何かが違う──。
それこそが、
今回のMentoringプログラムで意図していた
再創造としての臨場感の更新であり、
意識の解像度の深化です。
(この先、日常のあらゆる場面で明確な変化が“観えるようになる”はずです。)
▽臨場感や解像度については過去記事でも書いていますね。
臨場感とは、
単なる集中や没入ではありません。
それは、
未来の自分が“今”を導くための感覚の糸。
その糸に触れた瞬間、
呼吸や姿勢、視線の角度が、
まるで別の時間を映し出すように変化していく。
臨場感が更新されると、
同じ出来事がまったく違う物語を語り始めます。
それは、
努力によって得られるものではなく、
身体が“未来のリズム”を思い出す瞬間です。
(本来の自分を、そして言葉を取り戻す瞬間でもあります)
「もう前と同じではない」──
その静かな確信が、
新しい現実の始まりです。
今回の講座も、
それぞれに眠る「ユニークな才能」を探っていく時間でもありました。
一人ひとりが自分のユニークさに触れ、
その感覚から“関係の網の目”を意識的に見直し、
創造していく構造に触れていきました。
価値は、モノの中にはなく、
人と人、出来事と出来事のあいだに生まれます。
呼吸を合わせるように、
他者と共鳴したとき──
それが「価値が立ち上がる瞬間」です。
今回感じていただきたかったのは、
臨場感が変わると、
自分という物語そのものが
未来から再構成されていくということ。
それは、偶然ではなく──
再創造ともいえる変化のプロセスです。
それを構造化されたものとして
意識にあげることができれば、
自らの手で、意図的にデザインしてくことができる、
ということです。
(このブログの初回から書いている「未来はデザインできる」、ということに繋がっていきます)
臨場感が変わると、
観えている世界の“配置”が変わる。
そして、関係の形も変わり、
そこから新しい循環が始まります。
未来とは、遠くにある目的地ではなく、
すでにあなたの身体の中で語られている可能性です。
その声を聞き取る準備が整ったとき、
現実は静かに形を変えはじめていきます。
次回は「物語の再構成」。
(内容は調整するかもしれません。)
臨場感によって動き始めた現実が、
どんな言葉と構造に変わっていくのか──
また一緒に探っていきましょう。
そして──
今月の10/19(日)は、
先月に引き続きワークショップです。
お申し込みも早速ありがとうございます。
内容はもうすぐアップいたします!
ではでは、今回はこの辺で。
また次回の記事でお会いしましょう!
Khronos / The salone|Hiro
追伸:
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