ぼくらはそれが観えていないだけ。
スコトーマ(心理的盲点)によって。
個別にそれぞれ認識できない情報があります。
それは文脈や環境によって変化する部分はありますが、分かりやすいのは知らないことは観えない、ということです。
知らないと観えないのです。
目の前にあったとしても。
たとえば、ファションに詳しい人であれば、次のトレンドは何か来るかが手に取るよう分かるだろうし、ファストファッションが、どのハイブランドからエッセンスを抜いているのかが透けてみえると思います。
デザインに詳しい人であれば、どの時代の、どの文化からオマージュされて、どう解釈して落とし込んでいるのか、そして時代性をどう配慮して取り込んでいるのかもよく観えます。
身体に詳しい人であれば、どこが動いていなくて、どこに慢性的な疲労が出ているのか、どう改善すれば良い状態に持っていけるか、ということもよく観えます。
骨もそう。
身体を構成する骨が200個ある、ということも知らなければ観えないのです。
知っていれば観えることが、知らないと観えないのです。
知識として知ることで観える世界はたくさんあります。
けど、自分の身体や心の状態というのは、現状よりも圧倒的に快適な状態があることを知ることはなかなか難しかったりします。
なぜなら快適な状態を知らないからです。
自分史上最高の状態よりも良い状態なんていうのは知りようがありません。
知らないから観えない。
観えない世界は存在しない、ということになってしまう。
けど、実際に存在することは確かなのです。
これはスコトーマの視点で考えてみると、スコトーマのある人にはスコトーマがない、ということ。
そして、スコトーマが外れることで、スコトーマがあったことに気付く、ということです。
いまより断然快適な状態へ移動出来るということは、移動した後に気付くことが出来ます。
こんなに心地良い状態ってあるんだ、と。
良い状態へ移動したことによって、移動前を振り返った差分として認識することが出来るのです。
やっかいなことに快適な心地良さというのは、その状態へ移動するまでは想像するしかありません。
それを知るには理想的な状態を想像するチカラが引き寄せていきます。
このブログをたまたま読んでいるあなたも、機能的な快適さを手にすることが、美しさを手にいれて、本来の自分を取り戻す行為である、ということを知ったことは何かの縁です。
知ることで未来へ移動する可能性を手にしていると気付くことかと思います。
機能的な快適さは美しさも手にすることができる、というのも知識です。
知らなければ観えない世界。
そこに向かって移動している人の言葉を聞くことも知ることです。
そういう世界もあるのかと、自分の理想世界と合わせて想像してみることです。
身体の快適さが観えない人には、快適さは存在しないのです。
こうなりたいというゴールが移動を可能にします。
ゴールが知識も引き寄せて理想世界への移動を促していきます。
このシンプルな動きひとつが情報空間の構築物の解像度を上げていけばいくほど、結果は増大していきす。
知れば知るほど美しくなる、
ということ。
美しさは知性を呼び、その知性はより美しさを呼び覚ますことになる、というのは前回の記事で書きましたね。
気功技術で分かりやすい変化を意識にあげて、変化に喜び、その機序を知りたいと思う好奇心によって、美しさは加速していきます。
呼吸も幹細胞も美容に繋がります。
この言葉の背後に構築される情報空間の構造物の美しさが現実の身体の美しさと繋がるのです。
ゴールが、本来であれば観えない世界へ移動するための切符になるのです。
そして、チャンスをうまく掴んで移動を体験した人には、更に先の未来へ移動していくチャンスが生まれます。
移動した人のみが、より先の未来へ移動できる。
フィードバックは分かりやすい例です。
変化をなんとなくではなく感じた感覚で閉ざしてしまうのではなく、外部化されたメッセージにすることで自分にとって、とても大切なものがみえてきます。
それを変化が加速する、確定すると書いていますが、本質的には自分というものを知る、という作業であるということなのです。
自分がなにを欲しているのか。
自分がなにものになりたいのか。
それがみえれば、未来から必要なものがやってきます。
あなたに取って必要なものが向こうからやってくる。
変化の萌芽を見つめることで、自分を知るということに繋がっていくのです。
それをゴールに引き寄せられる「緩んだ身体」と呼んでもいいでしょう。
フィードバックを読んでみて、未来への可能性を感じてもらえたら嬉しいです。
本来の自分を取り戻していくプロセスは楽しく、幸福を感じられるものです。
ゴールに引き寄せられましょう!