あなたが欲しいものや、引き寄せたいものはなんですか?
きっとなにか望むものがあると思います。
それを望むとき、小さく現実的なところに設定して望むのではなく、どうせならできるだけ大胆に大きく望むようにしましょう。
どれだけ大きく想像できるか、ということが大切です。
なぜなら、想像力の限界が引き寄せるものの限界を決めるから。
どれだけ遠くに設定できるかということがポイントになります。
遠くに大きく引き寄せるものを望むとき、あなたのモチベーションの必要性はなくなり、欲しいもの、欲しい能力、欲しい相手を引き寄せるチカラはとても強くなっていきます。
たとえば、あなたに絶対に宝くじが当たると保証された裏ルートを手にいれたとき、「1000円が当たる」という場合と、「1億円が当たる」という2択を選択できるというとき、どちらの宝くじを買いたいですか?(あまりに自明な例かもしれませんが、遠くの未来へ引き寄せを設定するときというのは、近い意味で使えるものになるので横展開して使ってみるといいです)
そのとき、どちらのか方があなたにとってテンションが爆上がりして購入をするモチベーションが高いでしょうか。
絶対に手に入ると約束されているので、自ずと後者を選ぶ場合がほとんどだと思います。
ここでのポイントは、人は「自分のものになる」というリスクがない欲望であれば、なんの躊躇もなく大きなものを望めるということです。
なんの不安もなく選択することができる。
遠くのものを望んだままに選択ができるのです。
ここからみえてくるのは、なかなか大きく遠くに望むものや引き寄せたいものを設定できなかったり、思った以上に近いところに設定してしまう、という場合は、不安や失敗や未達成になることを必要以上に過大評価しているかもしれない、ということです。
「そんなこといっても、所詮はそんなもの叶わないでしょ」と思ってしまっていたりする。
心のどこかで可能性を見捨てしまっているから、宇宙はそれを受け取り、叶わない方向へ舵を切る流れを作り出しているのです。
これはさまざまな望みに繋がる話であり、身近な日常的なことから、生涯をかけて叶えていくことまで規模や期間の大小に関係なく関わってくる話です。
あなたが、もし、かんたんに欲しいものや望んでいるもの、引き寄せたいものを見捨てしまう傾向にあるとしたら、結果にフォーカスしすぎている、と考えてみるといいかもしれません。
結果にフォーカスをしすぎてプロセスにおけるリスクや見えない手間や煩雑さや怖さが増大しすぎているのかもしれない。
結果というものは、自分自身が「それを手にする覚悟」をしたときに初めて確実性を増すものであり、そのときに必要なプロセスが開けて目の前に立ち現れてするのです。
そして、未来が約束されていく。
自分以外のだれかや、みえない何かが、結果をいじっているのではないのです。
宇宙はあなた自身のなかにあって、あなたのココロと連動して動いているものです。
可能性を開いているのか、可能性を閉じているのか、その未来を選択していくのは自分のココロだということ。
可能性を開いて、望むモノを、欲しいヒトを、手に入れたい環境を、掴みたかった未来を簡単に引き寄せて、何度も何度も夢を叶えていってしまう人は存在します。
その人がみているのは、結果ではなく、すでに成っている未来に生きている状態をみているのです。
結果という情報ではなく、在り方を大切にしている。
その未来に生きていると、なんでも軽くこなせるようになります。
なぜなら、すでにわたしは、その状態に在るから。
努力もモチベーションも必要のない世界。
ぼくらが未来に生きているとき、その状態が叶っている時間から、未来から迫ってきます。
それが日常の世界に生きているから、自発的にそれに関わるようになっていく。
だから、簡単にうまくいっているように側からみえてしまうのです。
なんの摩擦も抵抗もなくみえる。
小さなことを考えていては、人生は変わり映えのしないものになってしまいます。
この程度でいい、これくらいが自分には妥当だと思う。
大なり小なり、このようなことを思うことはあると思います。
そんなとき自分の可能性と未来を閉ざしていることになっていく。
それでは、本来あなたに降りくるはずだった輝かしい未来や、歩けるはずだった素晴らしいプロセスは閉ざされ、とても小さなもの、ごく限られたものになってしまうのです。
未来に生きていない限り、ぼくらはなかなか本気になることが出来ず、時間もエネルギーも注げない状態になってしまいがち。
また、可能性が閉じてしまうことで、「私なんかが大きなことを望んでも無理だ」とか「身のほど知らずのことを言うと、バチが当たる」などと無意識に自己評価を下げて思ってしまったりします。
そんな自分自身のたくさん望むものや、引き寄せたいものを小さく見積ることは、あまりに損が多い。
もったいない行為です。
遠くに大きく引き寄せるものを望むとき、未来に生きて、それがわたしで在るとき、手前にある小さなな願いや夢や目標は、プロセスにおける余力で勝手に叶っていくようになります。
遠くに設定できればできるほど、手前にある夢や引き寄せたいものは、「いま、ここ」における自分にとっては、とても大きなものになっていくことでしょう。
そうなると人生の潤い方がまったく変わってきてしまいます。
だから、どうせ望むなら、できるだけ遠くに想像力の限界までイメージを働かせて、大胆に、そして大きく、幸せを感じられるところに設定をしましょう。
それがプロセスすらも幸福へ耽溺できる秘訣かと思います。
そんな素敵な状態を一緒に作っていきましょう!