過去は関係ない、理想世界に生きよう。観るべきは過去ではなく、未来だった。

時間と空間は連続的ではありません。

ぼくらが素朴に感じているものとは異なり、時間も空間も離散的なものです。



たとえば、先日のセッションのあとに、その場での軽くなった、という変化や帰り道にいつもと同じ道を歩きながら明らかに歩き心地が軽いのを感じたり、気分も爽快だと気付いたり、ふと悩んでいた家族関係のことが俯瞰してみえるようになったり。

または先日の遠隔のように

遠隔では「身体を緩める」ことも意図してデザインしました。

 

そのフィードバックが、あっという間の時間、気持ち良くてそのまま寝てしまった、眠りが深くなった、疲れが一気に取れた、気付いたら呼吸が深くなっていた、力み（緊張）からの解放、肌艶がよくなる、などのことが身体反応として起きるのは自然なことかと思います。



これは、ただ単に「意識にあがった」ということに留まりません。


この瞬間に「ワープをした」のです。


ふと気が付いて意識に上がったときには、時間と空間をワープして別世界に移動している。


知らない世界へ辿りついたのです。


電車で移動している際に眠りに落ちてしまって、目が覚めた瞬間に慌てて駅のホームに降りてみたら、来たことがないような場所まで乗り過ごしていた。


そのときに感じる「ここはどこなん？」と降り立った瞬間に感じる、駅のホームを踏み締める足の感覚と視界に広がる風景。


飛行機で初めて降り立った瞬間に感じる、現地の風が身体に当たる感覚や、住んでいる場所とは違う湿気、匂い、空気感、初めてみる風景に新鮮さを感じる。



これらの移動はワープです。


新しい体験だけではなく、


生まれた土地で育ち、その土地から出ることもなく、同じ土地で人生を全うしたという人であれ、その人は一瞬一瞬とワープし続けています。


離散性はとても本質的なものです。

 

時間と空間は離散的であり、いまこの瞬間も一瞬一瞬とワープし続けている、という感覚は最初は受け入れ難いかもしれません。


天動説から地動説に移動するくらいのインパクトがあります。


素朴な感覚と実際に起きていることは異なるのです。


ぼくらはそれを理解することは難しい。


慣れるしかありません。


    

ファインマンはカルテックの学部生に教えるという貴重な数年間の講義の冒頭で、彼らに正直にこう言います。

「僕自身には物理的には何がどうなっているかが直観的にわかってしまっているので、かえって人にどう伝えたらよいのかわからない。」


だから、、、「習うより慣れろ」とファインマンは言います。



それに「バビロニア方式」という魅力的なネーミングをつけて、習うより慣れろと学生を励まします。

なぜ、習うより慣れろなのかと言えば、習うことができないからです。

慣れるしか我々はできないのです。


２０ｋｇのバーベルしか持ち上げられない人に、すぐに１００ｋｇのバーベルの持ち上げる方法を教えることはできません。その人が地道に重さに身体を慣らしていくしかありません。それもじっくりとじっくりとです。


このときにきわめて機械的になることが大事です。

ゴールに向かうための環境のデザインが終わったら、ひたすら機械的にやり続けることです。


〜まといのばブログより〜


習うより慣れるしかありません。

ぼくらができることは繰り返し繰り返し、言葉にして身体化させていくことです。

離散性を身体知にしていく。



時間と空間は離散的であり、一瞬一瞬、時空の断層を離散的にワープしている、と。


変化のフィードバックを取ると共に。（その前提には、ゴール、理想世界の設定があります）

そうすると、なにがいいのか。

過去が関係なくなります。（時間は未来から流れるという感覚も自然に入ってくるようになります）

そして、進化成長が加速します。

時空間が離散的であり、一瞬のワープが身体化することで、否が応でも加速します。

その加速は驚くほど。

実際にセッションを受けて、明らかに自身自身が感じていように、周囲からも「痩せた？？」「シャンプー変えた？」「身長伸びた？」「化粧品変えた？」「なんか顔小さくなってない？」などいわれるように変わっていっています。



周囲から言われるのは、とても大きな変化です。（他者は余程のことがないと大してみていないから。自分が思っている以上にみていません）


過去がこうだから、これからもこうだろう、コツコツと積み重ねてもいまさら、連続的にやっていって大したことにならない、などなど。

ぼくらが小さな頃から刷り込まれていること。

これらの「過去から地続き」であったり「コツコツと」であったり「積み重ね」であったり、「連続的」という、正しい視点からみたら洗脳であることが、現状に留めてしまうのです。

その洗脳から解放されるには時空は離散的でありワープである、ということに気付くことです。

たとえば他者をみるとき。

過去を参照すべきではありません。

うまくいっている人は、あれをやってきたから、才能があったから、毎日コツコツと努力してきたから、などではないのです。

参照すべきは未来です。

うまくいっている人は、どんな未来をみているのだろう、どんな理想世界に住んているのだろう、どんなゴールに引っ張られているのだろう、と。

それによって、巷でよく耳にする（するのか？）「過去は関係ない」というメッセージがリアリティを持って立ち上がってくるのではないかと思います。

理想世界に生きることによってワープが圧倒的に加速していきます。

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▪️著者プロフィール
Khronos（クロノス）主宰 Hiro
気功 / 整体 / トレーニング / メンタリング / 美容 / ダイエット / デザイン
日本トップレベルのスポーツ経験や、世界を代表するトップメゾンやグローバルブランドとの仕事の経験を基に、未来への変化を渇望している人に向けて身体と心の両方からサポートしています。

 

Beyond Excellence.

〜最高のさらに向こう側へ〜

 

 

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