ぼくたちに向かって未来は激しくやってきます。
想像以上に勢いよく。
その勢いに驚き立ち尽くしてしまうのは変化を拒むこと、うしろに向き直して逆走行をしはじめるのは過去への逃避。(現状維持、過去に生きるどちらも時間の原理に抵抗しています。)
そうではなく、前進して向かっていく。
未来が来る前に自分が未来へ向かう。
ぼくらは情報空間に飲み込まれている存在なので、高い抽象度に惹かれます。
未来それ自体は高い抽象度です。(ただ時間が経過しただけの未来はSQであり、現状です。)
違う可能世界の未来。
惹かれる未来は現状の延長にありません。(そもそもが間違っているので)
そうではなく、こうありたい、と思う未来。
こうありたいと思う、いくつもある可能世界を移動していく。
激しく向かってくる未来に対しては、可能世界を離散的に移動していく必要があります。
だから、なによりもゴールが必要であり、Want toで生きることが必要になるのです。
でなければ、未来の波に飲まれ、情報の波に飲まれ、ただだた流れに飲み込まれあらぬところまて連れていかれてしまいます。
「ゴールに生きる」「Want toで生きる」
このシンプルな指針。
シンプルでありながら、言葉だけで考えはじめると、よく意味が分からなかったり、指針にしずらいと感じてしまうかもしれません。
なぜならWant toとは何か、自分のゴールは何か、have toとは何か、とぐるぐると考え始めると、もう止まらない。
どんどん迷宮に入っていく。
そうして、それ自体が目的化し未来からの流れを無視し、立ち尽くし、過去に向かって逆走をはじめてしまうのです。
そうしてCreative Avoidance(クリエイティブアボイダンス)を引き起こします。
やらないための理由を欲するようになる。
これは自分が悪いわけでなく、システムがそうさせてしまうのです。
だから、一旦抜け出してバランスと取っていく必要があります。
ただ、考えることは、もちろん大事。
クリエイティブアボイダンスになるようなシステムからは逃げながらアタマを使っていきたい。
そうするためには、身体を鍛えてるしかない、ということになるのはよく知っていることだと思います。
身体を鍛えてることで思考も鍛えることができる。
2500年前から言われていること。
人生において成功するために、神は人にふたつの手段を与えた。
教育と運動である。
しかし前者によって魂を鍛え、後者によって体を鍛えよ、ということではない。
その両方で、魂と体の両方を鍛えよ、というのが神の教えだ。
このふたつの手段によって、人は完璧な存在となる。
(プラトン)
古代から重要なメッセージは変わらない。
思考を鍛えられていると、未来からの圧に逃げることなく、移動していくことができるようになります。
運動によって産生されるBDNF。
呼吸によって産生されるNO。
時代の変化をみればみえる通りに、知のあり方がどんどん変化していっています。
いまの時代であれば、何かを新しく学ぶよりも、身体に投資したほうが効率が良いように思っています。(結果、他のことも回収できます。)
なぜなら、どれだけ時代が変化しても身体や健康はまったくムダにならないからです。(ずっとついてまわる問題です。健康で悩んでいる人がどれだけいるか。)
身体が快適に変化することで、パフォーマンスが一気に上がっていく体験は何にも代え難いものです。
それによって、パフォーマンスが一気に上がっていく体験がさらに身体を快適にしていくループになっていきます。
パフォーマンス改善が頭をよくしていき、身体を健康にしていき、スタイルも変化させ、ホルモンの分泌も筋肉によって変化することで肌が生まれ変わっていく。
結果、美しくなっていきます。
見た目の表現系が変わることで、さらに変化のスピードは加速していきます。
美しい人はより美しく。
NOの産生がよりNOを産生していくように。
まさにマタイ効果ですね。
マタイ効果というのは、
おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。
(マタイ13:12)
という聖書の一説から連想される社会学の用語です。
もともと豊かなひとは更に豊かになり、豊かではないひとはすべてを取り上げられていくという身も蓋もない概念です。
時間の経過とともに差は広がるばかり。
ドミノと考えてもいいです。
小さなドミノも倒せば倒すほど大きなものを倒せるようになる。
これは大きなものを倒すには小さなところからはじめることに繋がっていきます。
パフォーマンスを改善することが、身体の健康を増幅させ、本来の機能を取り戻して、スタイルも変化させ、ホルモンや代謝の変化で肌も綺麗に生まれ変わらせていく。
呼吸という小さなドミノでも、そういう結果は未来に存在します。
来週開始予定です!
追伸
またまたランクインです!
日々感謝です!ありがとうございます!!
■お知らせ