の影響?・・・
だけではない。
近頃Audio関係の記事が多くなってきた?(くる?)ので
新たに「Audio」のブログテーマを追加した、
今日以降のAudio関連記事はこの「Audio」テーマで
括ることにするのでよろしくお願いします。
今日部屋の押入れなどを整理していたら懐かしいスピーカー(これは後日)と交換レンズが出てきた。
※NikomatFTNに装着していたF2.0の050mmレンズはケースに入ったまま
カメラには28mm広角が付けっぱなしになっていたのですっかり忘れていた。
このFTN、測光機能が故障したまま・・・・
そのスピーカーたちをみていたら昔日の思い出がよみがえる・・・
おじさんが(まだ)高校生だったころクラスの友人の影響でJAZZが好きになって聴きたくてしょうがなかった、しかーし家にステレオが無い、あるのは真空管式FMラジオとポータブル型プレーヤーだけ。
それでもNHKFMで(確か?)JAZZ番組を聴いたりハービーマンのカミンホームベィビーなど友人から借りて(シングルレコード?)をそのポータブルプレーヤーで聴いて(とりあえずは)満足していた。
が、
やはりよい音で聴きたい!
ステレオが欲しい!
と・・・・
しかーし、自分で買えるはずもない!
両親にねだるほど金持ちではない・・・・・・
などと思っているその頃、同じクラスの別の友人がラジオやアンプを自作しているとの事を聞いていろいろ話しを聞く。
(この友人は同じ八王子市内に住んでいてそれからも暫くはお互いのあれこれを話し合った)
その友人は自作すると安く上がるので作ったらどうかと・・・
それなら夏休みや冬休みのバイト位でどうにかなりそうと(当時は若かった?)おじさん。
さっそく
夏休みの平日は溶接工場、
日曜日はゴルフ場のキャディのバイトに精を出す(当時は若かった?)おじさん。
手始めに雑誌の記事から6BM8(五極複合菅)と12AX7(確か三極複合菅)のシロートでも作れそうな簡単なアンプを選びバイトで稼いだお金を握り締め京王線・中央線・総武線を乗り継ぎ始めての秋葉原へうきうき向かった(当時は若かった?)おじさん。
※当時ラジオ会館(だったかな?)の中は
間口が一間もない小さな部品屋さんがいっぱい有り
シロートでも店主に相談しながら部品を揃えることが出来た。
おじさんもその組み立てるべく記事の載った雑誌と書き出した部品の一覧表見て分からないことを店主に聞きながらパーツを揃える。
まずは工具など、
テスター(これもロータリースイッチの高いやつではなくプラグ差し替えの安いやつ)
60W(くらいだったかな?)の半田ごて・ハンダ・松やに)
ラジオペンチ・ニッパー、+と-のドライバー大・中・小のサイズ
等々
を、購入する。
アンプ関連として揃えるものは
アルミシャーシー
TANGOの電源トランス・出力トランス
真空管とソケット
コンデンサー・抵抗
配線用リード線その他こまごましたもの
等々
うきうきしながらもトランスの重さでくたくたになって帰りながらも嬉しくてしょうがない(若い頃の)おじさん。
そんなこんなでステレオシングルアンプを苦労しながら作る。
※ハンドドリルと金ノコ・やすりでシャーシーに
トランスや真空管ソケットの穴あけには
苦労したなー。
お金がなくてシャーシーパンチが買えなかったっけ・・・
何回も回路図(と実態配線図)と実際に組んだアンプを見直し配線間違いのないことを確認、
そーっと電源を入れて真空管のヒーターが灯る(これだけでも嬉しかった)のを確認してあらかじめ用意した台の上に組んだアンプを逆さにして乗せ各端子とアース間の電圧・電流測定をして問題のないことを確認する。
※貧乏高校生にオシロスコープや発信機など買えるわけもなく
それ以外の測定は出来なかった。
それとアンプの電源を切らないままでチェック後のシャーシーをひっくり返す時に
誤って電源トランス二次側の端子(確か250V位だったかな?)も触れてしまい
ひじから下の腕が暫く痺れていたっけ・・・
懐かしい思い出です。
それにナガオカ(だったかな?)のステレオクリスタルピックアップをそのポータブルプレーに取り付け安っぽいプラスチック製のトーンアームの元からリード線を引っ張り出してプレーヤのケースに穴を開けてRCA端子を取り付け自作の6BM8シングルアンプにつなぐ。
アンプの出力端子にはこれまた古い真空管式ラジオから外したソピーカーをつなぐ。
スピーカーがむき出しでも始めて聴く(自分のための)ステレオ、いい音がしたっけ・・・
続く・・・・・はず?