この連休中ニュースではETCをつけるとどこまで走っても1000円アナウンス。
景気対策なのか高速道路料金が期限つきではあるが赤字覚悟の出血大サービス!
そのためあちこちの高速道路では大渋滞、料金所では普段と逆にETCレーンが渋滞を起こしているそうな・・・
5/5の大渋滞(産経新聞より)
(旧)道路公団は民営化したのではないか?
確かに株主は未だ一人(国)なのかも知れないが現政権の人気取りか景気浮揚策なのか1民間企業の売上げに大きく影響する通行料金を政治家ごときが勝手に決めていいのか?
屁理屈かもしれないがそれなら公共料金関係の一切を値下げや一律料金にしたらどうなのだ?
例えば新幹線・・・どこまで行っても1000円とか
例えばガス代・・・どんなに使っても月1000円とか
例えば電気代・・・どんなに使っても月1000円とか
:
:
どうなんだ?
出来ないでしょ、アソー君
ましてや、交通量や将来の物流・人の流れ・地域経済圏などのこの国の形作りも何も考えないで政治的圧力(利益誘導型選挙対策だけとは言わないが)で作られた色々な橋や高速道路の天文学的借金を放置して単なる人気取りだけで割引料金を設定したとしか思えない。
有用かどうかの評価はともかくとして現に建設され我々国民に膨大な借金を押し付けて完成した道路であり末代まで返済し続けなければならないことをどう考えているのだろうか。
しかもおじさんは疑問に思っていることが・・・
なぜ、土日だけなのだ?
→平日はどうして実施しない?
なぜ、乗用車だけなのだ?
→物価に影響を与える物流コストを少しでも下げられるのにトラックは対象外?
なぜ、ETC装着車だけなのだ?
→だったらETC機器の無料配布でしょ?既装着車は税金納付時点で装着費用の還付をするとか?
なぜ、1000円にしたのだ?
→あのばかげた(税金を使った選挙違反みたいな)12000円もそうだが決定額の根拠は?
説明も何もない!
おじさんは分からん!
結局、この一件では我々庶民も踊らされている。
例えば、ETCの品不足での大騒ぎ
料金所のETC専用レーンの渋滞など
悲しいね~、何時から我々はこんなにさもしくなったのだろうかと・・・
確かに地方の観光地や高速道路のサービスエリアなどは好景気のようだがこんなものは一時的に熱くなっているだけとしか思えない。
結局都市から地方への消費方向性がこの大型連休や年末年始だけであり、通常の週末はむしろ地方から都市へ消費方向が逆流することになる。
なぜなら地方は疲弊して魅力的な消費構造を生み出し継続する魅力を持った経済圏が出来にくい(出来ない)構造になってしまった(コイズミ構造改革)、
結局大都市への消費流入が増大しその結果地方経済が一段と疲弊するとなぜセージカ諸君は思わないのだろうか?
「これからは地方の時代だ!、権限委譲だ!」と選挙目当てでセージカ諸君が叫んでも、地方の経済圏再構築による消費構造の改造や老齢人口増加に対する先行き不安などを取り除いて行かないと消費増大は望めず貯蓄に回るのが自明の理と思う。
江戸時代のように関所を作って移動の自由を束縛しその地域内での独立した経済圏(のようなもの)を作れとまでは言わないが、道路や鉄道を便利にすればするほど地方経済は疲弊すると考えるのはおじさんだけかな?
「この閉塞感を取り除いて明るい未来を作るのだー!」と言いたいおじさんなのだー