金曜の昼休みにNikkeiNETを見たらTOPに「ホンダF1撤退」と。
今期はまったくさえなかったホンダだが来期こそと思っていたのだろう、ロスブラウンを加入させて全体のマネジメントを任せたのだから。
しかし、アメリカからのサブプライムローンにかかわる世界的不況の波にホンダも勝てなかったのか?
撤退のニュースが色々なWeb関係のニュースで明らかになってきたホンダF1チームの予算と規模(驚くべきはF1に係わっているエンジニアの数、500人とも700人共・・・)
確かにこの予算と規模でも勝てないとなると宣伝効果も含めて親会社のホンダとしても費用対効果で「株主訴訟」を起こされる可能性がある、企業として黒字のうちは大丈夫だろうが赤字転落にでもなったら真っ先に責められるのは目に見えている。
しかし、本田宗一郎から始まるレースでの「走る実験室」(ホンダイズム)はどうなってしまったのか?
結局今はミニバンもしくはSUVメーカーとして存続しているような気がする。
(スポーツカーはS2000だけ、これもずいぶん前に開発した車だ、息子が乗っているけど・・・)
今までは「休止」宣言をしても暫く期間を置いて再復活したが、今回は「撤退」とある。
もう二度と戻ってこないのか?
同じように、果たして・・・トヨタは大丈夫か?!
ホンダ以上に費用対効果に厳しい企業であるし、特に今期は経常利益の見通しが当初の1/3位になるようだ。
派遣社員の契約打ち切りなどのニュースも漏れ伝わってくるし100万台規模の減産も考えているようだ。
もし近い将来景気が上向いてまた参戦するにしても、F1は気軽に出たり入ったりできるような世界ではない気がする。
スーパーアグリも資金不足でシーズン途中での撤退となった。(負債は100億共聞く)
世界的不況の影が
「すごく狭い世界の中で」
「莫大な資金と人材を投入して」
「最先端の技術で製造されたマシンを」
「選ばれた少数のレーサーたちによって」
「すごく広い世界中を転戦して」
「我々を熱狂させる世界」
にも影響を与える。
しかーし、こんなことを引き起こしたおおもとのやつらは、
何の責任も取らずに今も莫大な報酬を得て、
アメリカの投資業界で蠢いている。
責任者出てきて謝れ、責任を取れ!!!!