庫内物流管理とは?(流通の中での位置付け) | 酔眼(酔った眼でのあれやこれや)

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マルチチャンネルアンプSR機器でJAZZなど、CinelliとKonaの2×2輪生活、最近は運転していないAlfaRomeoMiTo結局は妻専用スーパー(買い物用)カーとなり果てる、チワワの『らぶ』とPentaxKPなどで撮るへぼ写真、酔った眼でのだらだら・ぐずぐずな年金生活の日々

製品/商品は幾通りかの流れの中で生産現場から消費者のもとへの届く。
 流れとして考えると、製品/商品は製造業者(メーカ)で製造又は輸入業者が海外等から輸入し、中間業者(卸業)へ出荷又は別のメーカへ納品(部品などの場合)される。
 その後製造業者や中間業者から販売業者(小売業者)から販売業者へ納品され販売業者から一般消費者へわたる。

 その全ての工程の中で製品/商品が、(一時的にであれ)入荷→保管→出荷の作業が繰り返し行われる。

 入荷/保管/出荷においても物理的に倉庫内での作業とは限らず、生産工場の中での生産工程の途中で前工程/他行程で製造された部品等(仕掛品)も次行程までは保管されることがある。(この中間/仕掛品の保管期間短縮や在庫数削減を行い生産性を上げコストを下げる考え方がトヨタのかんばん方式やjust in Timeと呼ばれる)

 いずれにしても、各作業行程や企業間取引の中で一時的に保管する場所が倉庫であり、その倉庫での入荷→保管→出荷の一連の作業が主たる庫内物流管理業務である。
 理想的にはサプライチェーンの中で不要な要素ではあるが、現実的には生産現場の生産数の波動や大量生産による製造コスト圧縮のための大量生産品の保管や安定供給のばとして必要不可欠な位置づけとなっている。
(変動要素の大きい降雨量の水を溜めるダムや貯水池から飲み水や工業用水を消費者に安定的に供給するようなものとして考えるべき部分でもある)