☆漫画レビュー☆     ~ぷらっとフォーム~

   ☆漫画レビュー☆     ~ぷらっとフォーム~

管理人ケイエイが読んだ漫画をレビュー形式でご紹介します。

最近ペタッてくれる方も増えてきてうれしい限りです 誤字、脱字、文章のつなぎなどおかしい所がたくさんありますがノリと勢いで書いてるので何とぞなま暖かく見守ってやって下さい。
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号外の朝刊が配られ

迎えの来る者、

乗り合わせて隣の県へ行く者

と避難所は朝から慌ただしかった

中央にあるホワイトボードには当日の電車、飛行機などの運行状況や泊まれるホテルの情報がどんどん張られていっていた。 


しかし、すでに前日にホテルを予約が無いため断られ、電車と飛行機の完全運休を知っていた私は完全にその情報を見ることを投げ出してしまっていた。 


いくら携帯で見ても、電車は動かない。 

飛行機は満席。 

ホテルも満室。 



少しずつこの場所もひとりひとりと少なくなっていく中、ホワイトボードにまた新しく情報が入ってきた。


【JAL増便】


の言葉 


気が付くと私は携帯を開き、祈るようにサイトを開いた。



電池の残りはひとつ。 




秋田空港-羽田空港 空席○ 



確かにこの言葉が書いてあった 


動揺を押さえつつ、チケットを取る。 

手は震えたが、ようやくここで固い表情が柔んだ気がした。 




そしてお世話になった方々に挨拶をし、空港へ向かう。


空港はキャンセル待ちで何百人とごった返していた。
皆、切実かつ疲れているようだった


背徳感もあったが、私は私のチケットを取り実家や職場へ帰ることを伝え





秋田県を後にした。





現在も東日本では震災による被害は回復していない。 


連日のニュースを観ると今も胸を痛めてしまうが


普通の生活に戻れたのは助けていただいたあの方この方


多くの方々のおかげです。


ありがとうございました。



今回の記事は私の記憶からこの震災のことを風化させてしまわないように書き留めさせてもらいました。



不快な点など多々あったかと思いますが、何卒ご容赦ください。



未だ引っ越しの算段もつかない状況にいますが


4月より東北へ行きます。


『いっしょに生きていきましょう』



アルヴェ秋田には既に何百人という人々が避難していた。 


どうして良いのかもまったくわからなかったが

ひとまず毛布1枚と段ボール1つを係員からもらい、ある一角をとりあえず使わせてもらうことにした。

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老人、子供、家族から学生たち、ビジネスマンたち 


皆いちようにテレビを食い入るように観つつ、繋がる気配もない携帯をかけている 


そんな私も携帯を開き、なんとか実家と職場へ電話をかけ自身の安否を伝えた。


『とにかく無事に帰るから』 


もうこの言葉を何回電話先で言っただろうか、何回メールしただろうか


しかし帰る手段すら見つからず、途方に暮れたまま時だけが過ぎていった。



夕方を迎え、駅の近くにある居酒屋さんがなんと炊き出しをしてくれていた。 

『こんな時だから、なにか元気付けられるものをね~!』

と、道行くおっちゃんに言っていたのを覚えている。 


そして私が2日ぶりに暖かいもの口にした事も覚えている。 

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そうして、風呂にも入れず、寒さだけが体を襲う夜を迎えた。 


携帯の電池は昼にはほぼ無くなったが、NTTの好意によりなんとか充電してもらうことができ、難をしのぐ。



ただし1時間列に並んで15分程度の充電 


しかしこの充電により、翌日希望の光が指すのだった。
秋田への旅も今日が最終日 

帰りの飛行機は午後1時過ぎ 

しかし余裕のゆうちゃんは大事だとCMで知っている私は、朝9時にはホテルを出て秋田市へ向かった 


うむ。ぬかり無し 


昼前に着いたのだが、そのまま秋田駅からリムジンバスに乗り空港へ


2泊3日も出張を許してくれた上司ならびにお店の方々へのお土産はもちろん忘れずに購入 


まずはネイガーストラップ


あきたこまちちゃん萌えクッキー 


秋田方言ボールペン



か…完璧じゃないか!!



意気揚々と飛行機へ乗り込み出発を待つ




… 



… 



ぐらぐら 



ぐらぐらぐらぐら




ぐれぐらぐりあぐりぐぐらぐれぐろぐらあぐぐらぐらぐれろぐらぐりぐれぐらら


わけがわかりません。


機内は騒然とし、機長のアナウンスにて大きな地震が起こったことを知る。


そのまま機内で待機することとなる 



… 



どのくらい経っただろうか 


辺りは既に日も暮れはじめているが、一向に明かりが見えない。


ひとまず皆、空港へ降ろされたのだか完全停電により何一つ情報がつかめない。 

立ち尽くす人々、座り込む人々 


そして私もそのひとり



電話は一切通じず、何もわからない 



それからほどなくして、秋田駅までのリムジンバスが出るという 


流されるままバスに乗り込んだのだが 


信号は消え、町の明かりは消え、救急車のサイレンがけたたましく聞こえてくる 


大渋滞の中、ようやく秋田駅と付き降りたのだが


…なにひとつ

…明かりすらない


… 


…知ってるひともいない



雪の降る中、途方に暮れる 


仕方ないのでその辺りを、何かないかと行ったり来たりを繰り返すが、なにひとつ解決しないし好転しない 


そんな中でひとつだけ明かりを見つける 

駅のそばにあるシティホテル 

そこには同じように行き場を無くしてしまった人たちが集まっていた 

なにやら非常用の電源で朝までは一部だけ明かりが付けられるというのだ   


わらにもすがる思いで中へと入るのだが、目に入ってきたのは


ぐちゃぐちゃになっていた結婚式のための飾りだった


後ろめたい気持ちを押さえながらホテル入り口付近にて腰を下ろし、たまに揺れる状況の中でただ時が過ぎるのを待った 


その時、すでに夜10時は過ぎていたのを覚えている 
とにかくもう寒さからか疲れからか、体が動かなくなってきていた…



そんな時ホテルスタッフの方から 

『ここは寒いでしょう、どうぞここの上の階ならいくらかは暖かいですよ』

と声をかけられる。


好意に甘え、移動させてもらうことにした。 


そこには多くの帰宅難民となっていた方々がいた。


もう、あまりスペースもなく部屋室へと上がる階段に座り、たまに起こる地震に目を覚ましながらも睡眠を取った。 





朝を迎え、ホテルより案内がある 

『当ホテルの電源も、もうまもなく消えてしまいます。これ以上は皆様をお泊めすることができません。』

『このワッフルをお持ちください。お一人様1個だけで大変心苦しいのですが、当ホテルが今できることの全てです。』

本当に、本当に、このホテルには命を救って貰ったと言っても過言ではない。


ほぼ24時間ぶりとなる、食べ物。

ワッフルひとつ。



涙がこぼれた。




そうして私は、避難民を請け負っているというアルヴェ秋田という市民センターへと歩いた。 


行くあても、知り合いもいない私はそうするしかなかった。