青春18きっぷと言えば、ご存知の通り1日当たり2370円でJR線の普通列車・快速列車に乗り放題で旅ができるキップです。
しかしこのキップの弱点は普通列車・快速列車にしか乗ることが出来ないという点です。
東京・名古屋・大阪の大都市圏ならば問題ないですがローカル線では普通列車の本数が少ない・もっと言うと特急列車の方が多い場所もあり旅の予定が固定されてしまいます。
一方で新幹線や特急は早く移動できるけど料金がかかり青春18きっぷは使えないという面があります。
しかし、この2つを上手く組み合わせることができれば、ある程度安く・ある程度早く旅ができるわけです。
1、B特急料金
JTBの大きな時刻表を手に取って見たことがありますでしょうか?
後ろの赤いページ、980ページにB特急料金の適用区間が掲載されています。
B特急料金とは昔、急行列車が多く運転されていた区間に適用されておりA特急料金と比べて値段が抑えられています。
ただし、いくら安く設定されているからと言って遠くまで乗ってしまっては意味がありませんし短すぎても特急を使う意味がありません。
100キロ以内から150キロくらいまで自由席の移動が良いと思います。
乗車券と自由席特急券を合わせて100キロまでなら3000円以内に収まります。
150キロだと運賃も上がってしまうので4000~5000円になってしまうので普通列車の本数が極端に少ない時など、いざという時に選択すべきでしょう。
ただし学生さんであれば片道101キロ以上で学割が適応されます。
では実際の例で見てみましょう。
関西方面から紀勢本線・白浜や新宮へ行くとしましょう。
天王寺から和歌山までの阪和線は3ドア転換クロスシートの紀州路快速が15分間隔で走っていますので特急の利用がNGです。
和歌山から御坊も普通列車が約30分間隔で走っているので特急の出番はないでしょう。
御坊から紀伊田辺は1時間に1本なので時刻表をしっかり見て接続さえ間違えなければ決して利用しにくい区間ではありません。
さて問題は紀伊田辺から先・・・なんと3時間に1本。これはお手上げです。
特急「くろしお」のお世話になりましょう。ただし本数は5往復と多い方ではないので時刻表で接続を確認してください。
紀伊田辺→新宮・・・乗車券1940円(学割は1550円)、自由席特急券1400円
合計3340円(学割2950円)です。
モデルプランとしては・・・
紀州路快速(10時25分発)・・・天王寺→和歌山(11時40分着)
普通(11時50分発)・・・和歌山→御坊(12時50分着)
普通(13時24分発)・・・御坊→紀伊田辺(14時07分着)
特急くろしお11号(14時29分発)・・・御坊→新宮(16時38分着)になります。
同じ出発時刻で特急を利用しないと新宮到着は19時47分・・・3時間の差が出ます。
ぜひ紙の時刻表を活用してお得なプランを発見してください!
スマホの乗り換え検索では発見が難しいと思います。

