【やはりそうくるか】クズウヨ・上念が絶賛するあるアニメ | 優しい世界・還暦の逆襲

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コロワクのせいで死にかけました。生きてるうちに、言いたいことを言わせていただく!

ども~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!

今朝は寝つきが悪く、ちょいと死んでます。
実は昨日、いろんな方から就職祝いも含めたコメントをいただき、その中にいくつか、以前の職場の話があったんで、ボクもちょっとこの激動の半年間を振り返るということで、自分のブログを読み返してみたんですよ。(昨年の9月から11月まで)

当時まだ仕事も順調だったのか、今より元気で、ギャグをたくさん飛ばしてたようなw。

それはともかく、安倍政権、いよいよ末期度アップかな?

岩手知事選は敵前逃亡 安倍自民党のメルトダウンが始まった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162560
2015年8月8日 日刊ゲンダイ

 
↑ この、民主から寝返った平野というオッサン、岩手県知事選で自民党から担がれてたのに、土壇場で敵前逃亡したそうですw。自分の経歴に傷をつけたくなかったのかなw。

で、今日はですねー、先日の記事で書きました、SEALDsの個人情報を必死で拡散しようとしている自称経済評論家のヒューマンガベッジ・上念についてなんですが、

 



阿修羅のコメ欄からの情報で、彼の「座右のアニメ」が判明。

 
↑ これです。知る人ぞ知る、軍オタ系の人などは絶賛してやまない「ボトムズ」。

実際、フジデモ本でおなじみの古谷と、うれしそうにボトムズについて対談とかやってます↓
http://tmbox.net/pl/347259

実はボク、軍オタ系アニオタのくせして、ボトムズが苦手だったという超変わり者w。
逆にですねー、ボクの知人でボトムズファンの人って、今思い返すと、ウヨ系の人が多かったw。なので、上念の話、妙に感慨をおぼえてしまいましたw。

そういう文脈なんで、ボトムズについて、ちょっと解説します。御用とお急ぎでない方はどうぞ!

ボトムズは1983年のアニメなんですが、79年のガンダムが大ヒットしたのに続け、ということで、ガンガン作られたいわゆる「リアル系」ロボットアニメのひとつ。

ガンダムは、メカも、

 
キャラクターも、


比較的派手で、多彩だったのに対して、ボトムズは、ガンダムの主要要素であるミリタリー色を全面に出した作品で、ロボットも、ガンダムが18mが基本に対して、4mと小さく、またカラーリングも地味で、なおかつ空も飛ばない。

2大陣営が延々と戦争を続ける未来の宇宙のどこかで、元傭兵の主人公が、そんな地味なロボに乗って黙々と戦い続けるという、言ってしまえば、それだけのアニメです。

ボクが最初、ボトムズ見たとき引いたのは、なんといっても主人公の名前。

 

キリコ・キュービィー!


要するに、シュール系の画家のキリコと、シュールとは近縁のジャンルとされるキュビズム(ピカソなど)を組み合わせたんでしょうw。

そのネーミングがあまりに安易だな、と思ったのと、それと寡黙な傭兵がどうつながるのかよくわかんなかったw。

それはともかく、この作品、別に「国のために死ね」とか言ったりする場面もなく、キリコはなんだかよくわかんないけど、戦いに巻き込まれてというか、状況のなかで戦っていくようなストーリーなんですけど、昨日、30年ぶりにして気付いたけど、この作品、基本、戦うのは男ばっか。

キリコ自身は、マッチョ系でもウヨ系でもないんですけど、どうも作品全体のトーンが「女子供は黙ってろ!」系というか、その種の人々が受け入れやすい雰囲気になってるんですよw。

一応、ヒロインも出てきて、彼女は人工的に戦闘能力を高めたサイボーグ的存在で、ロボに乗って戦ったりするけど、どうも、主人公キリコが、彼女を守るような流れになってる。

これは、女性も戦闘員としてバンバン活躍したり、子供キャラもわりとポイントだったりするガンダムなどとは対照的なんですよね。

そんな感じなんで、単に軍事アニメでは終わらなかったガンダムを見た後で、ボトムズを見ると、一種の「後退感」というんですかね、なんか時代に逆行&保守反動感が目立ってしまう。

逆に言うと、ミリタリーで群像劇で政治要素も入っててなおかつ無理のないストーリーを成立させてた初代ガンダムは奇跡のような作品なんですよ。ボトムズを見るとよくわかる。

で、実は、以前に書いた、ガンダムの続編を全て「にせガンダム」呼ばわりするボクの知人が、やはり、コアなボトムズファンだったりするんですよw。

しかも彼って、金融系の人で、一時期、失業中にとあるバイトのまとめ役をやってて、バイト雑誌に求人記事を出したりしてたんですが、その条件に「長髪・茶髪不可」って書いてたw。

別に、そのバイトって、単なる交通量調査とかなんで、仕事内容的に長髪や茶髪が問題なんじゃなくて、彼の趣味ですw。

あと、彼は音楽はクラシックしか聴かない人です。

だから、上念とか古谷がボトムズファンというのは、非常によくわかるw。

とはいえ、ボトムズの原作者でもある、監督の高橋良輔さんの他の作品は、また、いろんなアプローチをしてて、ボクはけっこう好きなんですよ。だけど、世間一般アニオタの人は、やはりボトムズを高橋監督の代表作と見なしている場合が多い。

逆にいうと、たぶん、ボクがボトムズが苦手なのは、高橋作品の中でも、「ちょっと肩に力が入りすぎ」だと感じているからだと思います。他の作品は、もうちょっと砕けた感じのが多い。

まあそんな感じで、長年思っていた「ボトムズ」への「違和感」をまとめてみました。
とはいえ、ボトムズが悪いんじゃなくて、ネトウヨが悪いんですけどね('-^*)/