昨日はなんとか気合を入れて、20件ほどエントリーしてみましたが、はたしてどうなることやら…。
世間はお盆モードですが、ボクはとうとう預金残高5000円!!(・∀・)
まあそのうち傷病手当も入ってくるでしょうけど、生きた心地がしませんねw。
さて、GDPは予想通り激下げですが、アベたちは死んでも消費税を10%にするでしょう。
そんな、良くも悪くも「平和」な日本ですが、ガザが停戦下と思ったら、イラクではまたまたのアメリカの空爆。
そうです、今回のネタは「イスラム国」!!
まずは朝日の記事。
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http://www.asahi.com/articles/DA3S11296917.html
豪の7歳、シリア兵の頭部掲げ笑み ツイッターに写真 父が「イスラム国」に参加
笑みを浮かべたオーストラリア人の7歳の男児が、シリア人兵士の頭部を掲げている――こんな写真を豪州の全国紙が掲載し、衝撃が広がっている。豪州訪問中のケリー米国務長官も12日の会見で言及し、中東地域で戦闘に加わる外国人兵の問題を9月の国連総会で取り上げるよう米豪で働きかけたい意向を示した。
写真が掲載されたのは、11日付オーストラリアン紙の1面。ツイッターに「私の息子だ!」とのコメント付きで投稿されたもので、シリア東部でイスラム過激派「イスラム国」に加わった男児の父親が投稿したとみられる。切り落とされた頭部と、その髪をつかむ男児の目はモザイクなどで隠してあるが、あまりの生々しさにアボット豪首相も「いかに野蛮かの証明だ」と驚きを隠さなかった。
ケリー長官は12日の会見で、わざわざ「ひとつだけ付け加えたい」と断ったうえで、「最も心を乱し、吐き気を催させ、グロテスクな写真の1枚だ。親が勧め、子供が誇らしげに切断された頭を抱えるなんて」と言及。
地元メディアは、父親はシドニー西部出身の33歳で、テロ計画に関わった罪で服役したこともあると報じている。
(シドニー=郷富佐子)
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はい、生首ひとつでこの騒ぎです。ガザでは何個、子供の首が飛んだんですか??
アボットさんは、イスラエルを少しでも非難されたんでしょうか??
っていうか、みなさん、そもそも話題の「イスラム国」って何よ? ということなんですが、
上の図はWikipedia「イラクとシャームのイスラーム国」からなんですが、さらに下の図をご覧ください。
シリア内戦の状況
こちらは、最近TVではやらなくなったけど、今でも続いているシリアの内戦。グレイの地域が「イスラム国」の支配地域です。
そうなんです、アサド政権を除く、「反体制派」の最大の勢力が「イスラム国」!!
そこで、もう一回上の図を見ていただくと、つながると思うんですが、要するに、イスラム国は、シリア東部から、イラク北部の一帯を制圧して、現在もイラクで勢力を拡大してると。
何が言いたいかというと、ついこないだまで、「独裁者アサドを倒せ!!」と、シリア反体制派をあれだけ必死で応援していた欧米諸国が、今度は、彼らがイラクに侵攻を開始すると、手のひら返しで「野蛮なイスラム過激派が攻めてきた!!」と騒ぎ出してる。
もう典型的なダブルスタンダードですね(・∀・)
最初の記事のオーストラリアも、思いっきり、シリア反体制派を応援してました。
ひとつ単純化すると、アサドはシーア派で、イスラム国はスンニ派、イラクのマリキ現政権は、シーア派+クルド、みたいな感じになります。なので、宗派間抗争という側面もあります。
ともあれ、例によって欧米マスコミ=欧米プロパガンダは勝手というか、イスラエルの国益に沿っているというか、それをただ垂れ流す日本のマスコミはもっとクズですけどね('-^*)/