エリジウム 2013
監督 ニール・ブロムカンプ
主演 マット・デイモン ジョデイ・フォスタ-
人類の未来は・・・ 格差社会の最終形か 設定が2154年となってるけど、130年後の地球はあり得る姿だが、さすがにスペースコロニ-に人類が移住するのはないでしょうね。でもこのリング状のコロニ-は2001年宇宙の旅のオマ-ジュか美しい。ギブスをつけたマット・デイモンは頑張ってるが、物語はありきたりで、コロニ-へ行く動機が弱い、ただマッドマックス2を思わせる廃退的な映像とアクションはまあまあ楽しめた。最新コンピュ-タ-とのギャップも面白い。あとジョディ-・フォスタ-がヒール役で出ていたのは驚いた。内容的にはソイレントグリ-ンなんかと似た印象の作品
ブレ-ドランナ-2049 2017
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
主演 ライアン・ゴズリング ハリソン・フォード アナ・デ・アルマス
2049年、環境破壊が進む地球では、外宇宙オフワールドの新天地へ旅立てなかった人々が、陰鬱な世界で暮らしている。2022年の「大停電事件」以降、人造人間「レプリカント」は製造禁止となっていたが、2036年にウォレス社がネクサス9型を開発したことで再び人間の使役として働いている。旧型のネクサス8型レプリカントは、専任捜査官「ブレードランナー」によって追跡され、「解任(抹殺)」されている・・・
感想
続編としては、よくできてると思いました。アクションのみならず、人間的葛藤のような、側面が描かれていて、無機的な感じがないのが良い。新型レプリカントは、より人間に近づけるなど、お話も、荒唐無稽さが少なく、現実の未来に近い感じがしないでもない。AIバーチャル彼女との交流など、エンディングもレプリカントの悲哀が出ていて前作同様、良かったです。
タ-ミネ-タ- ニュ-フェイト 2019
監督 ティム・ミラー
主演 アーノルド・シュワルツエネッガ- リンダ・ハミルトン マッケンジ-・デイビス ナタリア・レイエス ガブリエル・ルナ
ある日、未来から来たターミネーター“REV-9”(ガブリエル・ルナ)が、メキシコシティの自動車工場で働いている21歳の女性ダニー(ナタリア・レイエス)と弟のミゲルに襲い掛かる。ダニーとミゲルは強化型兵士のグレース(マッケンジー・デイヴィス)に救われ、 何とか工場から脱出した。そして彼らをしつこく追跡するREV-9の前に、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が現れる。
感想
AIが現実的になり、CGを駆使した似たような作品が多くなってきて、新鮮度がなくなってきている。話の展開も、タ-ミネ-タ-2の焼き直しだし、多少のアレンジはあるが、当時のCGの驚きを思うと、新鮮味に欠けてしまう、本来主役になるべき、ダニ-は存在感がないし、シュワちゃんは、添え物になってる感じで、リンダ・ハミルトンとマッケンジー・デ-ビス以外、見どころがない感じだった。1.2を見た人にとっては思い入れがある分、主役の抹殺は残念・・・ かえって前作を知らない若い人にとっては、2を見る感じで普通に楽しめると思う。あと、オープニングのグレースの登場場面は相変わらずだが、助けたカップルの対応には笑った。
アイランド 2006
監督 マイケル・ベイ
主演 ユワン・マクレガ- スカ-レット・ヨハンソン
安全で快適なコミュニティで暮すリンカーン(ユアン・マクレガー)は、自分が人間に肉体のパーツを提供するために作られたクローンであることを知ってしまう。そこで恋人・ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)とともに外の世界へ脱出するが……
感想
本人VSクローン 臓器移植用に造られたクロ-ンが脱走反乱、さすがにクロ-ンといえども人権はあるんだが、発想は、面白いが、ビジネス利用は、倫理的にあり得ませんね。そういえば、クロ-ン羊ドリ-から30年近くたってるのに、クロ-ンに関するニュ-スはあまりく聞きませんね。と思って調べたら、家畜なんかでは行ってるようですね、もちろん人に関する研究は禁止されてますが。SFネタとしては面白いですけど、神の領域に手を出すほど人間は愚かではない。クロ-ンネタの作品としては、「ブラジルから来た少年たち」の方が、リアリティ-がありそうで面白かった。人間の都合のいいエゴとしては、ドロンの「ショック療法」なんかにも似てる。アクション作品としては、突っ込みどころ満載だが、まあ楽しめました。