TEAC CR-H100 やっぱり | ジャンク修理日記

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先日ピックアップレンズを清掃して復活した、100円ジャンクですが、どうも読込が不安定だし、再生していても、突然カウントしなくなり音が出ずと思ったらまた再生し始めたりする。ピックアップ劣化の音飛びではないし、メカ的な問題でもない感じ(ちなみにピックアップアッセンブリ毎、他の正常なものと交換しても同じ)やはり、サーボ基板のコンデンサですかね、確認です。

コンデンサは全部で20個 220μF 3個 100μF4個 47μF 11個 4.7μF 2個です。 まずは大きめの220μF赤丸と100μF青丸をチェック いやーこれでは・・・ 220μ品は145-177に容量抜け、100μ品に至っては、20-66 これで、まがりにも動いてたのが不思議です。これらのコンデンサは交換です。残りの47μとかもチェックしましたが30μくらいに低下してました。でも残りのコンデンサは、影響は少ないと推定して未交換にします

交換したコンデンサ

 

交換後

 

この基板には、モ-タ-ドライバ用のICが表に2つ、裏にはデジタルサ-ボのチップTC9432AFがあります。コンデンサの劣化でこれらが正常に動作しなくなるんでしょう、どうも表面実装コンデンサは劣化しやすいけど、リ-ドタイプは長寿命と勝手に思い込んでました、いずれにしても20年も前の製品ですので、メーカ-もそこまで想定した設計はしてないんでしょう。

 

 

無事、サクサク読込むようになりました。ニヤリ