Aurex XR-V52 | ジャンク修理日記

ジャンク修理日記

オーディオ修理の備忘録 古典映画のレビューなど書いてます

Aurex  CDプレ-ヤ- XR-V52

1986年 ¥59、800  5.8Kg

  • トレー開かず。550円で購入 Aurex (東芝)の珍品?OEMではない正真正銘の東芝製品ですね。

外観

  • ミニコンポの一部なんでしょうか?天板に脚置きの○へこみがあります。

  • シンプルなフロントパネルです。

  • 表示もトラックNoと時間のみ、でもズシリと重いです。5.8Kもあります。

  • 高さは75㎜と薄いですが、奥行きは35cmもあります。

  • この年代で598はSONYのCDP-55と同じですが負けてますね!

それと、トレーパネル上部に傷が・・・こじ開けようとしたんですね。残念

 

内部

  • まあまあの詰まり具合、天板等、筐体がかなり頑丈に作られてます。重量はその分でしょうね。スピンドルベースも削り出し

ピックアップは東芝オリジナル、付属の基板にバリが・・・ 

 

メカ後ろにサ-ボ基板その下にトランス、

 

 

右基板の後部は音声回路 SONYの積分型DAC20152 水色のローパスフィルタ、デジタルフィルタなしのノンオーバーサンプリングでしょうか?

 

 

問題の不具合ですが、ベルトが伸びてましたので交換で楽勝と思ったのですが、

そう甘くありません。ショボーン

 

なにせ38年前のプレーヤーですからね。ニヤリ

 

トレーは開くようになりましたが、

スピンドルモーターが回りっぱなしで、

ボタンを受け付けません。

 

またドライバICの不良か?

赤丸のパワーオペアンプTA7256Pが2個ありますね。

これの出力が出っぱなしなんでしょうね?

 

ピックアップが生きてる保証もないしな- 

音は聴きたいですが・・・

直すかどうか思案中でしたが

 

調べたらCDP-101で交換したオペアンプLA6510と互換のようですね、まだ余ってるので、

今度交換してみよう。

 

1/20

続きです

 

TA7256PをLA6510に交換してみました。

 

とりあえずスピンドルドライブと思われるメカ側の一個のみ交換しました。

 

こんな感じで、

メカを外し、基板を立てて交換です

赤丸部分

 

下が外した TA7256P 上が取付けた LA6510 です。

 

メカ裏側 モーター付近

 

結果は変わらず、トレーが開きスピンドルは回転したまま、

電源電圧仕様が違うせいか、スピンドルの回転とトレーの開き速度は遅くなりました、ただ、こちらはスピンドルとトレーモーターのドライブ用で間違いないようです。TA7256Pは問題ないですね多分制御入力の異常ということですかね、

本来は動作させ出力を見たかったのですが、

底板が簡単に外せる構造でなかったので・・・

 

あとばらしてる時にフロントパネル裏に大きなコントロールICが付いてたので

これの可能性もありそう・・・

 

望みが薄くなってきました(笑)