アマゾンプライムでライブボクシング | ボクシングのこと~好き勝手に語るブログ~

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ボクシングについて自分の考えを好き勝手に書いてます。人は人、自分は自分。何事も考え方は人それぞれというのが私のスタンス。自分の考えを人に押し付けたり、自分こそが正しいという変な勘違いをされている方はご遠慮ください。よろしくお願いいたします

アルテム・ダラキアンvsユーリ阿久井政悟

日本のアナウンサーは相変わらずだね。

ダラキアンが無敗無敗と連呼して、無駄に凄い王者アピール。いや〜耳障りだったなぁ。まぁいつも通りといえばいつも通りなんだけど、なんとかなんないのかね、こういうのって。 

試合はどっちが勝っても負けてもおかしくない内容。よってどっちが勝ったかわからないような試合はホームの選手が勝ってもおかしくない。試合直後の様子からダラキアンは恐らく判定に不満があっただろうけど、敵地であのボクシングでは勝ったと騒ぐには少し足りないかな。

余談だけどダラキアンって見た目がダルチに似てたな。

見事に日本人伝統のフライ級王者に戴冠したユーリ阿久井さんの今後に幸あれ。


那須川天心vsルイス・ロブレス

今回の興行も実質主役はこの人。

アナウンサーの「相手が世界ランカー」だとか「トレーナーがナチョ」だとか、無駄なアピールがしつこくて鬱陶しかったな。肝心のナチョは体調が悪いとかでコーナーには姿を現さなかったのにね。滑稽としか言いようがないな。

試合は相手の3回終了後、棄権で神童さんがTKO勝ち。初のKO勝ちではあるものの、呆気ない幕切れに、虚無感と言いますか、試合後のなんとも言えない中途半端な雰囲気が、那須川の人気ぶりとミスマッチしていて哀しくなったね。

那須川には何の責任も無いんだけど。

さて、この試合は54.8キロ契約。

121ポンドだって。

スーパーバンタム級122ポンド

バンタム級118ポンド

こちらもなんだか中途半端でこれからの試行錯誤感というか、迷走ぶりが虚しい。

試合後に那須川がバンタム級でやれる云々と言ってたけど…どうなんだろ。数値だけ見るとスーパーバンタム寄りに見えるけどねぇ。まぁ本音を言えばスーパーバンタム級でやりたいんだろうけど、あそこは無敵のスーパーチャンピオンがまだ居座りそうだから、ね。そうなるとやはり無理してでも階級を下げるしか選択肢が無いか。まぁ日本人だらけの世界バンタム級でタイトル争いを繰り広げるのも興行的には悪くないのかな。


寺地拳四朗vsカルロス・カニサレス

これぞ昔ながらのボクシング。

いや〜凄い試合でした。

見てる方からすると、日本人好みの打ち合い上等のド根性ボクシングで面白かったけど、いろんな意味で危ない試合だったね。

試合終了後の勝利アピールはカニサレスのみで拳四朗は項垂れるまではいかずとも、俯き加減で自信を持って勝ったとは思えなかったのではないかと思う。

私的には終わった時は拳四朗の負けかドローかと思ったね。息子は拳四朗の勝ちは無いとまで言ってたけど、結果は拳四朗の勝ち。

内容的には相手の勝ち、ドローでもおかしくなかったけど、ま、拳四朗が王者であり、戦った場所がホームだからこの結果は許容範囲内か。勝ちもありっちゃありだ。

そして試合後の拳四朗もそこら辺は理解してるのか、控えめな所作と佇まいだったから、そこは良かったね。

これより酷い内容なのに「どんなもんじゃーい」なんて誇らしげに叫ぶ変な輩も居たからなぁ。

それに比べたら、不甲斐ない勝ち方に反省しきりといった姿がとても謙虚で好感がもてたな。


しかしアマプラ。私はいつもボクシングの時だけ加入して1ヵ月で解約するんだけど、今回はそれができない。2月24日に軽量級3大タイトルマッチが控えてるからだ。今回の興行が1月23日で、次回が2月24日。この微妙な月跨ぎのズレは意図的なのか、たまたまなのか。

ま、安いからいいんだけどね。