書紹しましょ。

 

今回はこちら。

 

スーパーの裏でヤニ吸うふたり 4

作)地主 先生

 


会社勤めのサラリーマンのおじさん(佐々木)がたばこを吸おうとして、スーパーの従業員の女性に吸える場所として裏手にある喫煙所に案内されたことから始まった今作もついに第4巻。

 


その従業員の女性(田山)の正体が、実は佐々木がかねてからファンであったレジの女性(山田)であることとは知らずにずっと続いてきた関係がさらに深まります。

なぜその女性の正体に気が付かないのか。それはレジでの時とたばこを吸う時とでは容姿が全く異なっているからです。

それでも気付きそうなものなんですけどね。それでもこの佐々木は気が付かないんです。

 


時折彼女がそれらしい仕草だったり行動をして気付くかなと思うところもあるんですが、それでも気付かないんですよね。

でもそんな鈍い感じがまた佐々木の魅力でもあるんです。

そしてそんな時には「もし気が付いたら二人の関係性はどうなってしまうのだろうか」という点もまた注目のところであります。

 

 

さて今作は、田山であり山田でもある彼女の人間らしさだったり、豊かな感情というのが多く見られました。

また他にも出てきているキャラクターたちの心情や物語というもの新鮮で濃い一冊でした。

 

巻を増す毎に描写や表情、全体的な絵が進化していっているんですよね。

その時々での表情しかり、微細な変化を表したりというところでもまた繊細に描かれています。

こんなおじさんいいなぁと思いながらも、大人のいい年になってもこんな毎日があったら楽しいだろうなぁと思いました。

 

あと、つい最近アニメ化決定のニュースが出ましたね。

これは本当に出来ると思っていたので嬉しいです。

個人的に佐々木は三木眞一郎さん、山田は佐藤利奈さんが合っているのではないかなと思いました。

本当になったらありがたいです。



それにしても、バトルやファンタジー等とは別に、こういう日常の何気ない瞬間を扱った作品も面白いですね。

軽い気持ちで読むことが出来ますし、読んでいてどこか安心感のようなものもあります。

とても面白かったです。

 


では今回はここまでです。

引き続き読んでいこうと思います。

 

ではまた。