前日の文章に戴いたコメントより思い出したこと。
僕にはKHAVUARLのメンバーの他に、尊敬するギターを弾く仲間がいます。
その人とは僕は何度かバンドをやろうとしたけれど
彼の能力が高すぎて、そして彼もメンバーに同等のものを要求して
結果として孤立してしまうというのを何度も繰り返しました。
どうやら僕と一緒にした場所以外でも同じような事をしていたようで...。
僕は常に彼の味方でした。
彼が言うことは全て正しかった。
要求するものも極めて的確だった。
ただ、彼のモノの言い方に問題がなかったとは言い切れない。
そして、彼の言葉を認めるということは自身の非を認めるということだった。
他の連中は自身のくだらない、自尊心を守る為に彼を拒んでしまうに過ぎなかった。
僕は今でも彼の弾くギターが好きだし、
当時から一貫して言っていた彼の言う事には賛同するよ。
ただね、彼は
「自分でもできたんだからオマエにもできる」
が口癖だったけれどそれは流石に厳しいかと。
だって彼、PCやらネットワークの知識はその辺のプロ顔負けで、
仕舞いには独学で知識や能力を得てその道で立派に働いているんだもん。
でもね、彼と出会わなかったら今の自分は無かったってはっきり言える。
なんでもお金をかけて委託してしまえば良いって済ませていたと思う。
MIDIを扱うだけじゃなく、レコーディングやらミックスやら、多少の知識ややり方は分かったもん。
最終的には委託でも良いけれど、流れは知っておく必要がある。
バンドマンって、ウタを歌っていればそれで良い、とか、楽器弾ければそれで良い
って言うのが多いけれど
本気でやろうと思ったらそれじゃダメなんだって彼には教えてもらったよ。
作った音楽トータルで見られないと。
全部ひっくるめて作品だよね。
そこは流通やらプロモーション等々営業も含めるべきかと今では思うよ。
彼の言葉に耳を傾けられず、受け入れられなかった連中にはそういうの分からないだろうね。
彼には本当に感謝しているよ。