〔地理の教科書での中国の地名 漢字論原点回帰4〕
Sakazaki Motohiko 坂﨑基彦@Tokyo_Seoulさんのツイート
帝国書院の高等地図帳を買ったら、今や朝鮮半島や中国の地名は現地発音のカタカナ表記が原則らしいのだが、そのカタカナ発音では現地では通じないし、かといって漢字表記も知らないと実生活で困るしで、これ漢字で習った僕らの頃より地理選択者の負担でかくなってると思う
まゆこ@lili_chineseさんのツイート
返信先: @Tokyo_Seoulさん
これはヒドイな。娘の中学の資料集みたらやはりカタカナでした。現地でも通じないし、親子での会話の中でも通じないという悲惨…。
えぬ@enu_eiさんのツイート
やるんなら漢字+英語表記だよなあ。
広東省 Guangdong, 江西省 Jiangxi, 浙江省Zhejiang など、今後役に立つ方にも全然合わせられない。
まゆこ@lili_chineseさんのツイート
"ママ、コワントンのチューハイ行きたいな♡"と言われても正しく連れて行ってあげられる自信がない…
2009年(平成21年)10月5日付朝日新聞投書欄。当時48歳の会社員の人が娘さんの中学地理の教科書を見たら中国の地名が漢字でなくカタカナ表記で、大連が「ターリエン」、天津が「ティエンチン」になっていて、大きな違和感があったとのこと。この会社員はこの投書で「中学生が『ターリエン』『ティエンチン』というカタカナ表記見て、これらがアカシアの「大連」や天津甘栗の「天津」だと理解できるだろうか」という趣旨の疑問を呈した。
〔9:12 - 2020年1月24日〕〔9:20 - 2020年1月24日〕
この人は「現地の発音に忠実に、という配慮なのでしょう。しかしカタカナ表記のとおりコワンチョウと発音して、広州のことだとわかる中国人がいるとは思えません」と書いている。同感だが「コーシュー」だともっと面倒になる。この人は「現地の発音に忠実に、という配慮なのでしょう。しかしカタカナ表記のとおりコワンチョウと発音して、広州のことだとわかる中国人がいるとは思えません」と書いている。同感だが「コーシュー」だともっと面倒になる。
〔9:28 - 2020年1月24日〕〔9:28 - 2020年1月24日〕
この投稿者(2009年当時)によると地名の問題は北京の日本人学校でも話題になっていたらしい。 「広州」に関しては「廣州」または「广州」なら中国で通用するが、「広州」という表記は日本だけので、他の漢字圏で通用しないという表記上の問題もある。 〔#固有名詞問題〕
この投稿者は「中国では今でも日本の地名や人名は感じで表記、中国語の発音で読むことが主流です。日本も漢字で表記、日本語読みでよいのではないでしょうか」と書いている。要するに「相互主義」である。
この投稿者(2009年10月5日付、朝日新聞「声」欄)は「新聞や歴史書など日本社会では、今も漢字表記が主流です。教科書だけが中国で通じないカタカナ表記を行なうことは百害あって一利なし、と思わざるをえません」と結んでいる。
今、話題の #武漢(#Wuhan)の例で言うと、日本社会では普通、「武漢」は漢字で書かかれ、「ぶかん」と読まれる。教科書だけがカタカナ表記の「ウーハン」を掲載しても中国では通用しない。つまり「ウーハン」は日本国内で役に立たないだけでなく中国人にも通じないから意味がないという結論になる。
〔平成21年(2009年)10月〕
〔平成21年(2009年)10月〕
〔令和2年(2020年)1月〕
〔zhejiang 浙江省 英語〕(twitter)
参照
AmebaBlog>〔中国の地名のカタカナ表記〕
2010-06-16 04:34:52
LivedoorBlog>〔漢字論原点回帰・補足〕>検索〔地名〕
(下書き、非公開)
中国の地名
2018-03-21 13:20:23
地図帳「福建(フーチエン)省」「広東(コワントン)省」「潮州(チャオチョウ)」「広州(コワンチョウ)」
2015-03-25 11:12:37
2009年10月5日、朝日新聞の読者投書欄「中国の地名や人名は漢字で」+地図帳の中国の地名のカタカナ表記
2015-01-18 01:39:11
LivedoorBlog>〔田中克彦『ことばの自由をもとめて』 漢字論原点回帰・補足〕