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「中国語」を学んでわかる英語の中の中国の固有名詞~Deng Xiaopingとは誰のことか~ 

おそらく1997年に鄧 小平が亡くなったときの前後、欧洲語圏にいて「Deng Xiaoping がだれかわからず困った」という体験をした日本人が、電脳網上に体験談を書いている。それも一つではない。
Deng Xiaoping, who?

ここで「江澤民」を Jiang Zeming としているのは誤りで、Jiang Zemin が正しい(注釋)。
それから「森喜朗」はシナ語でSen Xilangだから「セン・シーラン」に聞こえるはずだ。
もう一つはすでに削除されているが、事前にコピーしていたので、イタリックにして引用する。
Deng(閉鎖ずみ)
欧米の新聞や雑誌のアジアにかんする記事を読んでいて困ることがある。
中国人や台湾人の名前だ。
Deng Xiaoping やJiang Zemin、さらにLee Tenghui と書かれている場合、誰のことだか最初はまったくわからなかった。
欧米のニュースなどでは、とり上げられるのが多いアジアの国は、やはり日本と中国だ。
まだテレビならば、映像とともにかたられるのでなんとなくわかる。
しかし、写真なしの新聞や雑誌の記事になると、なかなか難しい。
正確にいえば、Lee Tenghui だけは、Leeという部分から李登輝であろうことは想像できたが。
だがそれ以外は、ひとつひとつ、徐々に覚えていくしかなかった。
私がイギリスにいたとき、中国で大きな事件があった。
それをイギリス人の友人が私におしえてくれた。
デンが死んだよ。
……デン?
Deng Xiaopingが死んだんだ、とイギリス人は重ねて教えてくれる。
だが、それでもよくわからない。
イギリス人は、本当にお前はアジアから来たのかと、さもいいたげだった。
結論からいえば、それは中国の元最高実力者、鄧小平のことだった。
鄧小平をDeng Xiaopingというとは知らなかった。
中国語ではこの発音になるのだろう。
日本語も漢字もしらないイギリス人に、日本では彼のことをトウショウヘイと呼ぶことを説明するのに非常に苦労した。
あとで考えれば、イギリス人も他のヨーロッパ人の名前をすべて英語読みしているわけだから、それと同じだといえばすむことに気がついたのだが。
このときの鄧小平の死は、日本でも大きくとりあげられたのではないだろうか。
毛沢東につづいて中国をひっぱってきたカリスマが死んで、イギリスでもその後継者の問題が頻繁に取り上げられていた。
しかし、後継者と目されている人たちについて書いてある新聞の記事を読んでもまったくピンとこない。
誰のことなのか、ぜんぜんわからなかったからだ。
結局、中国や台湾から来ている留学生を捕まえては、漢字表記になおしてもらい、江沢民や李鵬といった人たちのアルファベット表記の名前を覚えていくことになった。
もう少し、簡単に調べられる方法があったらよいのだが。
投稿 2004.08.22 in 日記・エッセイ・コラム

 

ちなみにLee Tenghuiは台湾の「李登輝」のことで、中国大陸の元首相「李鵬」はLi Pengである。
ややこしい話だが、Li Poだと古代の詩人「李白」Li Baiの英語名の一つになる。

 

中国人名は発音どおりにするべし


ここで Deng Xiaopin としているのは Deng Xiaoping である(注釋)。

 

このように日本人が英文で中国に関する記事を読む場合、中国の固有名詞はシナ語の知識なくして理解できない。
一方、中国人にとっても同様で、「田中角栄」を Tianzhong Jiaorong と呼んでいるから、
英語の新聞で Tanaka Kakuei の姓名を逆にした Kakuei Tanaka があった場合、多くの中国人は理解できない。
しかし、中国人はシナ語の中で日本人名の「田中」を Tianzhong、「山口」を Shankou と読む習慣を改めようとはしないだろう(注釋)。
Y!JapanGoogle
Deng Xiaoping who または deng xiaoping mao zedong 名前 で検索
deng xiaoping トウショウヘイ で検索

 

 

 

なお、2008年の北京五輪の時、テレビの画面にBeijing2008というロゴマークが何度も出た。これで「北京」は現地ではPekingでなくBeijingだと知った人は多いはずだ(特に日本で)。
東アジアで五輪が開催された時、中国人はSEOULが漢城(のちに首爾に改名)で、

 

NAGANOが長野で、TOKYOが東京だと改めて「学習」しないといけなかっただろう。
北京語話者は「長野」をChangye、「東京」をDongjingで覚えているから。
中国人は韓国の「仁川」をRenchuanと読むので
2014年仁川アジア大会のロゴにあるINCHEONが「仁川」の英語または韓国語(朝鮮語)読みだと改めて覚える必要がある。日本人もかつては「仁川」を日本語の音読みで「ジンセン」と呼んで(読んで)いたが、朝鮮語読み「인천」をもとにした「インチョン」も採用したので、多くの日本人はINCHEONが「仁川」であることを何とか理解できるようになったであろう。

 

/nofrills/文法を大切にして翻訳した共訳書『アメリカ侵略全史』作品社など(@nofrills)さん / Twitter/

仕事中に流れてきた死亡情報(誤)にあった「デン・シャオピン Deng Xiaoping」が誰だかわからなかったというエピソードを導入とし、中国の固有名詞も「原音読み」にしないと世界で日本人だけわからない状態になると指摘 / Deng X… http://htn.to/wdvmaA

/午後5:00 · 2010年9月24日/

 

池田信夫(@ikedanob)さん  Twitter

NHKでは「わが国」という言葉を使わない。在日から「おれの国じゃない」と抗議があったからだ。名前も中国人は「シュウキンペイ」と漢語で読むが、韓国人は「パククネ」と読まないと「差別だ」と怒る。ちょっと前の「差別語狩り」と同じ。これも慰安婦騒動をきっかけに一掃すべきだ。

 

金明秀 KIM, Myungsooさんのツイート

この人のデマは聞き飽きた。 RT : NHKでは「わが国」という言葉を使わない。在日から「おれの国じゃない」と抗議があったからだ。名前も中国人は「シュウキンペイ」と漢語で読むが、韓国人は「パククネ」と読まないと「差別だ」と怒る。ちょっと前の「差別語狩り」と同じ。

 

蔦 (JAPAN,NO WAR! )さんのツイート

私が昔、素朴に困ったのは、「もうたくとう」と言っても各国の外国人に全然通じなかったことです。「まおつーとん」なら全員知ってる。中国人名を日本語読みされるのは本当に困る。中国と「それでいい」という取り決めになっていてもですよ。間違ってます。

 

毛澤東は英語でMao Tse-tungまたはMao Zedongで、英和辞典にも載っていますが、日本人がこれを知らないと欧文にこの名前が出てきた時にチンプンカンプンになります。Deng XiaopingやJiang Zemin、Xi Jinpingも同様です。

2014年12月27日(土)
英語の中のDeng XiaopingやXi Jinpingが誰のことかわからない日本人が「中国人名の日本語読みをやめてほしい」と主張することはよくあるが、「皆で中国語を勉強しよう」とは思わないのだろうか。シナ語をやっていればこれらは簡単なんだが。
posted at 14:10:42

 

ロシア語では「鄧小平」はДэн Сяопинになるだろう。 「毛澤東(Mao Zedong)」はМао Цзэдунになるだろう。 

『Deng Xiaoping という名前が英文の中に出てきたら』 

/#英語の中の中国の人名/ /#ロシア語の中の中国の人名/

/how to pronounce deng xiao ping? How to pronounce Deng Xiaoping? - YouTube/

/午前9:06 · 2022年8月17日/

 

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関連語句
deng xiaoping [1]〕~〔deng xiaoping [5]〕
mao zedong deng xiaoping jiang zemin
deng Xiaoping 小平(タイトル検索)
江澤民 [1] [2](内容検索)
deng xiaoping(twilog)
Deng Xiaoping 鄧小平 deng xiaoping 誰(twitter)


参照

/
毛澤東、鄧小平は英語でどう言うか

鄧小平、胡锦涛、蒋介石 

日本・中国・朝鮮の人名・地名、「相互主義」の限界

 

 

 

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