※記事内の写真は2021年9月に撮影したものです。

 

京成バスシステム臨港線は京成本線京成船橋駅と船橋海浜公園を結ぶ路線です。夏場は終点の船橋海浜公園へのレジャー客の足としても活躍しますが、普段は船橋市臨海部の港湾、工業地帯への通勤客の足となっています。途中、ルートが分かれる箇所が2ヵ所あり、系統は4系統と複雑になっていますが、昼間運行されるのは2系統にまとめられています。

今回は前回までご案内していた船62と共に昼間にも運行されている南本町小学校経由船63のルートをご案内します。昼間の船63は後半の船62と重複する区間はカットされ、途中の本社営業所止まりとなっています。工業地帯の広い幹線道路を通る船62に対して、船63は住宅街の中の生活道路を通り、生活感が感じられる沿線風景となっています。

(地図左上のアイコンをクリックして表示されるリストのチェックをはずすと関連する路線のルートが系統別に表示されます。)

↑京成船橋駅から南下し最初に曲がる所で船62と分かれます。ここから先の船63、64単独区間は昼間毎時1本と本数は少ないです。

京成船橋駅~湊町二丁目(写真①~⑨)

 

↓京葉道路の脇を進みます。左は住宅街、右も京葉道路の向こうは住宅街となっています。京葉道路は高い防音壁で囲われているのでうるさくありません。

 

↓(上写真から約100m)自動車学校入口バス停(京成船橋駅方向→右)。上屋はありませんがしっかりした固定のベンチが設置されています。

 

↓上写真左奥に船橋海浜公園方向乗り場があります。バス停を出るとすぐに橋の上り坂となります。

 

↓橋は船溜まりの上を跨ぎます。正面のエリアは1940年代に埋め立てられたようです。

 

↓上写真左奥を望む。正面の高架橋は東関東自動車道。船62はそれに並行する国道357号線を通っています。

 

↓短い橋を渡ると緩やかな下り坂で地上に下ります。

 

↓上写真左奥にはたくさんの船が係留されています。その背後には住宅街が迫りますがアパートなども見受けられ、漁師が住んでいるというわけではないようです。奥には大きなマンションもありますね。

 

↓(2つ上写真から約300m)南本町小学校バス停(京成船橋駅方向→右)。ベンチと新しめの上屋が設置されています。

 

↓上写真左奥に船橋海浜公園方向乗り場があります。左が小学校です。

↑すぐ先の交差点を左折します。

 

↓曲がってすぐの所に池田講堂前バス停(京成船橋駅方向→右)があります。こちらも上屋とベンチ付き。右に某宗教団体の講堂があります。

1つ前のバス停との間は100m少々しかありません。団体の要望で設置されたのかもしれないですね。

 

↓上写真左奥に船橋海浜公園方向乗り場があります。ここは船橋海浜公園方向も上屋とベンチがある充実仕様となっています。やはり団体が絡んでいるとしか思えん(笑)。

 

↓(上写真から約100m)栄町一丁目バス停(船橋海浜公園方向→左、逆方向→右)。こちらは再び京成船橋駅方向のみ充実仕様です。

↑この辺りから右側は工場地帯となります。しかし左側はまだ住宅街。

 

↓(上写真から100m少々)本社営業所前バス停(船橋海浜公園方向→正面、逆方向→右奥)。バス停名の通り左に京成バスシステムの本社営業所があります。

 

↓本社営業所敷地内には本社営業所バス停があります(右の塀の左)。出庫のバスはここから発車します。つまり昼間の便はすべてこちらから発車ということになります。

↑こちらは営業所内にあるから本社営業所、先ほどのバス停は営業所前にあるから本社営業所なのですね。じつに律儀。

 

↓昼間の便はすべて本社営業所止まりなので営業所に入っていきます。ここから先の区間は昼間の運行はありません。

 

↓(上写真背後に約200m)とはいえ昼間運行がない区間は300m程度。正面を横切る国道357号線は昼間も船62が通っています。

 

~船橋海浜公園

 

おわり(次回の更新は6月27日の予定です。)