東京パラリンピックが9月5日、すべての日程を終え、13日間の熱戦に幕を閉じました。
これで7月から、東京2020 オリンピック・パラリンピックは、コロナ禍で無観客の異例な大会となり、後世に語り継がれることとなりそうです。
先月、オリンピックのボランティアがコロナ禍で辞退をせざるを得なかったお話をさせていただき、パラリンピックがどうなるか、心配でした。しかし、無事、パラボランティアに参加できて、数々の感動を得ることができました。
今回のボランティアは、医療サービスチームのファーストレスポンダーという役割で、観客の熱中症や気分の悪い人、あるいはケガをした人などを最初に救護する立場になります。
ただ、今回は、無観客になったため、観客対応はなくなりましたが、会場には、ボランティアをはじめ、大会スタッフ、警備員など、多くの人たちが関わっていて、これらの方たちの体調チェック、救護が欠かせなくなります。
もちろん、選手のサポートも必要となり、今回、パラトライアスロンで、直接選手のゴール後のサポートに参加できて、極限まで力を出し切った選手の姿に、非常に感動を受けるとともに、しっかりとサポートしなければならないというボランティアの自覚が芽生えました。
そのなかで、得た体験は、「いつ、どのような事態が起こるかわからない状態で、災害の支援と同様の気持ちで臨まなければ」というチームリーダーのかけた言葉に、ひとつひとつ真剣に取り組めたことだと思っております。
東京2020を肌で感じることができて、本来の姿ではないかもしれませんが、感動を得られたことに感謝しております。
yuich309