【シルク】2024募集馬全頭評価❷ | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

全頭評価❷ 募集番号11~20です。
12番までが一口2桁万円の並びで、指を加えるしかないゾーンです。
文中で出しているデータは、直近の3-7才の実績に限定したものになりますが、勝ち上がり率だけは、2才がデビューした馬は、現段階での結果を加えていますのでご注意を。



得点 85 順位 10  評価 A
検討数 915    検討順  7


検討数も多かったが、申込順調で第1回目で名前が登場し、この段階での1番人気となっている。
母は米国で12戦2勝重賞勝ちなし。
アメリカでの4頭出産しているが重賞馬はなし。日本で最初の産駒がキャロットの3才ルディックで2着を6回続けて7戦目で勝ち上がった。これまでの産駒実績を見ると高い評価にならなさそうではあるが、今回はかなりの人気となっている。
皮膚の薄い馬体は見栄えがするし、歩様も前肢の可動域が十分あってダイナミックに見えるから皆さんそそられてるのかと思われる。
これも外野から成長を見守りたいと思う。


得点 72  順位 33  評価B
検討数 710   検討順  23


母は奥村豊厩舎、シルク所有で21戦6勝。
2戦目から5連勝を飾り、勢いのまま北九州記念2着したまでは良かったが、その後は2桁着順が1年半ほど続き、すっかり忘れられた5才時に福島牝馬ステークスを制し初の重賞を勝ちを果たして繁殖入り、本馬が初子となる。
後肢が若干物足りないが、前肢の可動域は広くよく見える。
もう一声安ければと思える残念な価格。


得点 69  順位 46  評価 B
検討数 455    検討順  53


母はウィンドインハーヘアの最後の産駒で、2戦未勝利。デビューが遅れ3才5月となり2戦とも2桁着順で大敗して引退繁殖入り。
初子はデビューできなかったが2、3番子は 勝ち上がっている。
母父は、キングカメハメハで申し分のない血統だけが売りの馬と思われる。
歩様は力感がなく平凡で見送り。


得点 49  順位 75  評価D
検討数 466    検討順  50


母はキャロットの所属で2戦1勝。
繁殖入りしてからは、毎年勝ち上がり馬を輩出し、12才時のノームコアがヴィクトリアマイル勝ち、13才時のクロノジェネシスは3才時に秋華賞を勝ち、古馬になっては、宝塚記念を連覇、有馬も制しの両グランプリに勝つなど10億以上を稼ぎ出した。
しかしここがピークで後の産駒はほとんど活躍できておらず、クロノジェネシス産駒が募集の年齢になったこともあってか、サンデーからシルクへ都落ちの感が否めない。
母20才時の産駒なので、私のストライクゾーンに入らないが、歩様は意外と良く見えた。


得点 74  順位 29  評価 B
検討数 1238    検討順  1


最初に電子カタログが出た時に馬体が一番いいと思ったのがこの子。
そう感じた方が多かったのか、検討数トップで1回目の発表から名前も出ているので手は届かなくなった。
母はシルクの所属でフローラステークスを制して、出走権を掴んだオークスでも4着と健闘した。秋に故障を発生し7戦3勝で引退している。
歩様も前肢の可動域広くダイナミック。
厩舎が頭数の割には結果が出ていない感じがあるので、順調ならかなり走るのではないかと思えるが、母の引退経緯からも故障は心配な血統ではある。


得点 71  順位 39  評価 B
検討数 636    検討順  28

母は英国で13戦1勝。
イギリスオークスでの2着がある。
産2頭中1頭は7月20日6戦目で勝ち上がりシルクの馬ではないが募集ヤリを決めてくれた形となった。歩きは少し重たい感じで素軽さがなく、値段に見合わない。


得点 71  順位 39  評価 B
検討数 475    検討順  48


母はシルク所属、藤沢和雄厩舎で走り、9戦2勝。この母の世代は私が一口馬主スタートとして最初に募集に申し込んだ世代で、サリオス、オーソリティ、ラウダシオン、ギルテッドミラー、テルツェット、プロミストウォリア、リアアメリア、ヴェルテックスと重賞勝ち馬が並ぶ、最近の中では最強世代なので記憶に新しい。
オルフェーヴル産駒の母も6月開幕週にデビューし新馬勝ち、シルクの開幕連勝記録樹立に貢献した。その後は父譲りの気性が影響したか能力通りの結果を残せなかった。
無事繁殖入りし、本馬が初子となる。
まだ410㌔台で馬体重で苦労するかもしれない。

 

得点 54  順位 72  評価 D
検討数 291    検討順  70


母はサンデー所属未勝利であったが一旦地方園田へ転出し2勝して中央へ復帰した。その後500万クラスで2つ勝ちを重ねて1000万クラスまで昇級、成績はトータルで36戦4勝だった。デビュー済み産駒は3頭、勝ち上がりはサンデー所属の2頭とサンデーとしてはあまりいい繁殖成績は残しておらず、今回はシルク募集となっている。
母は既にノーザンファームに残されていない点、父レイデオロもかなり厳しい状況にあることも踏まえて、プロフィールとしては買える材料に乏しい。


得点 82  順位 15  評価 A
検討数 799     検討順  12


シルク募集では、頭しかいないコントレイルの初年度産駒で注目の一頭。
母はアメリカダートのG1馬。
来日後の産駒の既走馬4頭の内、勝ち上がりは半分の2頭。その中には重賞で活躍しているディアスティマがいるものの期待通りではないだろうと思える。
元々はディープインパクト用に輸入されたと思われるので、コントレイルとは合うかもしれない。動画の歩様はキビキビしており、皮膚も薄い感じで好印象。



得点 67  順位 58  評価 B
検討数 605    検討順  29


母はシルク所属で24戦2勝。
母母はアーデルハイトで遡ればビワハイジの系統となる。
一族牝馬が多くこれからも栄えそうな牝系。
現役で活躍中のエーデルブルーメも本馬の叔母となる。
馬体が小柄なのは気になるが、切れ味鋭い脚が使えそうな歩様に見えた。
コントレイル産駒がこの価格なら、候補には残しておきたい。

~つづく~
シルクホースクラブの許可を得て転載しています。