今週は予定がありませんでしたが、未勝利崖っぷちのレディエンフェイスが出走を決行し、急遽出走が決まりました。
先週のルージュカルミアに続いてのルメール騎手騎乗。この子にも3回目の騎乗となるので、何としても結果が欲しいレースです。
8月20日 札幌2レース
3才未勝利 ダート1000
ルメール 騎手
期待度☆☆☆☆☆
レディエンフェイス
22:00現在では6.5倍で3番人気です。
さすがはDBさん。見事な想定人気です。連勝系、3連系の売れ方を見ても4番人気になることはあっても、2番人気にはならないと思えます。
人気のプレッシャーはそれほど受けずにレースができるでしょう。
このコースはとにかくスタートが重要。
2020年以降行われた、3才未勝利1000メートルは29レースの内、実に24レースは4角で3番手以内で決まっています。3角の位置取りでも3番手以内で24レース決まっていますから、とにかく前にいることが第一条件となり、スタートダッシュが鍵となります。
今回1番人気が想定されるドナルビー。前走が1700からの短縮で初の1000に出走しましたが、ペースについて行かなかった感があり、最後は伸びましたが3着に負けています。
今回は、慣れもあり先行できるように思います。レディエンフェイスは前回のドナルビーの立場なので、ついて行けない可能性も十分考えられますが、それでも離されず3-4番手にはいないと勝負にはならないでしょう。
ルメール騎手はこのコース、勝率23.1、連対率30.8とさすがの成績です。土曜の最終レースでも逃げ切り勝ちでした。
鞍上に関しては何も心配ありません。
一方ハーツクライ産駒はこのコースで過去3年6戦して最高が3着と馬券内はこれ1つだけです。
1700から一気の距離短縮では、1-0-1-1-2-18
と厳しい結果になっています。
基本的なレースのペースが違うので納得できる結果だと思います。
先週行われた1000ダート3レースを見ても、前半400を23.5を切るペースで飛び出す必要があります。レディエンフェイスは今までより0.5秒以上速いペースで飛び出す必要があるので、スタート遅れはご法度。出た上で二の足が効かないと勝負になりません。
鼻出血の影響があり、距離短縮を考えたようですが、求められる能力がまるで違うので、あまり器用そうに見えないレディエンフェイスにとってはハードルは高いと思われます。
理屈から見ると、苦しいレースになると思いますが、我々出資者としては、一番近くで彼女を見てきた、陣営の判断を信じて応援するしかありません。
いい結果を出ることを祈りながら見守りたいと思います。
最後のレースにはしないで欲しい!