レディエンフェイスが惜敗した2レースから間髪をいれずにスタートする、3レースに命名馬ボンドオブラヴが登場。
2レースを見ていたスタンドから、ダッシュでパドックへ走り、2階から初対面しました。全然やる気のない感じで、ホンマに走るのかなというのが第一印象でした。
6月18日 東京3レース
3才未勝利 ダート2100
内田博幸 騎手
感涙の1着 初勝利
ボンドオブラヴ
パドックではいつもの通りゆっくり歩いて
内田騎手が騎乗しても特に気合いが入ったとかいう変化は見られませんでした。
23.06.18
遅れ気味のスタートとなり、前半は集団の後方を追走。3角手前よりジワッとポジションを上げ、前を射程に入れて直線を迎えると、最後は逃げ馬をきっちりと捕えきり、待望の初勝利を収めています。
「少頭数がよかったですね。調教師が言っていたように前回よりも行きっぷりや反応が良くなっていました。直線で抜け出してから気を抜くところがありますので気合いをつけましたが、これでもまだ全力で走っているわけではありません。とりあえず1つ勝てたのは大きいです。良かったです」(内田騎手)
「正直ホッとしました。ゲートは歩いてしまいましたが、その後、流れに乗れたのはよかったですよね。最後の直線で脚が持続するかどうかなど、まだ手探りのなか、それでも勝ってくれたのは大きいです。前走を使った上積み、それに輪乗りの際に離れて一頭にするなどの工夫も結果につながったのではないでしょうか。課題としてフワフワと集中力に欠ける点が残っていることですし、まだまだ馬が子供ですので、あまり一度に詰め込みすぎない方が良いはず。ここで勝てたことにより、この馬の成長曲線に合わせて進めていけるのもプラスになってくるかと思います。現状、東京のダート2100mは合っていますね」(鈴木慎調教師)
◆スムーズさを欠くことのないように外めを周回し、逃げ馬との距離を計りながら絶妙のタイミングで進出。この馬を知る内田博幸騎手が人馬一体となって勝利に導いてくれました。なお、このあとは、「暑いし勝てたので夏休みかな?」とジョッキー。「まずは放牧に出して疲れを取り、精神的にもリフレッシュさせてあげる」(調教師)予定となっています。(HTC)
命名馬が目の前で初勝利を飾るという、なかなか味わうことのできない感動をもらいました。
直線伸びてきた時は、力が入ったし、なかなか前がしぶとかったので胸が痛くなりました。それでもボンドオブラヴは脚を持続できていたので、捉えることが出来ました。
内田博幸騎手の叱咤激励に応えてよく頑張ってくれたと思います。
栗東所属だとなかなか現地応援も叶いませんが、前厩舎が美浦に放出して下さった結果、素晴らしい先生やスタッフの方々と騎手とのめぐり逢いがあり、潜在能力が覚まされましたね。
転厩してホントに良かったと思います。
前厩舎には放出してもらったことは感謝しますが、在厩当時からこの子の能力を全く買ってくれてなかったので、持てる能力の半分も出せる状態に仕上げることができなかったと思っています。
正直なところ汚い言葉ですが、ざまあみろ!
という気持ちの方が強かったです。
父の日に見事なまでの雑草魂を披露して、初勝利をプレゼントしてくれたボンドオブラヴくんには感謝しかありません。
よく頑張りました。
晩成血統なのは明らかなので、これから時間をかけて兄が走った7才ぐらいまでは頑張ってくれると思いますので楽しみです。
鈴木先生、内田騎手をはじめ関係者の皆さまありがとうございました。
ご一緒の皆さん、
おめでとうございました㊗️
※広尾サラブレッド倶楽部の許可を得て転載しています。