【シルク】2020募集馬 募集価格分析 ② | アラカン優優の一口馬主ライフ

アラカン優優の一口馬主ライフ

20年間のPOGライフを通じて興味を持つようになった一口馬主に、
アラカンになった今、飛び込んでみました。
最近はクラブからG1馬がどんどん出るようになり、夢のある世界だと思います。
現実の厳しさを味わうこともありそうですが、それも含めて楽しみたいと思います。

価格帯別の中低額帯編です。

今回は5000万台がいなくて、6000万の下は
4500万です。
真ん中はやめて高いか低いかで値がつけられてる
ような感じがします。

4000万台     8頭
4000万台は21頭いて勝ち上がりは14頭。
代表馬は先日函館で重賞を買ったダイアトニック、
2才馬では青葉賞勝ちのオーソリティなどです。

牡牝ともに4頭ずつです。
種牡馬では
ロードカナロア3頭、キタサンブラック2頭、
ハーツクライ、ルーラーシップ、ハービンジャー
が1頭ずつです。
厩舎は1頭ずつで
東は藤沢、国枝、木村、大竹、武井
西は藤岡、須貝、池添学 です。

厩舎、兄姉成績、母年齢を総合して
気になる馬は

シヤトーブランシュの19      木村   4000万
    父 キタサンブラック       3.23生
サマーハの19                          藤沢  4000万
    父 キタサンブラック       2.23生
ツルマルワンピースの19       大竹  4000万       
    父 ハービンジャー           3.7生

シャトーブランシュは初子が既に勝ち上がって
おり、人気の高い2才馬もいて、この子は3番子
ですのでかなり狙い目が高いのではと思います。
木村厩舎は今年も預託が多そうなので、おまり
預けたくはないのですが、プロフィール的には
キタサンブラックの、代表馬になる可能性はありそうです。

サマーハはシャケトラを筆頭に上の5頭は
全て勝ち上がりの優秀牝馬です。
藤沢先生が定年のため、最後まで預かれない
かもしれないのが不安材料。
ツルマルワンピースは説明の必要がないとは
思いますが、初子のブラストワンピースから
3頭全て勝ち上がっています。

しかもこの子はブラストワンピースの全妹に
して大竹厩舎と性別以外は兄と同じです。
5000万と見ていたのでこの価格は安く思えます。
人気が殺到しそうで買えそうもありません。

他にプチノワール、ピラミマ、チアズメッセージ
もいるのですが、母年齢が14才以上なので、
この段階では、はずしておきます。  

この価格帯では、ここ5世代の賞金王は
ダイアトニックです。

3000万台  16頭
3000万台は76頭いて、勝ち上がりは39頭と
ここも半分以上の勝ち上がりです。
代表馬はアーモンドアイ、インディチャンプ。
この2頭が突出していて、この他には1億以上
稼いだ馬は不在です。

牡牝ともに8頭ずつです。
種牡馬では
ドゥラメンテ、モーリス3頭ずつ
ハーツクライ、キタサンブラック2頭ずつ、
オルフェーヴル、キズナ、エピファネイア、
キンシャサノキセキ、ロードカナロア、
Galileoが1頭ずつです。
厩舎は1頭ずつで
東は黒岩、古賀慎、宮田、萩原、池上
西は藤原、池江、野中、安田翔、音無、安田隆
        清水、池添学、高野、松永幹、友道 です。

厩舎、兄姉成績、母年齢を総合して
気になる馬は

ウィルパワーの19            音無    3000万
   父 キンシャサノキセキ         2.1生

ウィルパワーはシルク会員ならご存知の血統です。
兄はG1勝ちのマイル王インディチャンプを持ちます。
シルクはインディチャンプ以来になりますが兄と
同じ音無厩舎になりました。
父がリーゾナブルなキンシャサノキセキに代わり
牝馬になったことで価格はかなりお買い得感が
あります。
以前はノーザンファーム生産でしたが、18年産駒
から白老ファームに代わったようです。

ハーツクライ産駒2頭は遅生まれなので、今回は
はずしていますが、ハーツクライの2頭は
カタログ等で馬体を見たら、浮上する可能性
ありです。

この価格帯のマイル王インディチャンプ


2000万台  25頭
2000万台は108頭いて、勝ち上がり58頭と
半分以上の勝ち上がりです。
グレンツェント、ヒーズインラブ、ウィクトーリア
セダブリランテスが重賞勝ちし、ラウダシオン、
ブラフトワンピースのG1勝ち馬も出ています。
1億円馬
は8頭いますので、1億馬は10頭に1頭、
G1馬は50頭に1頭ぐらいの割合でしか出ない
ゾーンです。

その中から、これらの馬を引けている人は、
素晴らしい相馬眼と言えますね。
去年G1馬が出てしまったので、確率から見ると
今年は厳しいかもしれません。

牡11頭牝14頭です。
種牡馬別では18頭の種牡馬がいます。
厩舎はすべて1頭ずつで25厩舎です。
厩舎、兄姉成績、母年齢を総合して
気になる馬は

パシオンルージュの19       手塚    2500万
    父 ミッキーアイル                3.7生
マンドゥラの19                   尾関   2500万
    父 ハーツクライ                    3.7生
ハイドバウンドの19         田中博  2400万
    父 ドゥラメンテ                    2.7生
アイリッシュシー              高橋文  2800万
    父 キズナ                               1.21生

上の3頭は兄姉の勝ち上がり率がよく、3月までに
生まれている、ノーザンファームの生産馬です。
アイリッシュシーは輸入牝馬の初子なので、
よくわからないのですが、キズナでこの価格なら
検討に値しそうな感じがしています。

この価格帯の賞金王ブラストワンピース

1000万台   17頭
1000万台は122頭いて、勝ち上が61頭と
丁度半分の勝ち上がりです。
ただ上位クラス活躍する馬はほとんど不在で、
重賞勝ちはディアンドル1頭のみ。
1億以上稼いでいるのもディアンドルともう1頭、
インビジブルレイズの2頭だけです。
3勝できれば維持費まで含めても黒字になりそうな
ゾーンではありますが、シルクで1-2勝してくれれ
ばという馬を持つことはないと思います。
そういう狙いはノルマンディー、ロード、広尾
辺りで楽しむもので、シルクなら大きいところを
狙えそうな馬に出資すべきかなと私は思います。

種牡馬別で複数いるのは
4頭
ミッキーアイル  
3頭
モーリス
ドレフォン
2頭
エピファネイア

ミッキーアイルは5頭中4頭が1000万台と
寂しい顔ぶれ。
モーリスも7頭中3頭がこのゾーンなので、
今年は目玉とは言い難いです。

この段階でこのゾーンから探そうという気はない
ので、どうしても困った時にカタログを見てみる
つもりですが、余程でなければここしかないようなら今年はシルクの出資を見送ろうと思います。

今年はツアーなしですが、時間があれば全頭
評価してみたいと思っています。

東サラも価格、厩舎等が今日発表されてますので
こちらも整理して、簡単な分析をしておこうと
思います。

ディアンドルぐらい
勝ちまくれる馬を探せるか!?


※シルクホースクラブの許可を得て転載しています。