先日、ブロ友の留五郎さんが、バディ・テイトの盤を記事にされていました。
バディ・テイトとダラー・ブランドの共演盤です。
拝聴して一発で気に入ってしまいました。
それ以来、バディ・テイトが気になっておりました。
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『 Tate A Tete 』Buddy Tate Quartet & Quintet
テテ・モントリューの『 Tete A Tete 』と勘違いしてしまいそうなタイトルです。
私、バディ・テイトは此の1枚しか持っていないのですが、
久しぶりに聴いてみると、お気に入りの1枚になってきております。
そんなこともあり、
先週5/19(土)『ジャズCD鑑賞会』には、此の盤で参加いたしました。
Buddy Tate (ts)
Tete Montliu (p)
Fin Ziegler (vio)
Bo Steef (b)
Svend-Erik Norregard (ds)
1975.9.24
カウント・ベイシー楽団出身のテキサス・テナーの重鎮バディ・テイトに、カタロニア出身の盲目ピアニストのテテ・モントリュー。
全く音楽スタイル、テイストの異なる2人による、デンマークはコペンハーゲンの ラ・フォンティヌ における白熱のライブ。
バディ・テイトとテテ・モントリューって意外とマッチするなぁ~
ユーチューブを覗いていたら、2曲ばかり見つかりました。
先ずは、♪Body And Soul♪
コールマン・ホーキンスの名演、ビリー・ホリディの名唱を始め、多くの名演・名唱がありますが、バディ・テイトの唄いっぷりも、実に素晴らしい!
抑え気味のトーンで、これだけの雰囲気を醸し出せるのは、正に職人芸とも云える熟練の為せる技。
スイングでもなく、ビ・バップでもなく、一連のモダン・テナー奏者とも一線を画する、テキサス・テナーのバディ・テイト。
テテ・モントリューは、音数が多目ながらも全く喧しさを感じさせないソロで、このバラードを盛り上げてくれる。
正に身も心も爆発しそうな♪Body And Soul♪
続いては、♪Buddy's Blues♪
バディ・テイトのペンによる、ジャンピーでスインギーなブルースナンバー。
もう、これはバディ・テイトの真骨頂。
冒頭から、テテ・モントリューのスインギーでご機嫌なソロが実に楽しい。
続く、ゲスト参加のフィン・ジーグラーのヴァイオリン。
そして、
な~んとバディ・テイトのヴォーカルが飛び出してくる。
これが実にいい感じで ♪Route66♪ のような雰囲気。
さらに、
バディ・テイトのテナー&フィン・ジーグラーのヴァイオリンによる、ご機嫌なソロ。
理屈抜きで楽しい演奏です。
演奏終了後のバディ・テイトによるメンバー紹介も、ライブの雰囲気がいっぱいです。