昨日3月4日(土)は、第3土曜日。
『ジャズファンの集い』 柏Nefertiti に出掛けてきました。
いつもは車なんですが電車で移動したのは、
先週ライブの時に、追加でボトルキープしたからなんです。
はい、電車代かかりました・・・(笑)
増尾駅から徒歩で約20分
陸の孤島・柏の軽井沢、Nefertiti に到着!
熱くなってしまいました…(汗;
『 ジャズファンの集い 』
私の持ち寄りは、
『 Speak No Evil 』 Wayne Shorter
ウェイン・ショターのBN第3作目。
いつ聴いても心地よい1枚♪
昼でも、夜でも、
集中して聴きたいときでも、リラックスして聴きたいときでも、
何故か、
自分には、どんなシチュエーションにも、しっくりくるんです。
ハードバップの典型的な(ts)(tp)の2管編成でありながら、
醸し出される雰囲気・香り・サウンドはハードバップのそれとは全く異なる。
同じ路線上に、ハービー・ハンコックの 『 Maiden Voyage(処女航海) 』 がありますが、
こちらは、(ds)がトニー・ウィリアムス、(ts)がジョージ・コールマン。
出てくるテイストは、まるで違います。
『 Speak No Evil 』 の、(ds)がエルヴィン・ジョーンズ、という違いもありますが、
それ以上にウェイン・ショーターの音楽性が強く反映された作品ではないかと思います。
邦題に置き換えるるなら、
1曲目が、魔女狩り、
2曲目が、ダンス死人、(青ざめたダンス)
アルバムタイトルの4曲目は、いいえ悪を話さん、(見ざる・言わざる・聞かざるの、言わざるの例え)
というふうに、マジカル&ミステリアスな、ショーター・ワールドの世界へ誘い込まれるかのようです。
♪Speak No Evil♪で参加しました。
イントロ・テーマから、もうやられっ放し。
2管編成のよさでもある、見事なユニゾン。
ハービー・ハンコックの流れるような絡みつくようなピアノ、言葉にならいくらいにカッコイイ!
そして、
ショーター~ハバードのソロ、は一連のハード・バップからは完全に一線を画している。
ハービーに至っては、今迄に聴いたことない独創的なバッキングにフレーズ。
・・・・・
スミマセン!熱くなってしまいました…(汗;
もう、ウンチク止めて聴きましょう・・・
音源です。
♪Speak No Evil♪
2順目が廻ってきました。
『 The Trio Vol.3 』 Cedar walton
1986年3月ボローニャにおけるライブ盤。
店主のブログがアップされました。
http://ameblo.jp/kurikurijazz/entry-12253473323.html
2順目が廻ってきました。
1986年3月ボローニャにおけるライブ盤。
この演奏は、イタリアREDレーベルから、『 The Trio 』 のタイトルで、Vol.1~Vol.3 までリリースされている。
Vol.1~Vol.3全てが、素晴らしい演奏に選曲の編集。
Vol.3は、シダー・ウォルトンの代表曲ともいえる ♪Fantasy In D (Ugetsu)♪が収録されている。
♪Fantasy In D (Ugetsu)♪は、
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの1963年6月のバードランドでの演奏の盤。
といい、
サム・ジョーンズ(b)、ビリー・ヒギンス(ds)のトリオによる1974年12月の新宿ピットインでの演奏の盤。
といい、
シダー・ウォルトンの名演が多い。
そんななかでも、ここでのウォルトンの♪Fantasy in D(Ugetsu)♪が 素晴らしい!
途中で、♪I Could Write A Book♪のフレーズが出てきたりと、ノリにノッた演奏です。
この盤は、ベースのサム・ジョーンズの後釜として加入した、デビット・ウイリアムスの出世作でもあります。
音源ありました。
00:01~ ♪Girl Talk From Harlow♪
06:01~ ♪Fantasy In D(Ugetsu)♪
今回は、酒三昧・ジャズ三昧の第1土曜日となりました。
店主からは許可を頂いていますので、今回の模様が店主のブログにアップされたらリンクの予定です。
店主のブログがアップされました。
http://ameblo.jp/kurikurijazz/entry-12253473323.html