この盤、最近ゲットしたヘビロテの1枚なんです。
昨年末に、あるブロ友さんがブッカー・アーヴィンの 『THAT'S IT』 を記事にされていていました。
それがきっかけとなりブッカー・アーヴィンに興味を持ち『THAT'S IT』をゲットしてから、ブッカー・アーヴィンとホレス・パーランが気になっていました。
そんな時に偶然、この盤とご対面出来たのでゲットに至ったんです。
こういう盤を聴いていると、「ジャズって本当にいいなぁ!」って感じますね。
『Up & Down』Horace Parlan
1. The Book's Beat
2. Up & Down
3. Fugee
4. The Other Part Of Town
5. Lonly One
6. Light Blue
7. Fugee(alternate take)
Booker Ervin (ts)
Grant Green (g)
Horace Parlan (p)
George Tucker (b)
Al Harewood (ds)
Rec : 1961.6.18
BN 4082
『Us Three (BN4037)』 のピアノトリオ(当時のBN真っ黒最強リズムセクション?)に、フロントがブッカー・アーヴィン、グラント・グリーンという編成。
又は、
ブッカー・アーヴィンの 『THAT'S IT』 にグラント・グリーンが参加したとも見てとれます。
メンツを眺めただけで、どんな音か想像出来そうな盤ですね。
グラント・グリーンが参加の同じ楽器編成で、ハンク・モブレーの『Work Out(BN4080)』がありますが、
聴き比べてみると醸し出される香りが全く違うのが面白いですね。
メンツが変わると、こうも変わるものか!?という好例ではないでしょうか。
ブッカー・アーヴィンの、いい意味で下品な、ちょいと危険な香りのするテナー。
グラント・グリーンの、これでもか、これでもかと迫ってくるシングルトーン。
ホレス・パーランの、ゴツゴツとしたピアノ、さらに右手のハンデを克服して編み出したとも言われている ”独特のタイム感” が何とも素晴らしい。
ブルージーでソウルフルで、真っ黒ムードの香り漂う好盤です。
全トラック、ハズレ無し!!
音源ありました。
♪Up And Down♪
※上手く再生できない時はこちらから
♪The Other Part Of Town♪
※上手く再生できない時はこちらから
この盤は、真っ黒な世界に誘い込む ”中毒性の高い” 1枚ですね…
病み付きになります!!