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“海外女子サッカー
CONCACAF W Gold Cup 準決勝 1“



2月20日に開幕し
佳境に入ったCONCACAF W Gold Cup。

準決勝の場所を
California州San Diegoの
Snapdragon Stadiumへと移し

現地時間で3月6日に
大変な悪天候の中
準決勝の2試合が執り行われました。



今日のブログは
その準決勝の第1試合について
自分が思った事を 書くことにします。





🔹




CONCACAF W Gold Cup 準決勝
📅 3月6日
🏟 Snapdragon Stadium (San Diego, CA)


準決勝 第1試合 (現地時間午後4時Kickoff)

🇧🇷ブラジル女子 3-0 🇲🇽メキシコ女子





📝


この試合に登場した
メキシコ女子については

数回前のブログで

📖参照
過去のブログ記事から
CONCACAF W Gold Cup 準々決勝について


準々決勝の対パラグアイ女子戦で
とうとうチームのメッキが
剥がれたようだと
書いてはいましたが

この試合では 
ブラジル女子相手に
StatsではSteals以外
だいぶ差が開き
(CONCACAFの公式のStatsでは
Possession率は🇧🇷60%・🇲🇽40%と出ていますが
他のところでは🇧🇷68%・🇲🇽32%という情報も📋)

ブラジル女子相手に
何をしても
トリッキーな悪質ファウルでしか
相手を止める事が出来ない。。。


グループステージの初戦で
既にイエローカードを2枚もらっていた
メキシコ女子のDFが

この試合の前半
メキシコ女子のキャプテンと共に
ブラジル女子の選手を
2人で挟み撃ちにした際の危険プレーで
VAR判定と共に
レッドカードを受けて退場。

結果的にその退場劇が(29分)
皮肉にもこの試合の結果を
早々と決めてしまった様にも
見えました。






🔹






この試合の主審は
NWSLの試合や国際大会等では
普段strictな判定をしている
審判と言う事もあり

この試合中
メキシコ女子が何度も行った
トリッキーかつ悪質なファウルに
彼女自体が惑わされたり

また

メキシコ女子の選手からの無駄な威嚇に
不覚に負けるということは
一切ありませんでした。







🔹





この試合を観ながら
メキシコ女子の
この大会のピークタイムは
やはりグループステージの最終戦の
対アメリカ女子戦に設定されていた様に
改めて感じました。

ただし あの試合で
アメリカ女子に勝ったと言っても
あの試合での敗戦で
アメリカ女子がいい意味で
覚醒した事もあり



メキシコ女子は 
次にアメリカ女子に当たる時に
アメリカ女子から徹底的に潰される事は
アメリカ女子の試合を観てきた上で
容易に想像が出来ます。


メキシコ女子が
この大会でベスト4に進出した事は
どん底の時を思いだすと
とてもプラスだった事とは思うのですが

この大会中のメキシコ女子は

グループステージで
アメリカ女子に勝った事よりも

この準決勝での対ブラジル女子戦での姿が
現状のメキシコ女子を
実直に現したものではないか?と
思いました。





🔹




一方のブラジル女子ですが

各選手の身体能力の高さは
言うまでもなく

プレーの速さに加えて
脚の長さを使った上手いプレーなど

言うまでもなく
メキシコ女子に対して
大きな格の違いを見せつけたと同時に

この試合はSCORE以前に
大人チーム 対 荒い中学生のチームの試合を
観ている様でした。


この日のブラジル女子のスタメンには
NWSLのプレーヤーが5人
入りましたが


もし悪天候でなかったのならば
ピッチの状態も鑑みて
ブラジル女子は メキシコ女子を相手に
もっと得点をあげることが
出来たかもしれません。






🔹





余談ですが 準々決勝の時のように

この試合中

特に
この日のブラジル女子の前線に配置された
共にNWSLのKC Current所属の
Debinha・Bi (Beatriz)両選手を観ながらですが

両選手のチームの💧KC Current💧の
今シーズンの事を
ふと考えた瞬間があったのですが


🇧🇷Debinha・Bi両手ブラジル人アタッカー
+
移籍組の
🇨🇦カナダ女子代表のNichelle Prince選手
+
🇺🇸2年目のMichelle Cooper選手
+
🇲🇼中国の女子リーグから移籍してきた
アフリカのマラウイ女子のキャプテン・
アタッカーのTemwa Chawing選手
(2023年 男女を通して
世界で一番得点をあげたアタッカー)等


KC自体が
Debinha選手を中心に
アタッカー陣を
どう組み合わせて来るのか。。。

このチーム自体 今シーズンから
監督が前アメリカ女子監督
そして
アシスタントコーチには
前Angel City FCの監督が就任した事に加え

他チームから観ても KCの攻撃陣は
今シーズン 
相当な脅威になるのではないか?と
思った次第です。


特にDebinha選手は
彼女に怪我等がなければ
前線で常に安定している選手なので

彼女からは
得点力だけではなく
得点につながるうまいアシストも
計算出来るので

チームにとっては
大きな存在であることは
今シーズンも間違いない事でしょう。


(実は この試合中 
メキシコ女子のM. Sanchez選手所属の
NWSLのHouston Dashの
今シーズンのシミュレーションも
していました📋)






🔹






このW Gold Cupですが
グループステージから
南カリフォルニアエリアでの試合については

昨年末から
大雨などが 時折続いている事もあり

この時期としては
いくら年間を通して安定した気候とは言え
ここのところ
好天に恵まれているとは言えない状況で

この準決勝の第1試合が始まる
数時間前に
私が住む都市で
風を伴った状態で
雨が本格的に降り始めた時

準決勝の会場の天気を📱から
即座にチェックしたのと同時に

準決勝の試合の運営が
選手や観客の安全性の事も含めて
とても心配になっていました。



都市によっては
災害警報も含めた
市役所の緊急用メールに登録していれば
天候不良による警報の知らせも
前もって届くのですが

今年に入ってから
同じ南カリフォルニアの
ロスアンゼルス市では
既に複数回 
天候不良による警報が
配信されているのが 現状です。

この試合中 選手達に
大きな怪我が出なくて良かったのですが

観客の中には
多くの女性や子供たちが含まれており
土砂降りの雨の中
帰宅時も含めて

この試合を
さぞかし楽しみにしていたであろう
両チームのファンの
天候不良による安全面が
本当に心配でした。

女子サッカーは 男女問わず
老若男女
子供から年配の方まで
家族連れ・友達・サッカー仲間・
カップル 等
安心して観ることが出来るスポーツ。


天候不良についての対策については
メデイアやスポンサー
そして大会運営の 
ビジネス的な事情ではなく
”人間”の安全確保の為に
きちんとしたルールを
作って頂きたいものです。





To be continued...





準決勝の第2試合については
後日のブログへ続く予定です。
(変更もあり)


⬇️


準決勝第2試合の
アメリカ女子 対 カナダ女子戦については
こちらのブログ記事で
少しだけですが 触れています。

⬇️