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“海外女子サッカー
CONCACAF W Gold Cup閉幕”
2月20日から
アメリカの南カリフォルニアと
テキサスで開催されていた
北中米・カリブ海サッカー連盟の
CONCACAFと
南米サッカー連盟のCONMEBOL加盟の
計12チームによる
第1回CONCACAF W Gold Cupが
アメリカ現地時間で
3月10日の夜に閉幕しました。
🔹
CONCACAF W Gold Cup Final
FT
🇺🇸 USWNT 1-0 🇧🇷 Brazil
得点
45' 🇺🇸 Lindsey Horan
Trinity Rodman
(右のカウンターからサイドラインギリギリで
ボールを受けた後
相手の2選手に囲まれながらも
ボールをうまくキープ)
⬇️
Emily Fox
⬇️(圧巻の中央へのクロス)
⚽Lindsey Horan
※アメリカ女子は
試合の終盤に出た2点目のゴールが
オフサイド判定で取り消しに。
🔹
2024 CONCACAF W Gold Cup
優勝 🇺🇸 USWNT アメリカ女子
準優勝 🇧🇷 Brazil WNT ブラジル女子
ベスト4 🇨🇦 CANWNT カナダ女子
🇲🇽 Mexico WNT メキシコ女子
🥇Awards
Best Player 🇺🇸Jaedyn Shaw
Top Goal Scorer 🇨🇦 Adriana Leon
Best GK 🇺🇸 Alyssa Naeher
Best Young Player 🇨🇦 Olivia Smith
Fair Play Team 🇺🇸 USWNT
🔹
決勝戦に相応しい好カード。
準決勝の第2試合の
カナダ女子対アメリカ女子戦と共に
大人のサッカーの試合でした。
アメリカ女子は
ノックアウトラウンドへ突入以降
準々決勝と準決勝では
スタメンを固定してはいましたが
この試合では
2名の選手を入れ替えて来ました。
一方でのブラジル女子。
ブラジル女子のスタメンを観た時
一瞬 延長戦の事も考慮に入れての
スタメン編成かとは思ったのですが
私的には
腑に落ちないスタメン
プラス
特に後半ですが
アタッカー Geyse・Debinha両選手
特にDebinha選手を
投入するタイミングが遅いなど
ブラジル女子自体
Possession率などのStatsでは
アメリカ女子よりも
良い数字を残してはいたものの
ブラジル女子の監督の
この試合への意図が
全く分かりませんでした。
🔹
準決勝の
アメリカ女子 対 カナダ女子戦
アメリカ女子のGKのA. Naeher選手が
延長戦の最後の最後に
相手のアタッカーとの接触で
イエローカードと共に
相手にPKを与え
同点に追いつかれた事での
メンタル面でのダメージが心配に。
しかし PK戦に突入してから
女子ワールドカップの
対スウェーデン女子戦と同様に
KickerとしてPKを決めた事も含め
あの悪天候の中で
対カナダ女子戦を制したアメリカ女子が
あの試合での勝利で
チームがひとつになった姿を観て
この大会のStatsから
Data的には
ブラジル女子が優位であろうとも
この決勝については
アメリカ女子が勝つのではないか?と
感じていました。
🔹
本当はこの決勝戦と
準決勝の第2試合の
アメリカ女子 対 カナダ女子については
書きたいことはあるのですが
約20日間に渡って開催された
この大会が終えた事で
試合後の燃え尽き感が強く
今 試合の結果を伝える以外
余り言葉が出てこない状態です。
アメリカ女子ですが
昨年の女子ワールドカップ後の
前アメリカ女子監督の辞任から
新監督が現職の都合で
5月末まで不在の間
臨時監督としてチームを任されている
Twila Kilgore氏には
あの“個”が強いチームを
まとめ上げる能力も含めて
難しい立場の中で
この大会で
チームを優勝させた
彼女のチームのマネジメント力には
本当に拍手しかありません。
🔹
グループステージでの
カナダ女子の快進撃などで
この大会での
アメリカ女子の優勝は
難しいのではないか?とは
思ってはいたのですが
準々決勝での
コロンビア女子の
思春期・悪質反抗期プレーに一歩も引かず
(コロンビア女子をbabies👶👶🍼扱いする
アメリカ女子ファンも)
結果として
この大会で アメリカ女子が
Fair Play賞を受賞しましたが
この大会のUnfair Playチームと
呼んでもおかしくない暴れん坊チームの
👶コロンビア女子にとって
アメリカ女子が
この大会で優勝と
Fair Play賞の受賞とは
何とも皮肉な結果に🤫
🔹
今日のブログの最後に
少しだけ触れておきますが
今週のアメリカ女子サッカーですが
CONCACAF W Gold Cupの終了と共に
3月15日(金)に
NWSL Challenge Cupが開催されると共に
(会場は当初の開催予定地の
California州San Diegoの
Snapdragon Stadiumから
New Jersey州Harrisonの
Red Bull Arenaへ変更)
そして
3月16日(土)には
私にとっては 待ちに待った
NWSLの2024年のリーグ戦が開幕☺️
NWSLの2024年のシーズンの開幕にあたって
各チームの開幕用の
最終のRosterの確認も含め
各チームの分析が出来ればいいなとは
思うのですが
ゆっくり開幕戦を観ながら
特に新規参加のチームについては
未だに私の中で
正体不明のBay FC🦦も含めて
時間をかけて
分析をしていきたいと考えています。
そのBay FC🦦は
開幕戦で
Angel City FC👼とぶつかりますが
🦦のNWSLの公式戦の初戦が
いきなり カリフォルニアダービーとは👀
P.S.
なでしこジャパンは
来月 アメリカで開催される
SheBelieves Cupで
CONCACAF W Gold Cupの
優勝チーム🇺🇸と
そして
準優勝チーム🇧🇷と
ベスト4のチーム🇨🇦のどちらかのチームと
対戦します。
(今回のSheBelieves Cupは
変則的な大会となります)
🇧🇷なでしこジャパンが
昨年の11月下旬から12月初めに行われた
海外遠征の時に対戦したブラジル女子。
あの時は チームの
特にNWSLでプレーをする主力選手達が
シーズンオフ中だった事もあり
ベストコンディションで
なでしこ相手に挑んでいた訳では
なかったので
あの時の遠征の結果に
とらわれないように。
🇺🇸アメリカ女子については
ここ数年
“個”の強さがあらゆる面で
裏目に出過ぎて
この数年チームを率いていた
前監督の選手の選考・起用ミスに加えての
チームの戦術が不可解だった事もあり
ほぼチームが崩壊に近い状態でしたが⁈
今回のCONCACAF W Gold Cupで
“チーム”として
ベテラン・中堅・若手の融合を
うまく果たし始めた事と共に
Sam Coffey・Korbin Albert両選手の
Anchorとしての起用の成功に加え
膝の怪我で昨年の女子ワールドカップを
欠場をしていた
アタッカーのMal Swanson選手が
SheBelieves Cupで
アメリカ女子に復帰を果たすかどうか。。。
なでしこジャパンは
去年のSheBelieves Cupの
対アメリカ女子戦で
なでしこの当時のDFが
彼女のスピードに追いつけず
得点を許して
試合を落としているのですが
CONCACAF W Gold Cup前に
アメリカ女子が
彼女をトレーニングパートナーに起用しており
今週末の
NWSLのリーグ戦の開幕とともに
怪我からのプレーの回復度も含めて
彼女の動きに注目しています。
彼女が完全復活を果たしたら
パリオリンピックの優勝を狙う
幾つかのチームにとっては
さぞかし大きな脅威となることでしょう。
そして 🇨🇦カナダ女子については
CONCACAF W Gold Cupでは
大接戦で アメリカ女子相手に
準決勝で破れはしたものの
ベテランの2選手が代表を引退しても
それ以前から
選手の入れ替えがうまくいっており
女子ワールドカップでの
グループステージでの
あの死の組からの敗退を乗り越え
前回のオリンピックチャンピオンとして
パリオリンピックに
立ち向かって来る事でしょう。
🔹
パリオリンピックに向け
その18選手によるチームの
Roster入りをかけて
来月のアメリカ遠征では
更に大きなテストが課されるであろう
なでしこジャパン。
SheBelieves Cupの初戦が
アメリカ女子との対戦になるなど
パリオリンピックへのチームの強化の為には
とても大きな機会とはなりますが
どうかベストを尽くして
頑張って下さいね。