紅葉が見頃となる季節になりましたね。
コロナが少し落ち着いてきたこともあり、観光で紅葉狩りに出かけるという方も多いかもしれませんね。
ある日、小学生くらいのお子さんがお父さんに「どうして葉っぱは色が変わるの?」と質問をしていて、お父さんが困り果てているのを見かけました。
その子は好奇心があるようで、他にもいろんな質問をしていました。
なぜ葉は落ちるのか。なぜ花は春に多く咲くのか。なぜ川は平らなところでも流れるのか…。
こんなことを小学生に聞かれたら、なんて答えていいものか悩んでしまいそうですね。
会話を聞きながら、この子は発明王「エジソン」みたいな子だなと思いました。
子どもの頃からエジソンは、いろんなことに「なんで?どうして?」と質問ばかりしていたそうです。
ある時エジソンは、
「どうして、にわとりは卵を温めているの?」
と質問をし、お母さんは
「卵を温めると、赤ちゃんが産まれるのよ。」
と答えたそうです。
そしてエジソンは、本当にそうなのか確かめるため、にわとり小屋で丸2日間、卵を温めたのですが、赤ちゃんは産まれてきませんでした。
失敗したことに泣きながら落ち込んでいるエジソンに対して、お母さんは、
「失敗してもいいのよ。2日間では、だめなことがわかったでしょ。失敗から学べばいいのよ。」
と笑顔で答えたそうです。
エジソンは小学校を中退したことで知られていますね。
先生に「頭が腐っている」と言われ、お母さんが学校を辞めさせ、その後はお母さんが先生代わりとなって教育を行った…と聞いたことがあります。
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以前、宇宙飛行士出身の街に住んでいたことがあります。
ある日、そのお母様が講演会をすると知り、話を聴きに行きました。
そこで聴いた印象的なお話を紹介します。
「うちの子は好奇心旺盛で、幼い頃から何でも疑問に感じ、何でも興味を持っていました。散歩の途中、何かに興味を持ち観察を始めると、そこから動きませんでした。普通なら、早く行くよ!と言って手を引っ張ってしまうところですが、私はそうしませんでした。興味の芽を摘みたくなかったからです。だから私は、この子が満足するまでそこから動かず、一緒になって観察をしていました。」
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興味の芽…
私は子どもの頃、
「大人は自分の都合で子どもを操ろうとしている…」
と強く感じていました。
どんなに興味があっても、どんなに学びを得たいと思っていても、周りの大人たちは、
「そんなものに興味をもっていないで、学校の勉強をやりなさい。だからお前は成績が悪いんだ!宿題終わったら家のお手伝いをしなさい!余計なことは気にしなくていいから!」
と、学校の成績や宿題のことばかり言ってきました。
大人になってから両親に聞くと、
「あんたの質問は難しいことばかりで、生意気だなと思って…」
と言われました。
エジソンの母親のような…
宇宙飛行士の母親のような…
私も、こんな大人に出会いたかったな…と思ったと同時に、
そうだ、私もこんな大人になろう!興味の芽を摘まない大人になろう!
そして、興味のある分野を伸ばしてあげられる大人になるんだ!
と、強く感じたことを覚えています。
現在、私は心理カウンセラー以外に、児童デイサービス支援員として、知的障害や発達障害を抱える子ども達の支援活動も行っています。
そこで心掛けているのが、子ども達の好奇心を育むため「失敗を恐れない」ことと、「興味の芽を摘まない」ことです。
これは私見ですが、「知りたい」という欲求はあらゆる可能性を秘め、知ることにより社会貢献度は向上すると思うのです。
学者や研究者などが「有識者」と呼ばれるのも、知りたいと思う気持ちから始まっているわけですから、その成果が発表されることで私たちは社会的な富を得ることができるのです。
私たちが利便性に富んだ世界で生活できるのも、好奇心から始まります。
その好奇心を…目先の問題に囚われ奪ってはならないのです。
(だから蓮舫さん、2位じゃダメなんです。^^;)
子育て中のパパさん、ママさん。
お子様が何かに興味を持っていたら、どうか見守ってあげてください。
どうしてお子様がそのことに興味を持っているのかも含め、見守ってあげてください。
少しケガをしてしまうくらいが丁度良いのです。
危ないからと遠ざけてしまっては、いつまでもその危険性を知らないままです。
取り返しのつかない危害とならないよう気をつけてあげれば良いのです。
好きなことを伸び伸びをやらせてあげることで、将来社会貢献できる発見に繋がるかもしれませんね。