皆さんこんにちは。き~です。
今年も宜しくお願いいたします。
お正月、どのようにお過ごしでしたか?
家族と集まった方や、仕事だったという方もいたことでしょう。
私はお年玉地獄で、一気に金欠となった一年の始まりです。^^;
さて、今年一本目のブログは、存在価値についてです。
今月から放送されている「Get Ready」というドラマをご存じでしょうか。
仮面ドクターズと呼ばれる医療チームが、多額の報酬と引き換えに命を救うという内容で、手術を受けることの条件が「あなたに生きる価値はあるのか」なのだそうです。
母がこのドラマの番宣を観て「生きる価値があるのかないのか、どうやって判断されるの?」なんて言っていました。^^;
そっかぁ~自分の生きる価値ね…と、私もちょっと考えてしまいました。
この時に、こんなお話を思い出したので紹介します。
――以下引用――
ある病院に、世をすねたおばあちゃんの患者がいました。
家族から疎まれていたせいか、頑固一徹で、看護師さんが話しかけても、なかなか心を開きませんでした。
「どうせすぐにあの世に行ってしまうのだから」
などと口にしていました。
その病院の近所に鉄工所があったのですが、一人の看護師さんが、おばあちゃんに次のような提案をしました。
「毎朝、病院の窓から、通勤の工員さんたちに手を振ってみてはどうですか」
どういう風の吹き回しか、おばあちゃんは翌朝、ベッドの上に身を起こし、言われるとおりにしてみました。
すると、何人かの工員さんが手を振って返してきました。
それが嬉しかったのか、おばあちゃんは、毎朝、出勤する工員さんたちに手を振るのが日課になりました。
工員さんたちの中にも、病院の前を通るとき、決まって窓を見上げる人が多くなりました。
おばあちゃんと工員さんの心が通い合いました。
おばあちゃんの表情には笑顔が戻ってくるようになり、看護師さんたちとも打ち解けるようになりました。
病気はだんだん重くなりましたが、おばあちゃんは毎朝、身を起こし手を振りました。
まるでそれが生きている証でもあるかのように。
しかし、とうとうおばあちゃんは亡くなってしまいました。
訃報を聞いた工員さんたちは、病院の近くに集まり、おばあちゃんが毎日手を振ってくれた窓に向かって、黙祷をささげたそうです。
林 覚乗 著『自分が好きですか』西日本新聞社より
―――
もしかしたら、このおばあちゃんは老い先短い自分の存在なんて、何の価値もないと感じていたのかもしれませんね。
ところが、工員さんたちがおばあちゃんの存在に気付き、おばあちゃんに「手を振る」という非言語的コミュニケーションをしてくれたことで、おばあちゃんは自分の存在価値に気付けたのかもしれません。
私が心理カウンセラーになりたての頃、こんな言葉を聞いたことがあります。
「知識の理論より、生きる理論」
人の生き様というのは、その人が亡くなる時に見えてくる。周りの人とどう接してきたのか、周りからどう評価されてきたのかが見えてくる…というものです。
父が亡くなった時、私はそれを目の当たりにしました。
父はちょうど3年前に、74歳で亡くなりました。
父のお通夜には、某企業の社長や取締役、某団体の会長クラスの方々が弔問に訪れ、父の死を悼んでくれましたが、父と親しくしていた方からの弔問は全くありませんでした。
近所の飲み友や、ゴルフ仲間、前職から付き合いのある方など、誰も来なかったのです。
この時に思ったのです。
そうか…、きっと父は「仕事としての付き合い」しかしてこなかったのだろう…と。
定年で退職してしまえば、それまでの名誉や立場は失われ、ただの人間になる。
父は、会社員としての人付き合いしかしてこなかったから、退職してただの人間になった時、周りには誰もいなくなった…ということなのではないのか。
退職後も、この人との付き合いを続けたい!と思えば、友人と呼び合う関係になれたのだろうけど、父のことをそう思ってくれた人はいなかったってことかな…と思いました。
父は仕事関連の手伝いで外出し、バス停へ向かう途中に倒れました。
父にとっての存在価値は、親というよりも一人の仕事人として最期まで務めを果たすことだったのかもしれません。
あなたは、自分にとって、そして周りの人にとって、どのような存在でいたいですか。
自分自身が最期を迎える時「悔いのない楽しい人生だった」と思えますか。
納得して人生を終わらせられますか。
自分が亡くなった時、どんな方があなたに花を手向けてくれますか。どんな方があなたを悼み、手を合わせ、泣いてくれますか。
価値のない人間なんていません。が、その価値に気付けるかどうかは、あなたの生き方次第なのかもしれませんね。
最後まで読んでくださり有難う御座います。
宜しければ是非、過去のブログもお読みください。
色即是空の世界観 | コンサルテーションルームKEYのブログ (ameblo.jp)
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