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*日経サイエンスの12月号を、図書館で開いて見ていた。そこにこんな記事が記されていた。

「音を聴いているのは耳の細胞だけではない。全身の重要な細胞が可聴音に反応している可能性が示唆された。エール大学のショル(Brian Sholl)は、一連の実験で音質の質が悪いと様々な状況において聞き手が話し手を一貫して否定的に評価することを発見した。メッセージが全ての話し手で全く同じであってもだ」

 

*人が、誰かの悪口を言った場合、脳はそれが他人に話しているのか、自分自身に話しているのか判断できなくて、全部自分に話しかけられている。と捉える話をきいたことがある。

 だから、常に人を生かし守り愛して喜んでいただける言葉を話しなさい。とも聞かされたものだ。

 

*一昨日の産経新聞の夕刊で、こんな記事が載っていた。

「倉敷市の菊池酒造の会長兼杜氏の菊池東さんは、5歳の頃からバイオリンを習い、大学を卒業して就職後、室内管弦楽団をスタートさせて指揮者を務めた。その彼が、家業の酒造業のラインの中で、酵母にモーツアルトを聞かせている。そうだ。

 

*その記事を読んで思い出したが、京都の亀岡の本梅町に竹岡醤油と言う明治3年に醤油づくりを始めた老舗の醤油蔵元があり、醤油の通には日本全国に知られているらしい。ここの醤油はモーツアルト醤油と云われ、工場ではモーツアルトのレクイエムが流れている。僕もそんな話を聞いて、「ホンマカイナ?」と疑いつつも、「面白いやないか!」と、友人を誘って車でその工場を訪問したらホンマやった。ここのポン酢は日本一と言っても過言じゃないとも言われているみたい。

 

*こうしてみると、音を聴いているのは、耳の細胞だけではない。有機物の全てが質のいい音や声には一貫して肯定的に受け入れてその喜びをお酒や醤油などの製品に美味しさで応えていることを肯定させる。

 

*人の場合、例えば、声やお経や題目も、その格調や声調や質に応じて、喜びや生きる力が湧いてくる。

 耳根得入。という言葉があります。耳から聞く声で、喜びの境涯を得る。喜びの生活を過ごせる。と云うのです。

 

             

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                 アイマース久美高     

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