*昨年の春はある事情で、イタドリを採りにいくことが出来なかったんです。
今年になって歩くことがままならなくて迷いましたが、4月8日に、勇気を出して宝塚の山中に一人で歩いて向かいました。
僕が秘密にしているイタドリの群生地に、キャリーバッグを引きずりながら歩きました。ところが、そこには1本もイタドリが生えていなかったんです。驚きました。
今年はもう無理。と落胆しながら時間をかけて休み休み下山したんです。
*イタドリの醤油漬けを気に入って毎年待ってくれている方がいますので、今日は青空が広がり輝いているのを見て、意を決して別の秘密の群生地に車で出かけたんです。よっしゃ、生えてるやないか! 雑草で歩きにくくて何度も転びながら喜び勇んで摘みました。
持ち込んだリュックに摘んだイタドリが満杯になると、リュックから取り出して枯草の群れに広げて足を投げ出して、イタドリの葉を取り除き、3~5cmに手折ってビニール袋に順番に入れる作業をします。面倒な作業ですが、スカンポ、スカンポと音を立てて青空の下で手折る作業はは楽しいものです。
*今まで皮を剥いで醤油に浸して出来上がったのを届けていたんですが、今日は摘んだその足で待ち人を訪問しました。仕事中でしたが、中断して出て来られて、手折ったイタドリを見せて醤油に漬けるまでの工程をお話して、自分でできますか?と尋ねましたら、うん出来るで。大丈夫や。と喜んで受けとってくださった。もう何年もこの季節にはお届けしているのだ。
*僕が好きなイタドリの醤油漬けだが、桜が散る頃から10日間から2週間ほどが旬で、それを過ぎると硬くなってしまって食べられない。
僕が好きなのを同じく好んでくださるのは、僕にとってはとてもうれしいことなんです。
あと一度くらいはこの季節にイタドリ採集に出かけたいものだ。
アイマース久美高筆
