ドクターきよしのブログ -23ページ目

50才過ぎたら夜のスプリントは必需品?

歯を失う原因の、32%がむし歯で、42%が歯周病
といわれています。74%が細菌による感染症が原因
なのです。
しかしなんと11%もの歯が歯根の破折で抜かれて
いるのです。

$ドクターきよしのブログ-歯を失うと


主に夜就寝時に歯を食いしばったり、歯ぎしりをして
歯が割れてしまうのです。
ほとんどの人が50才過ぎで、しかも歯の神経を
取ってしまった歯が割れて来ることが多いのです。
歯には中心に俗に神経(歯髄)と呼ばれている軟組織、
血液神経があります。象牙質にはタンパク質があるので
歯髄から栄養と神経支配を受けているのです。
枯れ木が折れやすく、生木がなかなか折れないように
歯も歯髄を取ってしまうと、折れやすくなります。
$ドクターきよしのブログ-歯根破折

ではどうしたら夜寝ている間の歯根の破折を予防
出来るでしょうか?
就寝中は誰でも意識がないので、自分の意志で
咬み合わせをコントロールでできないので、
歯と歯の間にボクシングの選手が入れている
マウスピースを入れて咬み合わせの力を
コントロールしてあげるのがベストです。
始めは慣れないので寝にくい事もありますが、
直ぐに慣れてしまいます。

子供の自殺は家庭崩壊が原因?

最近の学校での学級崩壊、いじめ、体罰
が原因と思われる子供の自殺が、しばしば
マスコミ等でも問題視されています。
特にクラスメートのいじめや教師の体罰が
原因でおこる子供の自殺は本当に悲惨です。
残されたご両親の悲しみはどのようなものか
計り知れません。
自殺する子供が家庭で誰にも相談出来ないのは
家族がそろって一緒に食事をしなくなったから
でしょうか。

子供は塾や、部活で忙しく、両親は共働きが
多く特に母親がいつも家にいない家庭もある
ようです。
「ただいまー」と家に帰っても誰も返事がなく、
暗い部屋に一人で入るのは本当に辛いと思い
ます。老妻に先立たれた知り合いのご老人が
妻を亡くして食事や洗濯をするのが辛い
のではなく、誰もいない部屋に帰るのが
一番こたえると話してくれました。
難しい時期にある子供が、心を開いて
話が出来る家庭が少ないのでしょうか。

歯の神経の治療の最後の手段

前回、歯の神経の治療のあらましをお話しました。
実際はとても繊細で難しい治療で、アメリカでは
この治療だけしかしない専門医がいて、他の専門医
より上のランクが与えられているほどです。
勿論顕微鏡下の治療を、ラバーダムという感染予防
処置をして、0.1㎜以下の細かい治療をします


咬み合う面からの治療でどうしても根の先まで器具
が届かず,感染部の消毒が出来ないこともあります。
そのようなときの最後の手段として、銀イオン導入法
があります。

$ドクターきよしのブログ-イオン
(最新歯内療法アトラスより)

患歯の歯の根の中に、銀の溶液と銀のチップをいれて、
電池の弱い電気を流して,感染象牙質を銀メッキします。
その結果、象牙質の中の細かい繊維(象牙細管)の中の
細菌が,滅菌されます。

患者さんは1988年6月に右下の6才臼歯が痛くなり
歯の神経の治療を受けました。普通の方法では根の先の
おでき迄、薬が届かず消毒できないので、銀イオンを
弱い電気で根の中に流し、象牙質の中を消毒しました。
治療後23年経っても根の先のおできは完全に治癒して
います。銀イオンの消毒作用でこのように普通では消毒
出来ない感染した根の中を綺麗にすることも出来ます


初診時 1988年6月 根の先に黒い影
根尖病巣が2つ見られます。

$ドクターきよしのブログ-初診 

イオン導入時 1988年7月 

$ドクターきよしのブログ-イオン


治療後23年2011年
歯根の先のおでき(黒い影)がきれいに消えて
治っています。
$ドクターきよしのブログ-治療後