クマの散歩道 Vol. 240 クマ、話題の映画『侍タイムスリッパー』を見る。 | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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皆様こんにちは。
 
今日は映画の話題を。僕は映画を見ることが好きなのでよく映画館に行っています。
 
でも今は日光市内には映画館がないこともあって、ブログで映画のことについて書くのは初めてですね。
 
日光市からだと映画を見るとなると県都宇都宮まで出ることになります。宇都宮はさすがにシネコンという物が出来る前から、オリオン通りという一番栄えている商店街の周囲にたくさんの映画館がありました。
 
それがシネコンが出来たら、シネコンにお客様を取られて、宇都宮の映画街は廃れてしまいました。今はヒカリ座という、昔は一番大きくて、ロードショウ作品も上映されていた館1館のみになってしまいました。

そのヒカリ座はシネコンに対抗しないで、今は館の社長がおすすめの映画をミニシアターみたいに上映しています。

街の映画館が消える。これは宇都宮に限らず全国的な現象ですよね。寂しいですよね。
 
と、いいながら僕もシネコンでバンバン映画を見ているほう。もう少し若い時は、シネコンだとたくさんの映画が上映されているのをいいことに、3本ハシゴで見たこともあります。もちろんそうやって見たのは宇都宮のシネコン2館でです。
 
でも、うちから近いほうのシネコンまでも車を使って1時間15分位かかります。最近は車を運転して出るのが億劫なのと、せっかくならお昼に軽く(軽くない時もままあるけど爆笑)飲みながら食事をしたいので、車は使いたくないのもあって、お出かけにはよく電車を利用します。

そこで電車に乗ってしまえば所要時間としてはそんなに変わらない、埼玉県の春日部市や越谷市の映画館で映画を見ています。
 
まあ僕は東武鉄道の株主になっているから、株主優待乗車券で、運賃は無料。特急で行くから、特急料金と駅からのバス代や東武鉄道以外の電車代はかかるとしても、車で出た時のガソリン代と運転する手間、昼間から飲んでのんびり休日を楽しめるというメリットを考えると、安上がりと思うからもあるわけです。
 
 

そこで出向いたのが今回は春日部です。東武鉄道の春日部駅は今高架化の工事をしていて、これは暫定的な東口です。
 
春日部はクレヨンしんちゃんの原作者、故・臼井儀人さんの暮らしていた市であること。作中でも春日部市(春我部としていたりするが)がしんちゃん家族が住む街ということになっているので、観光面でもクレヨンしんちゃんを押し出しています。東武鉄道も駅名板などにクレヨンしんちゃんを使っているほか、春日部駅の発車メロディーはクレヨンしんちゃんです。
 
 

実際は駅前から、東武グループの朝日自動車というバス会社が運行する路線バスに乗ったのですが、その写真は撮り忘れたので、いきなり映画館です。
 
今回行ったのはイオンシネマ春日部で、名前からわかる通り、イオンモール春日部の中にあるシネコンです。イオンモールは郊外の道路交通の要衝に大きな建物を作ることが多いので、春日部でも駅からは遠い、国道新4号線と国道16線が交わる周辺に数年前に作られました。
 
そんな立地なので、駅からはバスで15分ほどかかるというわけです。
 
 

今回見たのは『侍タイムスリッパー』という、今話題の映画です。
 
宇都宮のシネコンだと、入口の作品紹介画面のバックは映画の画像が出てるけど、イオンシネマの場合は春日部に限らず文字だけのあっさりした案内です。
 
イオンシネマ春日部ではこの日はお昼過ぎの12 : 15からの回と夜の回の2回上映でした。僕の見たのはお昼の回です。
 
 

シネコンですから、いくつかのスクリーン(シアター=劇場)がある中で、たぶん一番収容人員多いスクリーン1での上映でした。スクリーンも大きいんですよ。写真は予告編を流していて、まだ照明も落ちてない時の撮影です。
 
 
ここからは、映画com. からお借りした未来映画社(安田淳一監督が代表を務める会社)配信の画像です。
 
 
これは東映京都撮影所ですね。観光的に馴染みの名前でいうなら、太秦映画村です。
 
実際に脚本がすごく面白いということで、東映京都撮影所の全面協力があったそうです。その辺のことは次のサイトで監督にインタビューしている記事が参考になります。
 
⇒【インタビュー】『侍タイムスリッパー』安田淳一監督&ヒロイン・沙倉ゆうのが語る作品の魅力と熱い想い

 

 


 
助監督・山本優子役の沙倉ゆうのさんです。彼女は安田監督と共に、作成スタッフとしても絡んでいて、エンドロールで何度も名前が出ていましたよ。
 
 

あとは主だったシーンの画像です。一番下のシーンは真剣で勝負(劇中映画のシーンでは撮影)するシーンで、クライマックスの良いところです。ここで僕は正に手に汗握るようなハラハラ感を感じました。余り書いちゃうとネタバレになりかねないので、程々にしますが、史実も絡めて、ここでそう〝勝負〟するのです。〝決闘〟かな。それ以上はシッー上差し秘密
 

そして公式サイトからお借りしたポスター的なもの。
 
あとは、僕の作品全般を通しての感想をSNSで先行配信しているので、それをそのままコピペして貼っておきます。あらっ、こちらでかなりネタバレ方向のこと書いてるわ。ネタバレが嫌な方は以下は読み飛ばしてください。
 
いやあテレビやネットで話題になっているから見にいったのですが、聞きしに勝る良い映画でした。もう一回見たいなあと思っています。
 
皆様もぜひ。
 
 
〜以下は僕のSNSで書いた感想です。見た直後にイオンモール春日部のフードコートでマクドナルドのコーヒーを飲みながら書いているから、その時飲んでいたコーヒーより熱い感想です爆笑
 
(引用)
いやあ。聞きしに勝る作品だった! 
 
 今日は『侍タイムスリッパー』https://www.samutai.net/ 
 
 を見ました。これ京都でお米を作りながら、映画監督もしているという安田淳一監督がメガホン取った自主制作映画なんだけど、池袋のシネマ・ロサ1館のみの上映だったのに、SNSなどで話題に話題を呼び、全国146館で上映拡大になったという作品です。
 
 最近テレビでもそのことが取り上げられていたので、見た方もいるのではないですか?
 
 東映太秦撮影所のスタッフも脚本が面白いということで、通常の10分の1の費用で撮影することを許したという作品です。ネットで安田監督の談話を見ましたが、それでもマンション一軒買うくらいの費用は自費で飛んでいっているそうです。タワーマンションでないにしても安くても5,000万円位かな。
 
 テレビで放映してたところでは、その完成度の高さが話題を呼んたそうだけど、本当にすごいなって思った。
 
 ストーリーも前半はコメディタッチで笑いっぱなし。後半は倒幕運動の薩長と会津藩の歴史も絡んで鬼気迫るものあり。当時の武士の思い、現代の人情など色々がない混ぜになって、結構泣けます。
 
 少しネタバレ方向だけど、特に主役の高坂新左衛門と風見恭一郎の真剣による斬り合いのシーンの最後に、それぞれの藩のことを信じて、闘ったことは意義あることだったのではないかというシーンはそうだよなと思った。
 
今の無意味な国際間の紛争と違い、それぞれ本当に日本という国を良くしたくて、それぞれの藩の方針を信じて闘ったのは意義があったのかもしれない。
 
 それは前半で現代にタイムスリップした高坂新左衛門が発する言葉からも伺えて、それぞれの藩が闘った結果、幕府は倒れたけど、今の豊かな日本があるんだという話に結びつく。 
 
 これ話題以上に良いって思いました。久し振りに良い映画を見たって本気に思えました。これは絶対に見るといいです。 
 
 この監督にインタビューした記事もみてください。これを見ても良いのがわかりますよ。 
 
♯侍タイムスリッパー
(引用終わり)
 
 
 
 
 
 
(取材日 :  2024.  10. 2)