クマの散歩道 Vol. 218 クマ、土用の丑の日を前に早めに鰻を喰らう~船場亭~ | クマの散歩道~大好きなふるさと日光市を紹介するブログです~

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皆様こんにちは。今日7月24日は土用の丑の日ですね。皆様は鰻を食べますか?
 
結構好き嫌いが分かれるのが鰻かもしれませんが、僕は好きだなあ。そこで土用の丑の日を目前にした7月22日(月)鰻を食べに行こうと決めていました。
 
日光市で鰻を食べられるお店は何店舗かありますが、一番有名な鰻専門店は、月曜日が休みなので、日光市大渡にある船場亭(ふなばてい)に行きました。
 
では今回はまず初めにGoogleマップでお店の場所を確認してみましょう。
 
 

日光市の中心街今市市街地からだと国道461号線(日光北街道)で、塩谷町との境、鬼怒川に架かる大渡橋の袂にあります。

 

 

この日は鬼怒川温泉に用事があってその帰りがけに寄ったので、塩谷町船生側から大渡橋を渡りました。今はちょうど橋の右岸側半分を工事していて、対面通行になっているため、大渡橋の真ん中で対向車待ちをしたから、こんな写真を撮ることが出来ました。船場亭はこんなふうに茅葺き屋根の古民家風の建物です。
 
手前の川にせり出した緑地は、かつてこの中州まで梁が架けられていたことがあります。上記店名をクリックするとお店のホームページにリンクしますが、そこの写真には梁が設置されていた時の様子が載せられています。
 
でも台風の時期などには、鬼怒川上流のダム群が放流したり、ここまで山間部から流れ出る沢からの水を集めて、この辺りは川幅一杯に大量の水がごうごうと流れるので、そのたびに梁が流されて何度か架け直していたのを、いつの頃からか架け直さないようになって久しいです。
 
この辺りは日光市と塩谷町との市町境で、大渡橋の右岸は日光市、左岸が塩谷町、左岸に出て、栃木県道77号宇都宮船生高徳線へと左折 (厳密には右折してもしばらく国道461号線との重複区間を経て、宇都宮の石那田で日光街道につながる) して、高徳(たかとく)に入ると、ここも日光市域になります。
 
 

13:00回ってからの訪問でしたが、まだ観光でいらしたお客様がたくさんいらっしゃって、駐車場は9割方埋まっていました。ホームページに書いてあるように元々梁があって、大渡観光やな船場亭と冠しているだけに、どちらかといえば観光のお客様向けのお店です。そんなわけなので観光シーズンになると駐車場に入ろうとする車で、大渡橋の上まで渋滞するということもあります。
 
 

こんなふうに茅葺き屋根の趣ある古民家風の建物です。
 
 

しばらく行ってなかったけど、左側にプレハブの建物を増築して、そちらにも席を設けたようです。
 
 

席を決めたら、前会計なのでメニューを見て食べる物を決めて、中央付近にあるレジで注文をして料金を支払います。
 
 

注文して、大体どこの席にいるかを伝えて、食券代わりのこんな番号札をもらいます。




ちなみにテーブルにはこんなプレートが置いてあって、席を決めたら裏返して「お食事中」にし、食べ終わったら「空席」にして帰ります。来た時はスタッフのお姉さんに聞いたら「空席」と出ている所に自由に座っていいそうです。

前はこんなシステムなかったけど、なかなかこれいいですね。写真撮りとかしてて席を外しても、ほかのお客様が空席と勘違いして座ってしまうのか、スタッフが水などを片付けてしまったりということがありませんから。

入口でお客様が順番待ちしてるほど混んでいる時は、空いた席をスタッフが案内してくれるのかな。そこはわかりません。


(上で使った入口の写真の切り抜きなのでピンボケです)

平日なのにお客様が割とたくさんいらっしゃったから、オーダーから提供まで60分待ちですと表の看板に出ていたので、周りを写真撮ったり、スマホを見たりしながら過ごしていました。

更に混んでいる多客期はもっと待たされるでしょうからこちらに伺う時は時間的に余裕を見てないと行けないかもしれませんね。



周りを見てみました。こんな風に鬼怒川の畔にお店があります。お店の左手上流側すぐの所に、先程渡ってきた大渡橋が架かっています。橋の下に半分ほど工事用の幕が掛けられています。橋の上からお店の全景を撮ったのが、ちょうど幕の切れる辺りです。そして橋の下に見える緑地帯が中州になっていて、かつてはこちら側から梁が架けられていたというわけです。
 
 

店内をあちこちと撮ってみました。母屋の入口付近から、中央のレジ付近まではかつての面影を残しており、新しく床張りにしていたりと改装はされていますが、冷房が入っていません。この日は日光市でも30℃越えの夏日だったので、多くのお客様は入口対面に増築された建物か、母屋南側を区切った冷房が入っている席、あるいは川沿い軒下のテラス席に集まっていました。
 
 
これがあとから撮った母屋南側の冷房された区画です。母屋半分の冷房の入ってない部分は確かに初めは暑いなと思いましたが、扇風機がたくさん置いてあるので、落ち着いてくると扇風機の風でも十分でした。
 
昔はうちもそんな感じでエアコンなんてなくて、窓を開けて扇風機を回せば何とか凌げたものですが、近年の異常な暑さでは、とてもエアコンなしでは過ごせなくなりました。船場亭は川沿いであることと、昔風の家の造りから今でもそこまでは暑くないのかもしれません。スタッフの皆さんはほとんど母屋で仕事をしているので、慣れもあるのでしょうね。
 
 僕は 冷房ない所で、昔はこんな物だったかなあなどと、思っておりました。

これは帰りがけに撮った入口対面(駐車場から来ると左手)のプレハブの建物ですが、こちらも冷房されているようです。



ブラウン管の古びたテレビがあったり、上の写真でテレビの上の棚に乗っているのはラジオでしょうか。
 
 
上がり框の際には長火鉢がありました。見ると底が板張りになってますから、今はあくまでお店のインテリアとしての役目を与えられているようです。
 
 
入口付近には囲炉裏が2つ設置されていました。
 

入口の左側は鮎やイワナなどを焼く焼き場と、レジになっていて、その区画のこちら側に竈もありますが、インテリアとお湯を沸かす位なら実用として使っているのかもしれません。厨房はこの写真の背中側にあるので、この対面の区画ではメインの調理はしてないようです。
 
 

土間の入口脇に、これもラジオですね。ここからは実際に音が出ていたので現役のようです。
 
 

元々ここにこの建物があったのでなく移築だと思うので、復元ですが梁は当時のままの物を組み直しているのでしょう。立派な梁がたくさんあって、本来なら座敷であろう写真右側には天井も張られています。本当の民家であれば、この天井裏の部分で蚕を飼っていたのかもしれません。
 
船場亭の場合はここはあとから作っているように見受けられるので、あくまで再現でしょうが。この向こう側が冷房の効いた部屋です。
 
 
上がり框の左端には黒電話がありました。お年頃の僕は子供の頃に、これより少し新しいタイプの黒電話が多くの家にあったものですが、今は黒電話はおろかダイヤル式の電話すらなくて、今の若い人たちはこの電話でどうやって電話を掛けるのかわからないというのは、テレビの定番のネタになっていますよね。
 

さていい加減席に戻って来ましたよ。

僕の座った席の近くにこんな古風な行燈みたいなライトがありました。


僕はレジや魚焼き場のある対面、厨房の前の冷房の効いてない所に陣取りましたので、こんなふうに扇風機が並んでいて、周りは僕しかいませんでした。


席についてスマホを見ていたら、厨房の責任者がスタッフに対する指示をマイクで入れる(魚焼き場とかが離れているからかな)のですが、順番変えて72番のうな重先にしますという声が聞こえて、おお僕のじゃんありがとうございますって思いました。

僕は先になったからうれしかったけど、逆の立場だったら何だよって思うかな。いや、どこの食事場所でも調理の都合に より、順番は前後することもありますというお断り書きがあるから、普通の裁量ですよね。


どーどんとうな重到着~。60分待ちとなっていたけど、僕のうな重を先に作ってくれたのもあって、たぶん30分位で到着したと思います。

ちなみにセコいようですが、うな重が4,300円、うな丼は2,350円でちょっと高いかなあとこの時は少しだけ思いました。観光地価格なのかなあとか。

でも鮎の塩焼きが550円。本当に観光地価格だと、これを700円位とぼったくりか?というような価格で販売している所もある位だから、その価格から見て、今年は鰻もそんなものなのかなと思ってもみました。

あとで東京で鰻屋さんをしているお友達とほかの用事で話をしている時に、このことを話したら、原価からして価格はそんなものだよと教えてもらいました。しかも炭火焼きだからねということです。やはり船場亭さん、きちんとした商売なさっていますね。


蓋を取ってみました。写真では表現し切れていませんが、本当に香ばしくふっくらと焼かれた鰻でした。


そうそうこれを載せなくては、鰻は一色産の物を使っているそうです。鰻には素人の僕も愛知県西尾市の一色町が鰻の名産地であることは知っています。それを大田原産の木炭でふっくらと焼き、船場亭秘伝のタレで香ばしく心を込めて、仕上げているんだ。

こんな鰻ですから、値段が張るのも当然ですね。


めちゃくちゃおいしそうでしょラブ


ほらあ。

ちなみにうな丼との値段の違いはうな重は鰻が1尾丸々乗って、うな丼は半尾だそうです。レジでメニューを見て決める時に説明していただきました。


アングル変えて撮っちゃったもんね。


味噌汁。


お漬物。

観光のお客様向けと思っていたので余り足が向かないのが正直なところでしたが、今回、鰻がとてもおいしかったのでまた行ってみようと思いました。

上でも書いたように、人気のお店だけにシーズンには激混みですが、船場亭さん、ぜひ皆様も行ってみてください。





(取材日 : 2024. 7. 25)