クマの散歩道 Vol. 121 クマが鬼怒川に架かる橋をご案内します~その5白岩からむささび橋への記事からの続きです。龍王峡とそこに架かる橋の紹介は3回に分けてアップしていますが、今回が3回目になります。
むささび橋を渡って右岸を虹見橋まで進みましょう。
少し進んだところで対岸に小さくて細い滝が見えました。
更に進むと小さなベンチがあって、底なし沼がありました。落ちたら奈落の底まで落ちるのだろうか
また対岸に滝が見えました。竪琴の滝です、滝の上部に小さな橋が架かっていますが、左岸ルートで通る橋です。
ここにもベンチがありました。そしてここの緊急時の通報用の番号は4番、川上から歩いてきた僕にとってはあとちょっとでゴールであることがこの番号からもわかります。
途中の道標。龍王峡駅、すなわち市営駐車場のあるところでもありますが、そこまであと0.6kmです。
そして3番の番号が付番された丸太の道標もありました。
右岸ルートは多少のアップダウンがあります。
上の写真の石段を下りて、川の様子を写してみました。水の色もきれいです。
ここはモリアオガエルの棲息地のようです。
※資料取りに当たって、ほかに面白い資料を見つけましたので、いくつか参考にリンクを貼っておきます。
右岸の遊歩道もきちんと整備はされていますが、それでも場所によって、自然の岩や木の根っこがゴツゴツとしていますので、足元には十分注意してください。
こちらでも紅葉がきれいでした。
黄色もまたいいですね。もしかすると龍王峡の紅葉はこの時すでに遅いくらいだったのかもしれませんね。僕が毎日ジョギングをしている市内の街路樹も葉がかなり落ちているところも多いですから。
赤、黄に緑色が入るとそのコントラストでますますきれいに見えますよね。ここでは葉っぱの緑と川の水の緑が映えています。
そして真っ赤な紅葉。
フラットな木道。虹見橋はもうすぐです。
そして黄色の紅葉。
さあ、いよいよ虹見橋です。僕の今回のハイクも終盤戦です。
虹見橋はこんなふうに〝く〟の字に屈曲した橋です。
虹見橋から上流側を望んだところです。自然が織りなす芸術の世界です。
そしてこちらは下流側です。こちらもきれいでしょう。また後日取材しようと思いますが、龍王峡から下流の鬼怒川温泉街も渓谷が美しいところです。
石段を上がっていよいよ帰り道です。
来た方向、右岸の様子。対岸の紅葉もきれいです。
右岸ルートと左岸ルートの分岐点にある道標。
帰り道に架かっている木橋と下を流れる清冽な沢の様子です。
虹見橋と駐車場のほぼ中間地点には、五龍王神社(ごりゅうおうじんじゃ)が鎮座しています。
そして神社の裏手には虹見の滝があります。何と滝が出来たのも河床の浸食によるものなんですね。
ここにもこの案内板がありました。見てきたようのに龍王峡は自然をしっかり探究出来る素敵な場所です。
そして看板の下にヤマビル(ウィキペディアの該当項目にリンクしますが、写真も出ていますので、虫などが苦手な方はリンクを開かないほうが良いかと)が龍王峡にもいるようです。こいつが本当に曲者なんです。ヤマビルは特に夏場に多く発生するようですが、リンク先のウィキペディアの記事によると、房総半島では4~11月に活動しているようですから、秋口でも安心は出来ないかもしれません。ほぼ日本全国に棲息しているようですから、ハイキングの時は、夏場といえどもしっかり肌を隠す服装が必要です。
さあ、市営駐車場の傍らに並ぶ売店の裏手まで帰って来ました。
ここではどちらに行っても駐車場に帰れます。今回はあえて真っ直ぐ進んでみました。
こちらに回ると五龍王神社の一の鳥居があります。
駐車場脇にはたくさんの売店が並んでいます。
こちらが先ほどの近道となっていたほうの道です。
龍王峡の名前が入ったオブジェ。東武鉄道の社長であった根津嘉一郎氏の筆書です。
こちらは龍王峡のシンボルモニュメント。
国道沿いには大きな石に彫られた銘票もあります。
日光市で建てたハイキングマップ。これの小さいものが、遊歩道の途中にもありましたね。
以上、3回に渡って、紅葉の季節の龍王峡とそこに架かる橋の紹介をしてきました。龍王峡は自然の雄大さを肌で感じられる名勝です。交通の便も良のでぜひともお訪ねください。
(取材日2018.11.8)