海の見える駅、鎌倉高校前に停まる江ノ電。
鉄道大好きな僕は、日光市を離れ鎌倉まで行って来ました。少し早起きはしたけれど、日光市からは鎌倉に日帰りで行くことも可能です。
今回は、東武線日光線で栗橋駅まで出て、栗橋駅でJR宇都宮線に乗り換えるルートを取りました。JR宇都宮線の電車は、上野東京ラインから東海道線の熱海まで直通する電車です。この電車で藤沢まで直行しました。
日光市からだと、まず真っ先に考えつくのは、東武鉄道の特急で浅草駅もしくは北千住駅に出て、そこからいくつかの電車を乗り継ぐ方法ですが、これだと乗り換えが大変だし、乗り換え時間も含めると結構時間がかかってしいます。だから、今回のように東武線で栗橋まで出てJR在来線の利用か、もしくはJR日光線で宇都宮に出て同じくJR在来線利用が意外に便利で早い方法です。
今回は時間の関係から、東武日光線で出る方法を取りました。宇都宮に出ると距離的には少し遠回りになるので、栗橋経由のルートが一番早い場合もあります。
ただ東武線日光線もほとんどの時間帯は、南栗橋まで直通する電車はなくて、朝6時台(下今市駅発6;35)のこの電車は数少ない直通電車です。この電車は、列車種別が区間急行とはいってもほとんど各駅に停まり、駅を通過するのは南栗橋側の数駅のみです。それでもこの時間帯、このルートが予想のほか早いのが今回わかりました。
東武線も多くの時間帯においては、新栃木もしくは栃木で乗り換えて栗橋まで出ることになります。
東武日光線からJR宇都宮線への乗り換えは簡単です。ほとんど同じ会社同士の乗り換え並みで、同じJR同士の宇都宮駅での乗り換えより、駅が小さい分楽かもしれません。特に今回は乗り換え時間6分という、同じJR同士の乗り換えよりスムーズな乗り換え時間です。今回このルートを取ったのもこんなところにからくりがあります。
JR線では普通車グリーン席を利用しました。この座席は下手な特急電車よりシートの座り心地がよいので結構利用価値があります。
JR線も湘南新宿ラインや上野東京ラインという運転系統が出来てから本当に便利になりました。栃木方面から鎌倉方面に行くには、湘南新宿ライン経由横須賀線直通の電車で鎌倉駅に出る方法がありますが、今回は藤沢から江ノ電に乗るべく、上野東京ライン経由東海道線直通の電車にしました(※1)
※1 JR宇都宮線は、上野東京ライン経由の電車は東海道線に直通し、湘南新宿ライン経由のは横須賀線に直通する運転系統です。
そして今回は初めてモバイルSuicaを利用して、ネット上でグリーン車の利用情報登録をしました。これだとスマホ一つで出来るので本当に便利ですね。
スマホをここにタッチしてランプが赤から緑に変われば座席の利用が可能です。ちなみにグリーン券は車内でもグリーンアテンダントから購入出来ますが、駅、あるいはモバイルSuicaでの料金より高くなります。
モバイルSuicaのグリーン料金は、駅で買う場合の事前料金と同じ金額です。
停車駅は多いとはいえ、座席は特急電車並み、栗橋で乗ってしまえばあとは乗り換えなしで藤沢まで行けるのは本当に楽です。
藤沢駅まではスムーズにいきましたが、藤沢駅でちょっとトラブル発生。
東海道線グリーン車(15両編成の5号車)を降りたところがちょうど階段になっていたから、そこを上がって自動改札機をモバイルSuicaでタッチして通過したら何か様子が変なんです。小田急のホームへ下りる階段が・・・。何と小田急との乗り換え口の改札機をモバイルSuicaで通ってしまったわけです。
藤沢駅は小田急線との乗り換え専用の跨線橋があるみたいんです。ほかの駅だと共通の跨線橋(橋上駅)の一角に乗り換え口があることはよくあるけど、乗り換えのためだけの跨線橋って・・・紛らわしい。東海道線から降りる人も、逆に小田急から降りる人も、結構間違える人も多いみたいですよ。僕が間違いに気づいたときも小田急側から来て戸惑っている人がいました。
Suicaは一度出場記録がついてしまうと、あるいはき
ちんとした出場記録をつけておかないと、そのあとの改札口を通ったときにエラーになってしまいますから、そのままではまずいんです。だから、乗り換え改札(ここは小田急の管轄)で理由を話して乗り換え改札口を再度逆行。そのときに渡してくれるのがこの証明書です。こんな証明書があること自体からもいかに多くの人が間違えるかも伺い知れると思います。
そこからはまた東海道線のホームへ戻ります。
小田急との連絡専用の跨線橋からちょっと東京のほうに寄ったところに、きちんと出口用の跨線橋がありました。本当にわずかの距離です。ホント知らないと紛らわしい。一本化したほうがわかりやすいのに。混雑を避ける意味なのかな。
そしてJRの改札口の係員のいるところで上の証明書とSuica(僕の場合モバイルSuicaだからスマホそのものを)を渡して、JRの改札口を出場したという記録をつけてもらいます。
で、どういう利用履歴になるのかなって思ったら、栗橋で入場→藤沢で出場。ここでは乗り換え口だけどJRの改札口を出場したことになっています。
たぶんこれでまともに小田急に乗り換えて小田急のどこかの駅、例えば生田駅で降りたのなら、このあとに、小 藤沢入場(頭の「小」は小田急の改札口という意味)→生田出場とつくんだと思います。
で今回の場合はというと・・・
同じ改札口を逆行したのに、こちらはきちんと、小 藤沢で要するに小田急の藤沢で入場したことになってます。
それからJRの藤沢で出場した記録が無事につきました。頭には字の記載なし。でも窓出(=有人窓口を通過というような意味合い?)と書き込まれ、無事出場した記録がつきました。で、小 藤沢入場→(JR)藤沢出場と同じ構内での入出場には、料金は0円という記録となりました。
無事、脱出(大袈裟
)完了
そして江ノ電の藤沢駅まで来ました。
ここでは、のりおくん(何というセンスのないネーミング)という一日乗車券を購入。ここではカード型のSuicaは使えましたが、モバイルSuicaは無理でした。
江ノ電路線図 江ノ電のホームページから引用させてもらいました。
藤沢駅に到着する江ノ電です。折り返し鎌倉行となります。

到着して鎌倉行になった電車。中国からのインバウンド(外国から観光にくること)の方たちで結構混んでいました。
そしてまずは江の島駅で下車しました。藤沢駅から6番目の駅です。
ここは江ノ電が道路と並走して走る区間なのでそれが見たかったのです。
これは鎌倉から藤沢へ行く電車を撮ったもので、写真奥が腰越駅方向、カーブして右手が江の島駅です。逆方向の藤沢から鎌倉へ行く電車が江の島駅を出てここを通るところも撮影したつもりだったのですが、撮れていませんでした

この車両は1000形+500形の編成です。
撮影している場所の背には、日蓮宗の龍口寺(りゅうこうじ)があります。大きな山門があって、小高い山に境内が広がっています。このお寺の参拝は予定に入ってなかったのですが、うちの宗派が日蓮宗なのでお詣りしたところ、とても素敵なお寺でした。お寺の写真はまた別枠でアップします。

龍口寺を参拝してから、再度藤沢行の電車を、今度は道路の反対側から撮ってみました。この編成は1000形を前に、後ろには江ノ電色のレトロ車両20形を連結しています。
さくらトラム(都電荒川線)も一部道路との並走区間が残っていますが、それと比べても道路幅が狭く、目の前に電車が走っている姿はすごいですよ。ある意味恐くすらあります。
交差点の角には、江ノ電もなかを売るお店があって、元東急玉川線から移籍した600形のうちの一車両、651形の前面だけが保存されています。
次は鎌倉高校前駅で下車。ここは藤沢から来ると、沿線で最初に海が見える場所です。藤沢駅から数えて8番目の駅です。
乗ってきた電車をパチリ。これも1000形です。
ホームのベンチに座ってしばしのんびり。目の前には太平洋の大海原が広がります。
目を西に向ければ江の島が見えます。
江ノ電は昼間の時間帯、15~20分間隔で運転されています。入ってきたのは2000形のようです。
ここは某アニメで有名になった踏切。ここだけに異様なほどの人だかりがしていました。全員中国の方たちです。日本のアニメの影響力はすごい

ただ一言苦言を。中国から観光に来てくれることはうれしいことだけど、車道に平気で出て写真を撮っていたり、歩道の縁石に何人もで座り込んでいたり、グループで大騒ぎしていたりと、一部でマナーの悪さが目立ちました。江の島駅近くの道路並走区間でも狭い車道の真ん中を歩いていて危ないと思いました。一部の人のために日本に来てくれる全中国人が悪く思われるのではそれこそやるせない。
〝他人の振り見て我が振り直せ〟自分でも、海外にいくことがあったら気をつけないと。
通過している車両は20型レトロ車両+1000形です。時間的には、たぶん江ノ島駅で龍口寺を参拝したあとに、静止画で撮った藤沢に向った列車が戻ってきたものだと思います。

電車が通っていないときは、踏切の向こうは大海原が広がります。この踏切は鎌倉高校前駅から50mほど東、鎌倉寄りに寄った場所にあります。
鎌倉高校前駅に戻って、駅の入口です。この駅は無人駅で単線単式ホームの駅です。単線単式というのは線路が一本で、ホームも一本の形の駅をいいます。
この編成は前に少し新しい車両(たぶん2000形かな)、後ろに古めの車両(300形)を連結していました。両者の間は行き来出来ないようになっていて、こちらは新しい車両の最後部の運転台です。
ちなみにここは、鎌倉高校前から少し鎌倉駅側に寄ったところにある、峰ヶ原(みねがはら)信号場です。車内からなのでわかりにくいのですが、反対側に電車がいるのが見えると思います。
信号場というのは、駅以外で上下の列車がすれ違えるようにした鉄道設備のことをいいます。
これは僕がアップしたものではありませんが、峰ヶ原信号場での列車交換シーンがきれいに撮られている動画を見つけました。
こちらは 、次の駅についてから後ろに繋いでいた古い車両の編成のほうに移って、今度はそちらの運転台を撮ってみました。
こちらの車両形式は300形です。
極楽寺駅のホームに着いたところです。極楽寺駅は藤沢駅から11番目の駅です。
そしてこれが極楽寺駅の駅舎です。趣のある駅舎ですね。この駅の裏手すぐのところに、駅名の由来になった極楽寺があります。
撮るタイミングが早かったのですが、極楽寺の先で江ノ電は沿線で唯一のトンネル、極楽洞を潜ります。
これは長谷寺や鎌倉大仏、由比ヶ浜などへの行くときの下車駅、長谷駅です。長谷駅は12番目の駅です。ここから一つ鎌倉寄りに由比ヶ浜という駅がありますが、海岸へはこちらからのほうが近いです。
そして前回の記事で書いた長谷食堂の中から見た江ノ電。踏切待ちをする軽トラックの陰になってしまいましたが、2000形のようです。
江ノ電が鎌倉駅に着いたところは撮り忘れましたぁ~

鎌倉に着いてからは小町通りを歩いて鶴岡八幡宮まで行って駅に戻ってきました。ここからは前回の記事で書いた通り、横須賀線から湘南新宿ライン直通の電車で渋谷まで帰ってきました。帰りはロングシートでも良かったのだけれど、疲れたのでグリーン車で帰ってきました。やっぱりグリーン車は快適でした

渋谷に着いて東横のれん街でお土産を買って、この日は109下の道玄坂下出口から外に出ました。それからはセンター街で自分の買い物をして、前の記事で書いたアロッサ渋谷へ行きました。
帰りがけの松濤郵便局入口交差点。アロッサ渋谷は、この先の路地を右に入ったところにあります。
東急田園都市線と地下鉄半蔵門線の渋谷駅入口。今はこの両線と東武線の南栗橋駅まで3社線乗り入れがされて本当に便利になりました。ここで地下に下りてもJR線や東急東横線、地下鉄副都心線の渋谷駅にも行けます。
〈取材日 2018.9.19〉