栃木県の地方紙、下野(しもつけ)新聞の の朝刊では、日光市内長畑地区で秋ソバの花が里山を染めるという記事が掲載されました。
下野新聞2018年9月13日 木曜日付 第一面記事
~以下、記事より引用
『秋ソバの花里山を染める 日光、生育は良好』
県内有数のソバの産地、日光市。市南部の長畑地区で12日、小型無人機を使って上空から映像を確認すると、白いソバの花が畑を染め、稲刈り前の稲穂とともに里山を彩っていた。
長畑農産物生産組合によると、地区の作付面積は21㌶。ことしは台風の影響も受けず、適度な雨量で生育は良好という。
藍場善正(あいばよしまさ)組合長(80)は「新そばには期待が持てる。10月中旬の収穫まで順調に育ってほしい」と話した。
写真愛好家も訪れて被写体にする花は、9月末まで楽しめる。
(文・写真 橋本裕太)
~引用終わり
記事の通り長畑地区は日光市南部に位置する地区です。日光市内ではこの長畑地区はもちろん、市内全域において蕎麦の栽培が盛んで、この時季になると、白い可憐な花が咲き誇ります。
そして日光市では、市内各地域においておいしいおそばが食べられます。合併前の今市市、藤原町(特に三依=みより地区)、栗山村など各地域において名が通っているので、どこかで一度は食べたことがあるという方も多いかもしれませんね。
こちらは本日撮影した、市内東部の針谷(はりがい)地区の蕎麦畑の様子です。まるで白いじゅうたんを敷き詰めたようです。
カメラを近づけてみると、こんな可憐な花なんですよ
かすみ草かアリッサムの花のようです。こんな蕎麦の花が僕は昔から大好きです。
蕎麦の花の花言葉は・・・
「懐かしい想い出」「喜びも悲しみも」「あなたを救う」
だそうです。可憐な花に似あった花言葉だと思いませんか。
ところがこんな可憐な花にもかかわらず、蕎麦の花には独特の匂いがあります。それにもきちんと理由があって、蕎麦の場合は他家受粉だからなんだそうです。他家受粉というのは、蜂などの昆虫に運んでもらう受粉方法をいいます。
独特の蕎麦の花の匂いも昆虫たちにとっては魅惑的な匂いなんだそうです。一株に600もの花をつけるといわれている蕎麦も、実になるのはその1~2割程度ともいわれています。蕎麦も子孫を残すために必死なんですね。そんな低確率の受粉によって出来たんだと考えてそばを食べると、余計においしく感じるかもしれませんね。
蕎麦の花は開花時期は、4月~5月(春まき)、9月~10月(秋まき)となっています。この時季になると市内各地で見られます。
でも蕎麦は畑で普通に作付されているものなので、見学のための駐車場はありません。車窓からそっと楽しむか、車を停めるにしても駐車禁止の場所や他の交通の邪魔になるところは避けてください。またかつて真岡鐵道のSLを撮影するために畑の菜の花を踏み荒らしたという事件がありました。そんなふうに生産農家の方に迷惑をかける行為もご法度であることは言うまでもありません。
蕎麦の花を見に、または間もなく収穫を迎える秋蕎麦を食べに、ぜひとも日光市に足をお運びください。




