昨日からベトナム出張。
町をプラプラ歩いていたら、ふと昔考えたことを改めて思い出した。
昔というのは、バリの田舎に行ったとき(もう6年前かな)。
何かというと、
「モノやサービスの値段の決め方が、”理にかなっている”こと」
基本的には、ベトナムには値札はない。
つまり、売りたい人と買いたい人の値頃感が擦り合った値段が、
そのモノやサービスの値段になる。
当然、日本人に売る時と現地人に売る時とでは値段が違う。
なぜなら、同じお金でもその重みが違うので(貨幣価値が異なる)。
もちろん、日本人の中でも、そのモノやサービスにどのくらいの価値を
感じるかで欲しいと思える値段が変わってくる。
また、売買が成立する瞬間に双方が立ち会ってお互いの値頃感を
摺り合わせるので、機会損失を少なくできる。
同時に、売り手は買い手の値頃感(どの価格だと売れるか?)を
リアルタイムに把握できる。
非常に”理にかなった”システムだなぁと思った。
一方、日本の場合、値札がないお店は殆どない。
基本的に、誰にでも同一価格で販売する。
また、値頃感の摺り合わせ(価格交渉)も発生しない。
買い手は、売り手の提示価格を高いと思えば、何も言わず去っていく。
どちらが良いかという議論は、置いておいてベトナムの売買システムは、
一見古いようではあるが、理にかなっている。
意外と学ぶべきところがある売買システムだと思った。
そのとき感じたのは、
①買い手がそのモノやサービスにどのくらい価値を感じるかで値段を変える
のは必ずしも悪いことではない(逆に理にかなっている)。
②値頃感を摺り合わせられる機会や場があれば機会損失が減ると同時に
次の施策に生かせる。
ということ。
日本にいるときは「モノやサービスには決められた値段がある」なんて常識だと
思っていたが、新たな発見だった。
この時感じた事は、仕事をしている上で少なからず役立っていると思う。