グアテマラに強い興味を持っていたわけではなかったんだけど、安田菜津記さんのトークイベントにうかがった1週間後には、映画「1日1ドルで生活」(原題:Living On One Dollar)を観に行ってきました。
内容は、グアテマラの貧困地域で56日間で、1日1ドルで生活したアメリカの大学生たちによる実践ドキュメンタリー。
国際ガールズ・デー キャンぺーン2019の一環で豊洲のユナイテッドシネマで上映されたこの映画。
グアテマラから来日中の20歳の大学生エベリンさんの講演もあるとのことだったけど、うちから豊洲まで夜行くには、ちょっとハードルが高い💦
というわけで、銀座での上映会に行くことにしたのでした。
ところが銀座での上映日当日の午前中、なんと!
エベリンさんがプラン・インターナショナルにいらっしゃり(先月からボランティアとして週1でお世話になっている)、お昼休みに職員のみなさんの前でお話をされるとのこと。ボランティアの私にも声をかけてくださり、ラッキーなことに豊洲に行かなくてもエベリンさんのお話をうかがえました。
エベリンさん登壇の様子(Yahoo!ニュース)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191015-00010003-alterna-int
4時間のボランティアを終え、銀座へ。
「1日1ドルで生活」は、アメリカの大学で国際開発学を学ぶ学生たちが56日間1日1ドルで生活する様子を撮影したドキュメンタリー映画。
寝るところも土の上に薄い布を直に敷いた上に寝転ぶだけ、もちろん満足な食べ物を得るのも難しい。そうそう、水道水なんて望めるはずもなく、自然の湧き水が飲料水なんだけど、虫が浮き、ゴミが沈殿。
ダニには刺され、寄生虫が原因で嘔吐に高熱とかなり厳しい現実に直面します。
学生たちにとっては56日間で終わるけれど、現地の人はそうした厳しい状況で暮らし続けていかないといけないわけで。
彼らの生活が少しでも良いものになるように、「なんとかならないのかな」「何かできることはないのかな」と思うんだけど、「でも、一時的な思い付きの援助とかでなんとかなることじゃないんだよ」「でも何かしないと何も始まらないし」など、私の中でも複雑な思いが去来します。
涙が出そうになったのは、1日1人1ドル数十セントで暮らす家族が大学生の彼ら4人を家に招いて、ごちそうでもてなすシーン。
「貧しくても心は豊か」って、よく言うけど、こんな一言では到底足りない。
人としての在り方についても深く考えさせられました。
「より良い生活を求める私たち」に対して、「生きのびるために闘わないといけない」という彼らの言葉を聴いたあと、銀座の街を歩いて帰る私。
デパートのショーウィンドーに並ぶハイブランドの洋服、ジュエリー、バッグ、靴を見る気持ちの複雑なこと
ネタばれになるので、多くは内容について書きませんが、ご興味がある方は、アマゾンプライムでも観れるみたいなのでリンクを貼っておきますね。
1日1ドルで生活(字幕版」
https://www.amazon.co.jp/%EF%BC%91%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%A7%E7%94%9F%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%8F-%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%89%88-Chris-Temple/dp/B017UAXX24/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=1%E6%97%A51%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%A7%E7%94%9F%E6%B4%BB&qid=1571062259&s=instant-video&sr=1-1
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