10月1日、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんのトークイベントに出かけてきました。
それまで「グアテマラ」に対してそれほど興味を持っていたわけではなかったのですが、夜の六本木に思い切って出かけたのは、安田さんに以前から興味があったからでした。
安田菜津紀さんがグアテマラのプラン・インターナショナル活動地を訪問した際に撮影した写真37点が展示されたギャラリーにて。
グアテマラで生活する人々の様子を写した写真に囲まれた会場で、グアテマラの現状、現地を訪問して感じたこと、子どもたちの様子など、さまざまなエピソードをお話くださいました。
女の子は、教育を受ける権利も与えられず、10代で結婚・妊娠。
「女の子のお金をかける価値はない」
女の子自身も「自分には何の権利もない」と思って生きており、社会全体が負の価値観のスパイラルで回っている。
というお話でしたが、支援団体の努力により、少しずつ人々の意識が変わり、生活にも変化が出てきていることが救いです。
また、会場にいた我々の心を揺さぶったのが、「雨風をしのげれば体は生きていけるが、心は生きていけない」というお話。
2018年6月に起きたフエゴ火山噴火によって、被災者用仮設住宅での生活を余儀なくされている男の子。トランペットが大好きで、理解を示してくれた学校が、トランペットを彼に貸してくれるので家でも練習ができるというお話だったと記憶しています。
安田さんいわく、明日も生きていけるかなという状況の中で、「カルチャーのチカラ」が与えるものは大きいと。
「必要最低限の生活で体は生きていけても、それだけでは心が生きていけないんだ」というこの言葉、「ただ生きていればいい」ということではないんだということ、当たり前だけど、あらためて心に突き刺さりました。
安田さんのグアテマラに関するインタビュー記事は、たくさんありますので、ご興味ある方は検索してみてください。1つここに貼っておきます↓
https://wotopi.jp/archives/91499
フォトブースがあり、スタッフの方に何度も進めていただきましたが、ガラじゃないのでパネルだけ(笑)
プランインターナショナルによる開催報告
嬉しそうに一番前の席で写っております(笑)
https://www.plan-international.jp/news/girl/20191007_18979/
【インターネットラジオ「ウーマンクロスロード」】
毎週水曜日 10：30～11：00 放送中
下記サイト右側の「東日本チャンネル」の▼を押してくださいね。
全国どこでも、海外からでもお聴きいただけます。
https://www.yumenotane.jp/east-wed
【関連サイト】
■女性向けオンライン講座 クレ・ド・キャリエール
■女の分かれ道ウェブマガジン ウーマンクロスロード
～あなたの”決断”が、誰かの”勇気”になる～